実はこれ、エコノミークラス症候群にならないための運動をしているのです。誰でもカンタンに出来るのでオススメです!
エコノミークラス症候群で死ぬことも…。
こんにちは!元理学療法士のアズゴンです!将来、外国人にも「旅リハ」(体の不自由な方に連き添い、夢を叶えるお手伝いをすること)を提供するために、現在世界を旅しながら広めています!
ところで、旅人なら誰しも経験するであろう長時間の移動。狭い座席に長時間、すごく疲れるし、退屈ですよね。更に体の中では危険が迫っているって知っていましたか?
「エコノミークラス症候群」。名前だけは知ってる方も多いと思いますが、実は誰にでも発症する可能性があって死ぬ可能性だってあるんです。せっかく旅に出ても飛行機の中で死んでしまったら旅行どころか人生台無しです。そうならない為に、僕が心がけていることを紹介します。
10秒でわかるエコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)は長時間同じ姿勢を取り続けることで静脈に血栓(凝固した血のかたまり)が生じる疾患。軽度であれば胸やけや発熱程度で治まるが、最悪の場合は死亡する(Wikipediaより引用)。
血が固まり始めると最初は足が浮腫んだり、痛みが出たりします。更にこの血の塊が肺に辿り着くと、呼吸困難となり最悪の場合、死んでしまいます。
飛行機のエコノミークラスに乗る時だけに起こるものではなく、座席の狭いバスや車などの長距離移動でも起こります!目に見えない所でこんなことが起こっているかもしれないなんて怖すぎる……!でも大丈夫です。実は簡単な事を心がけるだけでエコノミークラス症候群は防げるのです!
1 予防にオススメのカンタン運動4つ
血の流れが悪くなっている所を動かして、血の巡りを良くしてあげましょう。特に、座席と面している太もも後面と、血の流れが悪くなりやすいふくらはぎがポイントです!以下の運動を、できれば3~4時間に1回やってみましょう!
2 ゆったりな服装がオススメ
血の巡りを悪くしないために、部分的に締め付けるような服装(:ゴムがきついパンツなど)は避け、ゆったりとした服装を心がけましょう(足のむくみ用に市販されている弾性ストッキングは、全体的に適度に締め付けるのでエコノミークラス症候群予防にも効果があります)。
3 水分を小まめに摂ろう(アルコールはほどほどに!)
エコノミークラス症候群の原因の1つに、脱水があります。水分が少なくなると、血が固まりやすくなるのでこまめに水分補給をするように心がけましょう。ここで注意!アルコールやカフェインを含む飲料はおしっこを出す作用があり、脱水を促しまうのでほどほどに。写真は悪い例です(笑)よい子は真似しないように!
どうでしたか?実際やってみると、予防策は意外と簡単なんです。これで皆さんもエコノミークラス症候群予防のプロです!運動・服装・水分補給の3点を心がけて、これからも良き旅を続けて下さい!
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