ひょんなことから世界三大映画祭の一つベルリン国際映画祭に参加することになった僕。スターウォーズの俳優と飲めるレセプション、レッドカーペットを歩く体験…あまりの非日常にクラクラしました笑
映画はDVD派!編集部のがぅちゃんが、2016年2/11〜2/21に開催された、第66回「ベルリン国際映画祭」に行ってきました!
ベルリン国際映画祭の本会場「Berlinale Palast(Theater am Potsdamer Platz)」にて、ニュージーランドの出展作品『Mahana』のプレミア上映会に参加したのですが、それよりも印象的だったのは上映会の前と後!
プレミア上映会前のレセプションでは主演俳優とタダ酒が飲めたり、上映会後の観客のテンションがやたらと高かったり…。また、関係者達と見るプレミア上映会はまるで合評のようで、ちょっと非日常な体験でした!
ベルリン国際映画祭、通称「ベルリナーレ」 (Berlinale) は、1951年より、ベルリンで毎年2月に開催される、国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の一つ。コンペティション部門では、世界中から優れた映画作品が集められ、最優秀賞である金熊賞(Goldener Bär)などが授与される。2016年の第66回は、2/11〜2/21の10日間開催。チケット販売数33万枚(内、128カ国より業界関係者2万人、ジャーナリスト3700人)Wikipedia、Berlinale HP 参照。
…ちなみに、宮崎駿の『千と千尋の神隠し』は2002年にの金熊賞(同時受賞)を受賞しています。
プレミア上映会の会場のBerlinale Palast(Theater am Potsdamer Platz)付近のポツダム広場には、「ベルリナーレ・オフィシャルパートナー」と書かれたブースが登場。周辺には…
「ベルリナーレ・オフィシャルパートナー」と書かれた車もちらほら走ってました。
僕が参加したのはニュージーランド出展作品『Mahana』の出展を祝うレセプション。ニュージーランド大使館の主催でベルリン・マリオット・ホテルのバーを貸し切って行われました。主に関係者やその友人・家族などが集います。※招待制
入り口には「ニュージーランド大使館・ゲスト」とありました(写真中央上部)。中に入ると…
誰も彼も関係者に見えてきます…なんか皆セレブっぽい…!それよりも僕が感動したのは…
無料の飲み物!さらには…
食べ物までタダ!!居酒屋で1000円で満足できちゃう僕にとっては堪らなかったです…!
【動画】ちなみに雰囲気はこんな感じ。
…実はこの中に、スターウォーズにも出てた俳優が映り込んでいます。どこでしょう?…答えは後ほど!
ニュージーランド出展作品『Mahana』の関係者がリラックスして時間をつぶしている雰囲気で、「ベルリン国際映画祭の舞台裏でこんなことが起こっていたのか…」と、ニュージーランドが映画祭にかける影の努力みたいなものを感じました…。というか素直にタダ酒に感謝です笑
Berlinale Palast(Theater am Potsdamer Platz)
1754席を有するドイツ最大級の劇場。ベルリン国際映画祭の開催期間のみ臨時映画館となる。ベルリン国際映画祭の開催式、各賞の授与式、コンペティション部門に出展された映画のプレミア上映会などがここで行われる。Wikipedia、Berlinale HP 参照。
メリル・ストリープやジョージ・クルーニーがここで開催式に参加していました。※プレミア上映会などのチケットの購入はホームページから可能。
【動画】「Berlinale Palast」(Theater am Potsdamer Platz)のエントランス付近の様子
報道陣(左側)を横目に入場…
入場プロセスは至って普通でした。
ちなみにチケットはこんな感じ。いざ上映室へ向かいます…
ポスターの前で記念撮影している人が多かったです。ポスターをよく見ると…
直筆サインがありました。でもGeorge Clooney…?僕には読めませんでした…涙
こちらはニュージーランド出品作品『Mahana』の監督/俳優陣のポスター。この後本人達がここに来てサインします!
こちらがプレミア上映室。開会式にメリル・ストリープが登壇したのがこの部屋です。座席を見渡すと…
ベルリン国際映画祭の最高責任者「Dieter Kosslick」の名札がありました。今から見るニュージーランド出展作品『Mahana』が彼らに評価されることを考えると、ここが鑑賞というか合評の場の様に思えました…。
上映までの間、出演する俳優達がこの部屋に向かって来る様子が中央のスクリーンに中継されました。
【動画】こちらは『Mahana』の主演俳優が、さっきのポスターにサインしている様子。なかなか飽きのこない演出に感心してしまいました。
そうこうしていると…
ついに俳優や関係者が顔を揃えました!彼らの紹介が一通り終わって…
監督、俳優、関係者、一般観客が皆、この上映室でニュージーランドの出展作品『Mahana』を鑑賞しました。
…ちょっとハートウォーミングな『血と骨』みたいな話でした。
合評とはいったものの、上映中のリアクションは中々よかったです。落胆や笑いの歓声がよく起こり、日本の映画館では体験したことがない雰囲気でした。また、合評のような独特な雰囲気への理解もあるためか、観客には「あたたかく見守ってるあげる」みたいな空気がありました。
…ところで!
例のスターウォーズの俳優はみつけられましたか?
…正解は画面右下。実は、ニュージーランド出展作品『Mahana』の主演「テムエラ・モリソン」です。『スター・ウォーズ・エピソード2』でジャンゴ・フェットを演じていたのが彼です。
レセプションで初めて見た時、「竹中直人おる!」…と思ったのはここだけの話にしておきます。
約1600人の観客が一斉に退室するだけでなく…
さっきスクリーン上で見た俳優達の書きたてほやほやのサインに群がります。『Mahana』の主演「テムエラ・モリソン」(一番右)が、もう竹中直人にしか見えません…笑 外に出ると…
さっき俳優達が歩いてたレッドカーペットの上を歩けるようになってました。これはちょっとテンション上がりました!
正直、プレミア上映会後のエントランス付近が一番盛り上がってました笑
ベルリン国際映画祭のプレミア上映会は、アトラクションっぽくて、始まる前から終わった後まで飽きませんでした。映画はDVD派の僕ですら、映画館派になっちゃいそうな、「映画館=楽しい場所」を思い出させてくれるようなイベントでした!
ベルリン国際映画祭は、そもそも一般客が映画を楽しむのがモットーのイベントでもあるので、映画好きには堪らないイベントなのではないかと思います!(僕はレセプションのタダ酒が忘れられませんが)
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