名前すら知らなかったモーリシャスという国を肌で感じられた瞬間でした……。
世界を踊りながら旅をしているダンサーのMADOKAです!連載2回目の今回は、小さな島国モーリシャスで起きた出来事を書きます。
恐らくほとんどの人が名前すら聞いたことないであろうモーリシャス。私自身も正直、さっぱり知りませんでした。でも、今では大好きな国の1つになっています。
現地の伝統的なダンスを鑑賞しつつ、ストリートダンサーとダンスセッションをしてきました。それはそれは堪らなく興奮し、また、ダンスだからこそ気づけたことがありました。
モーリシャス共和国
モーリシャス共和国は、アフリカの国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はポートルイス。インド洋のマスカレン諸島に位置する共和国である。インド商人の貿易中継地になっていたためインド系住民が過半数を占める。
Wikipediaより引用
首都、ポートルイスの市場はとても賑わっていました。
物を頭に乗せて運んでる人もよく見かけます。
セガダンス
モーリシャスに連れてこられた奴隷の間で生まれた音楽「セガ」にのせて踊るダンス。モーリシャスでの不平に対する奴隷の叫びが歌われている。Wikipedia参照
男性が演奏し…
女性が踊ります。
不平に対する奴隷の叫びとは思えないほど、華やかできらびやかなダンスでした…。
街中の様子は、市場とはちょっと違って荒れた雰囲気。
お昼時にも関わらず、バーからガンガン流れてくる音楽が気になり近づいてみると…
そこにはストリートダンサーの集団が!
そして気づけば、ダンサー達の中に飛び込んでいる自分がいました。
オーディエンスの大きな歓声が聞こえてきます!
もう全身トリハダ…。なんだかよくわからないけど、内側からこみ上げてくるものがあり、踊りながら何度も泣きそうになってました…汗だくになるまで、音楽が鳴る限り、私達は踊り続けていました……。
きっと私のダンスはめちゃくちゃでした。でも、そんなことはどうでもよかったのです。なぜなら、自分が自分として受け入れてもらえた気がしたからです。彼らも、私のダンスが上手とか下手とか、そんなことは気にしていませんでした。
同時に「この人のダンスは上手/下手」といつからか人をジャッジするようになっていた自分に気付いた瞬間でもありました。ダンスに限らず、「この人は良い人/悪い人」というような二者択一じゃないということを、ダンスを通して、改めて気づきました。
聞いたこともなかった国で、名前も知らない人達とダンスを通して人生の時間を共有できた…。
ひとそれぞれカタチは違えど、これぞ旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか?
普段の活動の様子もオフィシャルサイトから是非チェックしてみてください!ではまた次回!
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