おっぱいは見たり触れたりして楽しむものだと思ったけど、まさか助けられるとは思わなかった24の夜。
こんにちは。フリーでwebクリエイターをしている masuyama です。
ダイビングスポットとして名高いダハブ。日本人ひいきのレストランがあり日本の旗がかかげられている
2005年の夏、中東をぷらぷらしていました。当時、エジプトのダハブという海がキレイな場所から、カイロというピラミッドがある場所へ夜行バスで移動。
夜中に検問がありました。
日本人の旅人に、僕がこれからエジプトのカイロに行くことを言うと「カイロに有名な日本人宿があるから、そこにこれ(日本のエロ本)を持っていって欲しいんだよね。そこの人達に頼まれたからさ。お願い!」と言われ、ちょっとむっつりな僕は快く引き受けました。
でかい荷物はボンボンと屋根に乗せられます
シリア、レバノン、イスラエルと何回か検問があったけど、別に問題もなく「楽勝だな、アラブ人」と思って「まあ、エジプトも大丈夫だろう」と、バスの中に軍服を来たエジプト人が入ってきても余裕こいてました。
しかし、彼らは乗客全員を降ろすと、今度は一人一人の荷物まで調べてきます。
おお、マジか。
その時もバックの奥の方に入っているから、平気だろと思っていたら…ピンポイントで僕のエロ本を当ててきました。
軍人が乗客全員の前で、僕のバックからそれを無理矢理取り出そうとしたので、さすがに「NO!NO!」と言って止めました。NOと言える日本人になれた瞬間です。
軍人 「なんだ、これは?」
僕 「グラビア雑誌!」
焦ってる僕は思いっきり日本語で答えてしまいました。
納得していない様子の軍人がまたそれを取り出そうとするので、
僕 「友達にプレゼントするんだよ!」
すると軍人はバックの中で慎重にエロ本を読み出しました。
だんだん、軍人の顔がニヤニヤしてきました。
僕 「…ダメ?」
すると、「おまえも男だな」みたいな顔をされて、解放されました。
性に対して閉鎖的なイスラム圏なので、中東にいる間では一番ビビった出来事でした。
その後、無事にカイロにある宿までエロ本を届け、宿の人からも「なかなかの上物で」とお褒めの言葉を頂きました。
ーーおっぱいは国境を超える
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