オーストラリアのアデレードにて驚きの交通システム「オー・バーン」に遭遇!バスが線路の上を高速で走ります。
近況報告:スマホのお陰でピッキング効率アップ
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在は南部のレンマークという地方都市で農民として働いています。
連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?」バックナンバーはこちら
ライムファームで働く僕、今までは8時から17時までに2~2.5箱分収穫するのがやっとでしたが、遂に3箱作れるようになりました(給料は1箱あたりの歩合制)。しかも、終了時刻は16時半。最速記録も更新しました。
日頃、スマホで音楽をかけながら働いていますが、以下の事を意識したところ、一気に効率が上がりました。
・2曲(だいたい8~10分)で運搬用のバッグを満タンに貯める。
・1箱作るのに平均3時間ほどかかるので1.5時間毎にアラームをかけてペースを確認。
スマホって便利ですね。まさか効率アップに役立つとは夢にも思っていませんでした。
変な乗り物発見
さて、前回はオーストラリアで見られる他の大陸とは全く異なった生態系についてご紹介しました。ポッサムだけではなく、ちょっと街を歩けば川にはペリカンが浮いているし、
日本のスズメやハトと同じ感覚でこんなカラフルな鳥がウヨウヨしています。
しかし、僕が驚いたのは動物だけではありませんでした。今日は僕がアデレードに居た頃、たまたま見つけたちょっと不思議な乗り物についてご紹介します。
柵に囲まれた謎のレール
アデレードで仕事を始めるまでの準備をしていて、毎日ただただヒマしていた時に、アデレードの北東にあるティーツリープラザという場所まで歩いてみる事にしました。
市内からはだいぶ離れたところで柵に囲まれた謎のレールを発見。
一体何が通るのかと思って待っているとやって来たのは……街中を走っている普通のバス!
しかし、バスしか通らない上にまるで弾丸のように高速で行き来しているのです。
オー・バーンという交通システムだった
実はこの路線はアデレード・オーバーンと呼ばれるガイドウェイバスなんだそうです。
ガイドウェイバスは、バス専用走行路の両側に低い側壁(ガイドウェイ)を設置し、バスの走行を誘導する仕組みを持つ。通常のバスの車輪の近くに「案内輪」と呼ばれる小型で水平の車輪が設置されている。Wikipediaより引用
こちらが一般道路とオー・バーンの境目。案内輪がレールにがっちり固定されるから高速で運転しても脱線しないんですね。ちなみにアデレード・オーバーンは世界最長距離のガイドウェイバスなんだとか。
日本にもあった
それにしてもレールに沿って高速で走るバスがいきなり一般道に合流するなんて、まるでゆりかもめがそのまま一般道に乗り入れるようなもんです。世界第6位の面積を誇る広大なオーストラリアだから出来るのであって、日本じゃきっと無理……って思っていたら、ありました。
名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)では一般道を走る他、専用の高架軌道をバスが走る仕組みになっているそうです。
By Rsa – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=14304220
「バスに乗って気づいたらレールの上を走っていた」なんて不思議な経験が出来る場所は日本では名古屋ぐらいだと思いますが、オー・バーンはアデレードの他、ドイツやイギリスでも体験出来るのでこれらの国で、オーバーン体験されてみてはいかがでしょうか?
4月度の収支報告
さて、僕がオーストラリアに来てから早くも2ヵ月半が過ぎようとしていますが、貯金は上手く進んでいるのでしょうか?
ライム(31箱):2479.5ドル
ロックメロン手伝い(4.5時間)76.5ドル合計:2556ドル(約207036円)
支出:1649ドル(約131971円)
利益:75065円
今月はお休みを言い渡される事が多かった事、設備投資、自炊に慣れてきて調子に乗って新しい食材にチャレンジしまくった事などが原因でそんなに貯金は出来ていません。正直、かなり焦っていますが、5月は質素に生活して貯金を増やしたいと思います。
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