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夫婦で8ヶ月旅するってどんな感じ?彼女ナシのぼくが聞いてみた【後編】

2015 8/24
インタビュー ストーリー 世界一周 旅まとめ
2015/08/24
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バイク2

ケンカはした?お金はどうやって管理していたの?旅をして二人の関係は変わった?独身旅人の僕が、世界一周した夫婦に素朴な疑問をぶつけてきました。後編です。

 

こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。
先日、旅するライターのRyutaさん(左)とYukakoさん(左から2番目)夫婦、世界新聞デスク(左から3番目)と4人で集まった際、お二人が旅に出たきっかけをインタビューしましたが、今回はその後編です。前編はこちら
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夫婦で8ヵ月もずっと旅をしたらケンカの一つ二つでは済まなそうな気がしてしまうのですが……実際、お二人にとっての世界一周とはどんな時間だったのでしょうか?

 

目次

インタビューに答えてくれたお二人

Ryutaさん&Yukakoさん夫婦
DSC_06811

旅の期間:8ヵ月
経歴:同じ職場で出会い結婚。2014年6月にハネムーン世界一周の旅に出発し2015年2月に帰国。
代表記事:「VIPラウンジ」は自分には関係ないと思っているアナタへ。バックパッカーの僕が年間1万円で利用してますけど何か?
ルート:アジア→ヨーロッパ→アフリカ→南米→北米(計27ヶ国)

 

僕らがケンカしなかった理由

s-G0131640
アイスランドの世界最大の露天風呂ブルーラグーンにて。記事はこちら

 

――(前回のインタビューで「旅中24時間ずっと一緒に居た」とおっしゃっていましたが)夫婦でケンカはしましたか?

R:ほとんど無かったです。ただ、僕が宿を決めてたんですけど、知らない街だから道に迷う事だってあるじゃないですか?そうすると、(最寄りの駅やバスステーションから)宿に着くまでの間に(Yukakoが)プリプリするんですよ。

Y:だって荷物めちゃくちゃ重たいんですもん……。

R:宿に着くと自然と機嫌が直るんですけどね。

 

――どちらかがプリプリした時に機嫌を取り合う事もあったんですか?

Y:私がイライラして「今これが凄くイヤ!」って言うと「(Ryutaが)イヤやけどしょうがないよな」って。そうすると私も「確かにしゃあないな」って思ってそれで終わるんです(笑)

R:僕は真理を説いているだけなんですけどね(笑)

 

――でも、そうやって不満を伝える事でYukakoさんもすっきり?

Y:私が不満に思っている事に対して聞いてくれるのはありがたかったです。そのお陰でケンカにはならなかったです。

R:男女で同じものに対して考え方や見方が違うのは当たり前で、それに対してちゃんと言い合うのが解決策なんじゃないのかなぁと思います。

 

嫁はインドに行きたくなかった

DSC_0235

タージマハルで民族衣装を着たお二人

 

――逆にRyutaさんが怒った事は?

R:僕、基本的に怒る事はないですね。全てを受け入れます(笑)

Y:騙されても怒らなかったもんね。

R:例えばインドみたいに「旅行者見たら騙してくる」みたいな場所もあるじゃないですか。僕は「百円単位だったら騙されるのも楽しめばいいんじゃないの?」と思っていました。さすがにデリーの旅行社で宿が七万円って言われた時はキレそうになりましたけど(笑)

 

――七万円!!!

R:百円単位だったらそのお金でみんな幸せになればいいと思うんですけどね。価値観の違いを拒むか受け入れるかの違いですよね。

 

――Yukakoさんは当初、インドに行きたくなかったそうですが……

R:最初、本当に行きたくないって言っていて、ちょっとだけモメたんです。僕としては人や活気にも触れたかったしタージマハルも観たかったので、最短で周ろうっていう事で合意に至りましたけど、その時もちゃんと話し合いました。

 

――実際に行ってみてどうでした?

Y:もういいかな……人が押し寄せて来るのがイヤ。胡散臭い(笑)

 

――お二人のブログにはヘナタトゥーで騙されてキレたって書いてありましたけど……(笑)

Y:お金を持っていなくて、「これしか出せない」って言ったら「鞄見せろ」って言われて、ドリャァァッて鞄投げたら、謝りながら拾ってくれた……(笑)。怒ったらちょっとだけ優しかった……なぁ?

※インドで腕にヘナタトゥーを入れるYukakoさん。この直後に高額な料金を吹っ掛けられブチギレたそう。
08_m

 

R:僕は発展途上国で人や街の活気を見るのが好きで、彼女は先進国の街並みとか建物とかが好きで、そういう点でぶつかるんですけど、夫婦で行くならそこらへんの話をして納得して行かないとプリプリしてしまうと思います。

 

財布は同じ?etc…。気になる質問

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世界で人気があるテーマパーク1位の「ディスカバリー・コーブ」でイルカと。記事はこちら

 

――旅行中、お財布は同じだったんですか?

R:財布は一緒でした。

Y:私が持っていると盗られると思って旦那さんがずっと管理していました。


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――どういう基準で宿を決めていたんですか?

Y:安ければ安いほうがいいけど最低ラインはイヤ、みたいな。

 

――ドミトリー(他の旅行者と合部屋)はちょっと……っていう事ですか?

R:ドミは全然ありです。例えば、。1000円以下で泊まれる場所はいっぱいあるけど、ちょっと怪しい宿もあるじゃないですか。それよりは上にしようと。セキュリティ・清潔さ・設備などを見て、予め相談して決めていました。

Y:ドミでも別々になる(※編集註:男性と女性で部屋が違うことがある)のはちょっと…。荷物を共有していたので別々の部屋になると「あれが無い、これが無い」で不便なので出来るだけ一緒の部屋で。

 

夫婦で旅するメリット・デメリット

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フィリピンでの語学留学当時のお二人。記事はこちら

 

――夫婦が長期間旅で得られるメリットは何だと思いますか?

R:同じ経験が出来る事ですかね。同じタイミングで同じ経験をする事によって、考える事は違うかもしれないけど、それについて会話が出来ます。アウシュビッツを観に行った時がまさにそうでした。一人よりも二人で行った方が感じる事も多いと思います。
あと安全性は一人と二人では全然違いますね。特に女性にとっては男性が一人居るだけで安全度が違うし。あと、トイレに行く時に荷物を見てて貰えるのも大きかったです。

 

――逆にデメリットは?

R:お金を使う量・あらかじめ貯める量が二倍って事ですかね……。あと、男性的な意見としては移動が遅くなる事かな。歩くスピードが全然違いますね。デメリットという程の事でも無いですけど。

Y:でも確かにあると思う。例えば山に登るにしても「私はこれ以上は行けない」ってなると、旦那さんは行きたくても行けないってなるし。

R:他にデメリット……あるある!英語の上達力が全然違いますね。二人居れば会話は成り立つから、他言語を使う機会は一人旅に比べると激減しますね。英語で話す事に対してだんだん慣れてくる感じが自分達にはあまり無かったです。僕はフィリピンとかオーストラリアとか行った事があったので英語への恐怖感はあまり無かったんですけど。

Y:私はまだちょっと苦手です。

R:それをなくそうとフィリピンで1カ月間語学留学してたんですけど……まぁぼちぼちでしたね。

Y:ぼちぼちだね。何喋ってるか分かるくらいです。

 

――旅先で他の旅人に自分たちから話しかける事はあまりなかったんですか?

R:現地のツアーで一緒になったり、一緒に食事をする時は周りとも話したけど……でもあんまり喋らなかったな。

Y:ですね。

R:なので、英語で話すっていう能力を旅で培う事は出来るけど、夫婦だとだいぶ落ちます。

Y:(夫婦で)出来ている人も居るけどね。私は頼っていたので。

 

旅をして嫁がイライラしなくなった笑

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二人が住みたい街に挙げたオーストラリアのエアーズロックにて。記事はこちら

 

――ビフォーアフターで何か変わった事ってありますか?

R:旅してなかったら今頃クルマ買ってた!(笑)

Y:旅した後は日本での生活水準が低くなったかもね(笑)

R:彼女の、周りに対する気持ちの持ちようが変わったような感じは凄くします。イライラしなくなった。

Y:しなくなった!

R:捉え方……視野が広がったんだと思います。前は自分の価値観から外れる人は「嫌い」だったかも知れないけど、嫌いな人も意外に普通、というかマシ、インド人よりは……みたいな(笑)

Y:だいぶね(笑)旦那が普段から人に対してあんまり怒らないのが理解できなかったけど、最近はできるようになってきました。

R:自分が先に一人で海外を経験して視野が広がった部分があって、今回の旅で彼女も広がったのかも。行っていなかったらイライラしていたと思います。

Y:していたと思う(笑)

 

――海外に出たらいちいちイライラしていられない事ばかりですもんね、特にインド(笑)

Y:(そういう考え方が出来るようになったので)ありがたかったですね。

R:全ての事に対してありがたいですよ。日本の良さも悪さも見えたし。

 

――住みたい国の記事で最後の一つが日本だったのは意外でした。

デ:(ぼそっと)あれめちゃくちゃ読まれてたもんなぁ……。

R:総合的に見て日本ってすごくレベルの高い国だって改めて認識できました。日本をあそこから除外することは出来ませんでした。

 

――「そう来たか」と思ったけど的を得ていると思いました。

R:これだけ色々な国のものが美味しく食べられるのって日本ぐらいじゃないかなって思いますよ。

 

旅する夫婦へのアドバイス

――最後に、これから旅をする夫婦にアドバイスなどあればお願いします。

R:(この質問に対して)アドバイスをしない事がアドバイスだと思います。何かを言うと価値観を植えつけてしまうから言いたくはないです。自分達の中で考えて、自分たちの中で感じる事を夫婦で共有してください、っていうのがアドバイスです。

Y:よく話す事が大事だと思います。

 

インタビューを終えて

当初は「世界一周に行くと夫婦は紆余曲折を経てこういう風に変わる」という展開を想像してインタビューさせて頂いたのですが、お二人の場合は旅で変わったというよりも、ずっと前から夫婦として意見を共有し合える関係ができていたから争う事なく旅を楽しめたのではないかと思います。「よく話し合う事が大事」「同じ経験を共有する事が大事」というお二人の考え方は、日頃の夫婦生活にも当てはまるのではないでしょうか。
26_m

 

写真提供・取材協力:Ryuta&Yukako夫妻

HP:松田帳~the world trip log~

 


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植竹 智裕

1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログ◆Twitter
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