ミャンマーの入国にはビザ申請が必要ですが、例外的にビザ無しで入国できる「タチレク」という街が存在します。そんなタチレクの日帰り観光で意外と楽しめたスポットを紹介します!(タイのメーサイからの入国方法も紹介!)
こんにちは。東南アジアが大好き、SaYangです。
タイの国境に接するミャンマーのタチレクは、ビザ無しでサクッと日帰り観光できるということだったのですが、意外と楽しめたで、印象的だった3つの観光スポットを紹介します!
タイのメーサイという街からの入国方法も紹介しています。
(通常、ミャンマーへの入国は事前のビザ申請が必要。東京・品川のミャンマー大使館 or オンライン申請が可能)
タチレク
タチレク (Tachileik) は、ミャンマーのシャン州タチレク管区にある都市。タイのチエンラーイ県メーサイ郡と国境を接しており、国境線にはサーイ川が流れる。国境から数キロの範囲はビザ無しで数日間滞在できるため、外国人観光客にも人気がある。タイ側から観光客や買い物客が多く押し寄せており、通貨もバーツが通用する。Wikipedia参照。
タイの国境から徒歩で入国できる、ミャンマー側の街がタチレクです。タイ・ラオス・ミャンマーの国境がメコン川沿いに三角型を作り、ゴールデントライアングルと呼ばれています。
タイの国境都市「メーサイ」までは、バンコクのモーチットの近くの北バスターミナルから長距離深夜バスで8~9時間かけて向かいます。写真は明け方のメーサイ。山の方へずーっと行くとタチレクです。
タイ・メーサイでバスを降り、ミャンマーとの国境のゲートまでソンテウ(乗り合いバス)で移動します。こちらがタイとミャンマーの国境のゲートです。出入国の際はここで約1000円を払います。
サーイ川を境に、右がタイ、左がミャンマー。左側の建物一体はマーケットになっていて、食品やお土産物、工具や色々なものがごっちゃになって売られていました。物価の安いミャンマーへ、タイから爆買いしに来るのかな、と言う感じでした。
ミャンマーのマーケットの人達はタイからの観光客の相手をするのがかなり慣れているらしく、何度も話しかけられました。この国境沿いでは観光客にお金を要求する子ども達もいました。
ついにミャンマーにビザ無し入国…!
ミャンマーに入国するやいなや、大勢の三輪タクシーの運転手さんが「ツアーはどうだ?」と客引きをしてきます。2~3時間のコースで効率よく回ってくれると聞き、お願いすることに。
そして向かったのが黄金のパゴダ。
しかし周りは山・山・山…。基本的に何もなく、黄金のバゴダはかなりの存在感を放っていました。
宗教上のものなので突っ込んで良いのか分かりませんが…、日本でもタイでも今まで沢山の仏像を見てきましたが、タチレクで見たミャンマーの仏像はどうやら様子が違いました。
遠目で見ても、なんだか絶妙な雰囲気を放っているミャンマーの仏像たち…。
お顔にクローズアップしてみます。神聖なものなのでしょうから笑ってはいけないものですが、どうしてもこの表情には突っ込まなくては気が済みません。さらには…
筋トレをしている人と、その後ろで澄ました顔で普通に拝む人。腹筋 (もしくは腕筋?)お腹の下だけ板が無いのが気になります。笑 他にも…
表情がユニークすぎる仏像(?)。筋トレ中の彼とは違って、良い感じでお腹が出ていますね。
アカ族や、首長族と言われるカレン族の方々がお土産物屋を営む民族村も訪れました。実際に商品を作っている様子を見せてくれたり、観光客のために伝統的な踊りを披露してくれたりしました。
こちらはアカ族の子供達。小さい子がさらに小さい子の面倒を見ていました。実際にこの冠をつけさせて貰いましたが、想像よりも重かったです。
タチレクからミャンマーに入国してから出国するまでの数時間、なぜか私は「田中さん」と呼ばれまくりました。道行く人々が「田中~田中~」と言って私に近寄ってきます。でも私の苗字は田中ではありません。いっそ苗字が田中だったら面白かったのに。
そんな「田中」の正体がこちら。
タナカ (Thanaka) は、ミャンマーで使用されている、天然の化粧品。化粧としてだけでなく日焼け止めとしての意味もある。ミャンマーのお土産として人気。原料であるタナカの木が「タナカ」という名前の由来。Wikipedia参照。
タナカは日本の田中とはまったく関係なく、ミャンマーの女子たちに人気の日焼け止め用の美用品のようでした。国境の橋の上のタナカの広告の大きさからしても相当人気のようですね。「君は美しいけど、これを塗ったらもっと美しくなるよ」とタナカ販売のお兄さんたちが無断で私の頬に塗ろうとしてきたので、全力で拒否しました…(笑)
カレン族の女の子もタナカを塗っていました。ちなみに塗り心地はスーッとしているようです。(個人的には塗りムラが気になりましたが)
ビザ無しなので短時間ではありましたが、想像以上に濃い時間を過ごすことができました。タイ北部や、ラオスのルアン・パバーンあたりを周遊する予定の方は是非、寄り道がてら、タチレクでディープなミャンマーを味わってみてはいかがでしょうか!
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