WWOOF(ウーフ)というサービスを使ってヨーロッパで働くことになった僕ら。ドイツの養蜂場で防護服を着てパチり。
こんにちは。夫婦で世界一周しております旅人 草 -tabibito sou-(旦那)です。他人の嫁を通して世界一周しようという心意気ではじまった連載・嫁の観察日記の第9回目をお届けします。
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ヨーロッパにて、たまには”普通の新婚旅行”っぽさも味わいたいと弾けた嫁(前回)。でも贅沢なことに段々と観光に飽きてきたみたいで、それに物価が高いヨーロッパをもう少し楽しむ為に・・・なんとドイツとフィンランドで働くことにしちゃいました。
ハチミツ目当てで養蜂場へ
2015年8月17日の嫁 @ドイツ
最初の働く場はドイツ・ベルリンの田舎の養蜂場。もちろんハチミツ農家で働く経験なんてない僕らですが、募集を探しながら「蜂蜜農家なら美味しいハチミツ食べられるんじゃない?美味しいハチミツ食べたいよね」とそんな軽い感覚で来ちゃいました。
WWOOF(ウーフ)で海外で気軽に働く!
僕らが利用したのはWWOOF(ウーフ)というサイトです。
WWOOFとは、有機農場で、お金のやりとりなしで「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみです。
WWOOFジャパンより
つまりは、働くけど無償なんです。だから観光ビザでも全世界どこでも働けてしまうのです。
寝泊まりは使い古されたキャンピングカー
2015年8月19日の嫁
田舎娘の嫁は自然に囲まれたこの環境が本当に居心地良さそうです。ただ驚いたのは寝泊まりするのは写真後ろに写っているような使い古されたキャンピングカーでした。泊ったキャンピングカーの詳細は僕らのブログにて
養蜂場の労働は楽勝!?
2015年8月20日の嫁
働き始め数日は、何千、何万匹と周囲を飛んでいる蜂にビビりまくります。慣れているスタッフはこの防護服なしでガンガン仕事をしているのですが、嫁は防護服を借りての作業・・・。いや、そりゃ怖いよね。
2015年8月21日の嫁
食事は自分たちで自由に作って食べる生活でした。今まで食費を節約してきて、インドで激ヤセした体重を増やす機会がなかった嫁。ここで一気に取り戻すように好きなものを好きな量食べまくりました。
2015年8月25日の嫁
箱いっぱいに詰まったハチミツを遠心分離器に入れ抽出する作業。ハチミツの香りで満たされたこの室内での仕事は幸せでした。
いや、違うか・・・。出来立てのハチミツを何度でも味見出来るこの作業だから好きだったのかい?
2015年8月30日の嫁
働く時間はわずか5時間だけ、時間つぶしは魚釣りやジョギングや読書でした。日本ではこんな贅沢な時間の使い方は出来ませんでした。それにしても嫁魚一匹も釣れず・・・。センスなし!!
蜂さんが可愛い?!
2015年8月31日の嫁
2週間で蜂さんにもこんなに近づける様になった嫁。なんと1回も刺されることなくハチミツ農家を去りました。
「蜂って意外にかわいいね」と余裕の一言ともに次の働き場所のフィンランドに移動します。
こんなにユルくていいの!?
ドイツからフィンランドに移動してきました。
ここはオーガニックで自分や家族分の野菜しか作らない小さな農園でした。
2015年9月3日の嫁
朝から朝食用のブラックベリーをボールいっぱい摘む嫁。毎日だいたい天気もよく暑い西欧から涼しい北欧に移って体調が良さそうです。そしてなんか嬉しそう。つまみ食いが止まりません。 いっぱいあるから許す!!
2015年9月4日の嫁
えーっと、到着して詳しい仕事内容を知ったのですが、僕らの仕事は…簡単に言えば「おじいちゃんの身の回りの世話」。そんな感じの仕事ばっかりでした。昼食と夕食の調理の手伝い、野菜たちの水くれ等。手伝いの時間も短く一日3時間程度作業したら終了ということもありました。「こんな緩くていいの?これが世界の標準?(笑)」と余裕の嫁。
2015年9月9日の嫁
ここの農家の唯一といっていい大きな仕事は、畳8畳分くらいの広さに植わっているジャガイモの収穫作業でした。小さなジャガイモをまるで子供の様に可愛がって丁寧に発掘していきます。化粧も全くしなくなり土仕事が似合うようになってきました。いい顔するようになってきたな。
ホストのおじいちゃんに和食を振舞う嫁
2015年9月11日の嫁
何か日本食を作って欲しいというホストのおじいちゃんのリクエストに料理上手の嫁が腕を振るいました。肉じゃが、天ぷら、きゅうりの浅漬、炊き込みご飯のフルコース。美味さに思わずおじいちゃん・・・いや僕が本気で感動しました。よくぞ海外の食材でここまで!!
2015年9月13日の嫁
海外での生活経験が長いというホストのおじいちゃんは英語の発音も良く丁寧にわかりやすく話してくれました。中学英語ですら理解できなかった嫁が今ではゆっくりではありますがガシガシ英語でコミュニケーションを取るようになるまでに成長。やはり英語を使わざる得ない環境下で生活すると話せるようになるんですね。
合計1ヶ月半、ヨーロッパで観光もほとんどせずに労働しました。おかげで観光欲もまた復活し、旅する元気も回復しました。
フィンランドの後はスペイン、モロッコ、そしてついに中南米に飛びます。でも次の嫁の観察日記はどこの国にしようか全く考えておりません。
ゆっくり2週間かけて構成を練っていきますので次回もお楽しみに!
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