エロ漫画持参でエロマンガ島を旅するシリーズ第3回(最終回)。飛行機にドタキャンされて島に閉じ込められるという割とガチなトラブルの中、私はこうして助かりました。
こんにちは!
セカマタ〜(色んな意味で)世界を股にかける女一人旅〜のピノです!
エロマンガ島編の最終回です。
今回は、前回までに伝えきれなかったエロマンガ島の魅力と、最終日に起こった悲劇をお伝えしたいと思います…。
第一回 バヌアツのエロマンガ島にエロ漫画を持ち込んでみた(上陸編)
第2回 バヌアツのエロマンガ島にエロ漫画を届ける旅【島民の生活編】
エロマンガ島の暮らしについてですが…
実はエロマンガ島には電気が通っていません!
なので、電化製品はゼロです。
火は自分たちの手で起こし、陽が暮れたら島全体が真っ暗に。
陽が暮れると、日中ソーラー充電しておいてくれた小さなライトを手渡してくれ、それで離れにある自分の部屋まで帰ります。
(夜になると天の川も肉眼で見えました)
部屋に帰ったところでWiFiもないので、部屋に戻ってもやる事がありません。
充電もできないので、あまりPCは使いたくありません。
夜にエロ漫画が読めないのです…。
夜にもうものなら、日中ソーラー充電した貴重な明かりを使わなければいけません…。
さらには、島民の心が純粋すぎたので、結局最後までこのエロ漫画を手渡す事は出来ませんでした。
純粋すぎる彼らの心には刺激が強すぎると判断致しました。
暴動が起きたら大変だ。
きっとこの判断は間違ってはいない。
朝起きると、連絡係のジョージさんが部屋にやってきました。
彼は島で唯一の無線を持ち、飛行機の運航状況を確認してくれる重要な人物。
ジョージ:今日のフライトは中止だ!
…ええええ?
ジョージ:次の便は一週間後だ!
・・・・・ぇぇええええええ!?!?!?
流石に『エロマンガ島に行ってくる』と言ったまま娘が一週間以上音信不通になったら、親が捜索願を出してしまうんじゃないか…と、この旅で一番焦った瞬間です。
『ま、あと一週間ゆっくりしてけハハハ』とのんびりしている彼ら。
そんな彼らをよそに超焦りまくっている私。
あまりの焦りように、だんだんと彼らも真剣に色んな手を考えてくれ始めました。
トラックの後ろに乗せられ、村中を行ったり来たりさせられ3時間ほど経った頃、(いまだにあの往復はなんだったのか分からない)
なんと、船が一隻寄っているらしいとの情報が!!!
このエロマンガ島は、本島と、火山がある事で有名なタンナ島との間にあるのです。
このタンナ島の観光帰りのイギリス人家族が、本島に帰る前にたまたま寄っていたとのこと!
(そして何もなくてさっさと帰ろうとしていたらしい)
ラッキーな事に、そこに私も乗せて貰える事になりました(;;)
島の皆に見送られ、イギリス人とエロマンガ島を脱出する事に成功。
珍しい日本人の来客だった為、盛大に見送って貰いました。
(この人数でも盛大なんです…)
急な来客に嫌な顔せず暖かく迎えてくれたイギリス人一家。
船で帰るという貴重な体験をさせて貰いました。
しかし、実はちょっと船が苦手な私。。
島民いわく『本島まで10時間くらいじゃない?』との事なので、10時間頑張ろうと決めて船に乗り込みました。
まったく10時間ではなく、倍の20時間かけ、本島に無事到着…!
ばっちり船酔いし、かなり辛い戦いとなりましたが彼らには感謝しかありません。
エロマンガ島での出来事は、綺麗な海に星空、暖かい島民達との触れ合い全てが素晴らしい体験でした。
また行きたい国のBEST3に入ります。
最高な旅になる事間違いなし!(帰れなくなる可能性がありますが)
エロマンガ島は5月〜10月がベストシーズンで、それ以外はモンスーンが酷いから来ちゃダメ!…と言われました。
(この時期に行くと確実に帰れなくなります!笑)
そして念のため、空路だけでなく、海路もチェックしておきましょう…。
>> 連載「下ネタ好きな女子が行くッ☆」のアーカイブはこちら
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