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バックパッカーの僕が「ここは住めない」と震えた国3つ

2015 11/03
スポット ランキング ランキング 住む 旅まとめ
2015/06/222015/11/03
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目次

日本人が住んだら誰もがストレスを感じそうな街

こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。旅を終えた僕は現在、日本で旅ボケによる重度の無気力状態と、久々のランニングによる筋肉痛でほぼ寝たきり状態です。

 

さて、先週は13ヶ月の旅で僕が訪れた街の中からお金が無くても楽しく暮らせそうな街を3つご紹介しましたが、反対に「ここじゃ暮らせない!」と打ち震えた街もいくつかありました。物価が高いという理由で暮らせない街はあり過ぎて書ききれないので、今回は貧富の差に関係なく日本人が住んだら誰もがストレスを感じそうな国を選んでみました。

 

こんな人間が選びました

今回、住んだらストレスを感じそうな国3つを選んだ僕はこんな人間です。写真はこの後ランキングにも登場するイランのシーラーズという街で靴屋のおじさん達と。
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生まれ育った環境:東京の西のはずれ。
性格:明るい根暗、一人好きの寂しがり。たまに一人きりにならないと耐えられないタイプです。
旅に求めるもの:安らぎと刺激。一人でのんびりできて、寂しくなったら外に出れば遊び倒せるような場所が大好きです。
旅のスタイル:交通手段は特に選ばず。極貧バックパッカーとして少しでも安いルートでのんびりと。

 

3位:イラン

滞在期間:29日
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僕が三位に選んだのは大好きなイランです(上の写真はヤズドにて。下の写真は世界遺産にも登録されているイスファハーンのイマーム・モスク)。異国情緒が漂う建造物や街並みが多く、人もめちゃくちゃ親切なので旅人の間でも評判がいいイランですが、今までに「イランに住みたい!」と言う人には出会ったことがありません。きっと彼らも僕と同じような理由で住みたがらないのでしょう(参考:イランに怯えながら行ってみたら人々が公園にテントで寝ていた|GIGAZINE)。
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理由1:食事の選択肢が少ない

旅の間、外食がメインだった僕がイランで日頃食べていた食事は……サンドイッチです。左は羊かヤギの肉で少しずつはさんで食べます(ジュース込みで約516円)。
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そしてちょっとだけ奮発すると食べられるのがこちらのケバブとサフランライス(ジュース込みで約900円)。以上、街中で食べられる二大ポピュラー料理です。街中にはトルコ料理屋もありましたが、他の国でも見かけるタイ料理や中華料理の店はありませんでした。あったとしてもきっと高そう。この食事のバリエーションの少なさは滞在していた時から大きなネックでした。
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理由2:酒が飲めない

厳格にイスラム教の戒律を守るイランではアルコール飲料が禁止されています。これは酒飲みには致命的……。代わりにモルト(麦芽)を使った炭酸飲料が売られています。こちらはザクロ味のモルトジュース。気になるお味は……後味に一瞬だけ麦を感じるザクロソーダです。
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こちらは余計なフレーバー無しのモルトソーダ。味は……麦の味がするソーダです。どちらもお値段は1リットルで82円程度ですが、残念ながらビールには程遠い。
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理由3:宗教上の制約が大きい

お酒だけではありません。女性は髪の毛を隠す事が法律で決められているほか、ラマダーンと呼ばれる断食月や、2週間近く商店が閉まるノウルーズというイラン歴の正月など、異教徒の我々からするとなかなか受け入れがたい習慣があります。
それにFacebookやtwitterなど日本人が好んで使うようなインターネットのサイトもアクセス規制されていて不便です。写真はマシュハドという街にあるイスラム教の聖地レザー廟。
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2位:カザフスタン(アスタナ)

滞在期間:5日
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二位は中央アジア最大の領土を持つカザフスタンの首都アスタナです。街には近未来的な建物が並んでいて、ここに住めば未来の世界の住人になった気分が味わえそうなものですが、僕には住める自信がありません(参考:建築家・黒川紀章がカザフスタンに計画した未来都市は今も拡大していた|GIGAZINE)。
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理由:寒い!とにかく寒い!

他の中央アジア諸国に比べて物価が高いカザフスタン。
天気予報を見て凍り付きました。11月の中旬なのに夕方の気温はマイナス21度、風も強かったので体感気温はマイナス40度との事。凍ったバナナが凶器になりうる世界です。
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その為、外出中は常に走り、もうダメだと思ったら暖房が効いたスーパーマーケットに逃げ込んでいました。
音楽を聴いたりスマホをいじって気を紛らわそうにも、あまりに寒いので電子機器も充電60%の状態で電源が切れて動かなくなってしまい、心のよりどころがありません(写真はランドマークのバイテレクタワー。この時も氷点下でした)。住みたくないどころか、現地の人々がどうやって生活しているのかが不思議でしょうがなかったです。
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1位:バングラデシュ

滞在期間:29日
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僕が一番住めないと思ったのはインドのお隣に位置するバングラデシュです。

 

理由1:衛生的にいただけない

バングラデシュの街は道も舗装されていないところが多く、古い建物やモスクが多いのでとても異国情緒にあふれています(写真は首都ダッカの旧市街)。
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ただ……人通りが多い道でも男性は道端で構わず用を足します。同じ男性としては場所を気にせず用が足せて楽チンなのですが、街が非常に便所臭い!写真はしゃがんで用を足す男性。みんなこの姿勢で小便をします。
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宿で南京虫と戦った事もありました。シャワーからちょっと濁った水が出て来るぐらいだったら許せる僕もこの不衛生さには打ち震えました(参考:悲鳴を上げるほどカユい「南京虫」との死闘まとめ|GIGAZINE)。
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理由2:人がフレンドリーすぎる、しかも自己中

僕がバングラデシュに住めないと思った一番の理由はこれです。お隣インドでは、近づいてくる人間の大半が物乞いや自称ツアーガイド、土産物屋の客引きなどお金目当ての人達ばかりでしたが、逆を言えば声をかけてくる人に注意すればいいので案外楽でした。
しかし、観光途上国であまり外国人旅行者が訪れないせいか、バングラデシュでは街を歩くと商売に関係なくみんな声をかけてきます。みんなとってもフレンドリー!
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まるでスターになったようにチヤホヤしてくれるので最初は悪い気がしなかったんですが……一度外に出ると食事中でも従業員が集まって話しかけてくるので(写真)ゆっくり食事する隙がありません!鬱陶しいぐらいフレンドリー!どこに行っても注目されて動物園のパンダ状態、本当に一人きりになれるのは宿の部屋の中かトイレぐらいで、2週間もした頃には、本気でハゲるかと思うぐらいのストレスを感じていました。
そして困った事に、彼らの大半は自分が言いたい事だけ言って、こっちが「頼むからほっといて!」と言っても、ニコニコ頷くだけであんまり理解していません。1か月かけていろんな街を見た上で断言します、この国に「空気を読む」という文化は存在しません!(参考:「毎日20組に写真撮影を頼まれる」などバングラデシュでのスターな日々まとめ|GIGAZINE)。
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理由3:宗教観の違い(半ズボンが履けない)

イスラム教徒が大半を占めるバングラデシュでもイラン同様、お酒は禁止されていて、外国人向けのホテルのバーなど一部で提供されるのみです。それだけではありません。イスラム教では男性も肌の露出は好ましくないとされています。ある時、大荷物を抱えて駅で列車を待っていると、ここでも人に囲まれて四方八方からの質問攻めに遭いました。
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それだけでも憂鬱な状況だったのですが、そのうちの一人が半ズボン姿の僕の足元を指さして「長ズボンを履いた方がいい。俺はそのスタイルを見るのが嫌いだ」と突然顔色を変えました。するとそれまで好奇心でキラキラしながら周りを囲んでいた他の人達も同調して「そうだそうだ!俺も嫌いだ!」と言ってくるじゃありませんか。大荷物もある中、駅で着替えるのも面倒なので適当にあしらおうとしましたが彼らは興奮状態で一歩も引かず、渋々長ズボンに履き替えました。
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一人の発言にみんなで便乗して、ズボンを履き替えた途端に今まで通りしつこく質問してくる彼らには正直うんざりしましたが、僕もその国の文化を受け入れて最初から長ズボンを履いておくべきでした。違う文化や価値観を持つ場所で生活する事って大変なんですね。

 

興味本位で近づいては質問攻めして去って行く自己中な人だらけのバングラデシュでも、短い時間ながら本気で色々話ができて、仲良くなれたと思う友達もできました。彼ら曰く「ハネムーンは是非バングラデシュへ!」との事。新婚旅行でバングラデシュ……想像するだけでハゲそうですが、これを書いていたら不覚にもまたバングラデシュのカオスを体験したくなってきました。旅人を惹きつける中毒性はあるようです。
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住めない=刺激・魅力

僕が旅した13か月、幸いな事に「もう二度と来るか!」と思うような国や街はありませんでした。上に挙げた「住めない理由」も、旅する上ではいい意味で刺激や魅力だと思います。バングラデシュで誰にも見向きされなくなったらそれはそれで面白くないですもん。今回のランキングは裏を返せば日本では体験できないカオスを味わえる街トップ3と捉える事もできます。二週に渡って住みたい街・住みたくない街をご紹介しましたが、想像するだけで一喜一憂できる妄想海外生活、皆さんも是非試してみてください!

 

バックパッカー・世界一周者10人の持ち物はこちら

 

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1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログ◆Twitter
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