[サハラ砂漠ツアー・モロッコ]砂漠に行ってわかった5つの想定外

2016.01.20 10:37 
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ラクダに乗って砂漠の旅、まるで物語の中の世界です。砂漠の夜が明るいって知ってました?

 

2番目に大きいサハラ砂漠へ

池森です。今回はサハラ砂漠について書きたいと思います。

皆さんは砂漠へ行ったことがありますか?エジプトのピラミッドとかアメリカのラスベガスとか有名なところにもチラホラありますし行ったことがある人も多いかもしれませんね。

僕が今回行ったのはアフリカ北東部にある世界で二番目に大きなサハラ砂漠です。

 

サハラ砂漠は、アフリカ大陸北部にある砂漠で、南極大陸に次いで世界で2番目の大きさの砂漠である。東西5,600km、南北1,700kmに渡り面積は約1,000万km2であり、アフリカ大陸の3分の1近くを占め、アメリカ合衆国とほぼ同じ面積(Wikipediaより引用)

 

マラケシュ(モロッコ)発のサハラ砂漠ツアー

ツアーの出発点はマラケシュで、そこから砂漠のあるメルズーガという街(下記地図の赤ピン)へ向かい、砂漠で一泊して帰るというコース(約12000円)です。

 

砂漠に行ってわかった5つの想定外

1 砂漠には境界線がある

朝七時小さなバスに乗り込み、夕暮れ前にお目当てのサハラ砂漠へ到着。砂漠って境界線を境にピタリと砂漠になるので驚きました。

なお、サハラ砂漠の大半は砂より少し大きな粒の「礫(れき)砂漠」だそうですが、僕が行ったエリアはいわゆる「砂砂漠」、普通に砂漠と聞いてラクダと一緒にイメージするアレでした。「月の~砂漠を~はるばると~」というやつですね(古いですね、すいません)。
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2 ラクダはラクじゃない

ラクダに跨がり快適に出発……と言いたいとこですが、ラクダはなかなか乗りにくく、足を結構広げないといけないのですが、股関節が固い僕には結構きつい感じです。
最初は後ろに街が見えていたんですが、途中から360度見渡す限り砂漠になりました。目印なんてなにもないので、「これ本当に大丈夫なのか」と心配になりながらも進みます。
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一時間ほど進んでようやく宿泊場所になるベルベル人(北アフリカの先住民族)のテントへ。お尻が焼けそうになりながらの到着です。誰ですかね、ラクダは楽だなんて馬鹿なこと言った人は……。

 

3 砂丘を登るのはかなり厳しい

砂丘を登ってみると、これが正直かなり厳しいです。一歩進む度に靴が砂に埋もれるんです。裸足になったらなったで余計沈んでいくし……。結局五合目位のところで断念。他のツアー客が頂上で騒いでいるところを一人さみしく眺めていました。
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4 砂漠で密談はできない

注意事項が1つあります。砂漠って砂で音を吸収するのかと思いきや意外なことに音が響くんです。なので遠くでベルベル人が誰かを口説いてるのが筒抜けになります。砂漠で秘密の会議は出来ませんね!

 

5 砂漠の夜は明るい

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Photo by Gustaw Jot

夜は澄み切った空気の下360度の天然プラネタリウムが広がります。灯りが一切無いのに隣の人の顔が視認できるほどの星明かりは、本当に必見です。

 

たった二日で砂漠を満喫できる

朝は六時に起床。寝ぼけ眼で見たのは、砂漠の朝日。少しずつ空が明るくなり始め、それに伴い顔を出す太陽…。
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​朝日を満喫したところで、帰路へ。ラクダと車を乗り継いでマラケシュへ戻り、ツアー終了です。

モロッコから入る砂漠ツアー、少しでも時間がある方には是非是非お勧めです。正味二日ほどでいける割にはとても良い体験が出来ますよ!

 


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池森裕毅
1980年生まれ。連続起業家。会社を作っては売ってを繰り返し、合間合間に放浪すること60カ国。メキシコではストリッパーの待合室へ入り、インドでは糞を投げられる。それでも旅は続くよ、どこまでも。  Facebook Twitter

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