中米グアテマラではなんと、スペイン語のマンツーマンレッスンが300円で受けられちゃうんです!湖のほとりの街・サンペドロ・ラ・ラグーナでプチ留学した嫁のある1日をご紹介!
こんにちは。夫婦で世界一周しております旅人 草 -tabibito sou-(旦那)です。他人の嫁を通して世界一周しようという心意気ではじまった連載・嫁の観察日記ももうすでに第13回目。思ったよりも長編になっております。
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中米に入り、メキシコ・キューバと1ヶ月ちょっと旅しましたが、飛び交う言葉はスペイン語だけ。聞いたこともなかったその言語に戸惑った僕らは、格安でスペイン語を習えるという情報を聞きつけ、グアテマラへ 勉強しにやってきました。そこで過ごした1日の流れを紹介していきたいと思います。
グアテマラ国内では多くの都市で格安でスペイン語が学べます。”スペイン語・留学・グアテマラ”と検索すると比較的大きな都市のアンティグアやシェラ(ケツァルテナンゴ)で学んだという記事が多く出てきました。しかし僕らはこれらの都市よりも自然が多く治安がいいとされるサンペドロ・ラ・ラグーナの学校に行ってきました。
僕らは直接何件かスペイン語学校に行き、「費用・先生のレベル・学校の雰囲気など」を確認しながら最終的に学校を決めました。その中で夫婦で一人の先生で学習した場合に最も安かった学校に決定しました。
値段は夫婦二人で1週間(3時間/日)で780ケツァール(12,480円)。
ここからさらに交渉により100ケツァールも割引してもらったおかげで680ケツァール(10,880円)で学ぶことができました。1人1時間換算するとなんと363円で学べるんです。
早朝6時30分
一日は毎日行う洗濯から始まります。大きな桶に洗濯物を入れペットボトルに入れて持ち運んでいる洗剤を足し手洗いしていきます。手洗いをすると汚れの落ち具合が濁った水ですぐにわかり、意外に面白いんです。ここの宿に泊まる他の日本人とワーワーと喋りながらする洗濯は実に楽しかったです。
そして僕らが念入りに洗濯をした理由はもう一つ・・・
6時45分
服や寝具にダニがいるからです。朝からこのかゆみとともに目覚めるのは気持ちのいいことではありません。
特に肌が白い嫁は目立ってしまいます。そこで毎日念入りに洗濯をして直射日光に当てることで少しずつダニを撲滅させていきました。時には巨大な鍋で服やシーツをまるごと沸騰させたこともありました。
7時00分
一通りの仕事を終えたらようやく朝食です。スープとお茶を用意し前日に買っておいたパンを手に宿の屋上に登れば、世界一美しい湖の一つと言われるアティトラン湖を望みながらの朝食がいただけました。贅沢です。
快晴が多く空気も澄んでおり、湖の端から端まで見えてしまうほどでした。
ゆっくりと朝食を終え、前日の復習を仲の良い仲間とともに行っていました。グアテマラではマンツーマンレッスンが普通なので、個人で宿題の量も変わってくるのですが、嫁の先生はたくさん宿題を出す先生でだいぶ大変そうでした。しかし、ついついイチャついているカップルのせいで集中が途切れがちな嫁。単語を全然覚えられないようでした(笑)
9時00分
その日の授業がスタート。3時間ほぼぶっ通しでスペイン語を頭に叩き込んでいます。椰子の葉で出来た掘っ立て小屋で行われます。オシャレすぎる。
でもここには嫁の天敵の蚊が大量に飛んでいました。そのせいで暑いのに長袖・長ズボンで授業に臨む嫁。
12時30分
午前中で授業を終えご褒美タイム。慣れない言語にたくさんの糖分を奪われ、授業終わりには無性に甘いモノが欲しくなりました。約80円の激安でめちゃくちゃ美味いバナナ苺ミルクスムージーを、行きつけの可愛い店員さんに買いに行きます。そこで習ってきたばかりのスペイン語を使って少しずつ会話できるようになっていくのが楽しいようでした。
12時45分
こちらも可愛い店員さんがいるお店。僕はこちらの子が好みです・・・嫁に怒られます(笑)
ここは8畳分くらいしかないスペースにパンしか売っていません。でもここのパンが美味しいんです。そして安いんです。値段は一つ16円。昼ごはん用と小腹が空いた時用、そして次の日の朝食用にビニール袋いっぱいに買って帰ります。
14時00分
夕飯の買い出しのために宿から歩いて5分程度の市場まで毎日のように通いました。野菜や肉を自分たちの好きな量だけ注文し買って帰ります。
物価の安いグアテマラですから外食してもそれほどに高くはなりません。でも1年近く旅してきた僕らは予算の底も見えてきて毎日が節約生活で自炊ばかりしてました。それでも仲間と作るご飯って本当に楽しいんです。
15時00分
たくさんの宿題と復習、予習をこなすために、これまた行きつけのカフェで勉強です。コーヒー豆の有名な産地でもあるグアテマラにはカフェがそこら中にあります。その中でも格段に美味い珈琲屋を見つけ毎日通っていました。世界一周出発前には珈琲が嫌いだった嫁の姿はそこにはもうありませんでした。
19時30分
大好きな仲間とともに、この日は唐揚げを作りました。肉は日本のように綺麗に裁断されておらず、自分たちで骨やスジと肉を切り離す作業から始めました。そんな苦労の末出来上がった2キロの唐揚げは一瞬でみんなの腹の中に滑り込んでいきました。
そんな楽しい一日を過ごしながらスペイン語を学びました。
歩いて10分以内で行きたいところに行けてしまうほど小さい街でのんびりと過ごした僕ら。こんな街でゆったりとスペイン語を学ぶのはいかかですか?
次回もお楽しみに。
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