旅人の聖地と呼ばれるバンコクのカオサン通りですが、そこに集う旅人のとある日常をお届けします。
こんにちは。世界一周アラサー女子のYUNAです。
旅人は1日何をしているのか?
バンコクでは、カオサンロード近くの宿に泊まり観光していました。カオサンロードは、バンコクのこの辺りです。
長期旅行をした事が無い人からすると、毎日何をしているのか不思議では無いですか?ぶっちゃけ毎日が感動の嵐!ってわけではありません。しかし、長期旅行でしか出会えない何かが待っている事が多いです。今日は「旅人の聖地」と言われるカオサンロード周辺での、私の一日を紹介したいと思います。
朝はゆっくり観光へ
宿はカオサンロードから一筋入った所に泊まっていました。1階がレストラン兼バーの様な感じでした。
朝の10時に起床しました。朝ゆっくり起きれることは旅人の特権ですね。
前日に宿のオーナーが、歩いて行ける場所にワット・ポーと言うお寺がある事を教えてくれたので、のんびり出かけてみようと思います。道に象のモニュメントがありました。タイは至る所に象の何かしらがあります。
バンコクのタクシーは、ド派手な色の日本製自動車のタクシーが多くて驚きました。
お寺は観光客で溢れていました。思っていたより大きな涅槃像を見られて満足です。1時間ほど滞在し、お寺の近くをブラブラしました。
お寺の裏の道はずーっと、骨董市の様な状態でした。骨董市と言えば、聞こえは良いですが、がらくたの様な物もたくさん売っています。こういうがらくた市はアジアや南米ではよく見かけました。
美味しい物との出会いも偶然が多い
歩いていると、美味しそうな串焼き屋さんを発見しました。ちょうど小腹が空いていたので、試しに買ってみます。
更に歩いているとフルーツジュースを売っていたので、買ってみました。冷たくて生き返ります。1本25バーツ(約75円)です。
更に歩いていると、美味しそうなヌードル屋さんを見つけたので、食べてみました。出汁も麺も申し分ありません。45バーツ(約135円)。
隣に座っていたタイ人のお兄さん達と少しお話ししました。テニスが好きなようで、「錦織圭はすごい選手だ!」と言われました。錦織選手とは面識が全くありませんが、日本人が褒められるといつも嬉しくなってしまいます。
お兄さん達は気さくでとても優しくて、隣の屋台の美味しいパンのスイーツを御馳走してくれました。
これ、名前も分からないスイーツですが、パンはふっかふかで、ソースがココナッツミルクとさつまいも餡か栗餡の様な味で、めちゃくちゃ美味しかったです。
安い移動手段は必須項目
お腹も満たされたので、宿で休もうと思って帰って来ました。が、退屈なので、もう一度出かけてみることにしました。今度はバスに乗って「サイアム」と呼ばれるバンコクの中心地へ行ってみます。
サイアムまでは、6.5バーツ(約20円)で行けます。聞いた話では、トゥクトゥク等だと100バーツ(約300円)くらいするそうです。長期旅行で節約は最重要ポイントです。なので、いち早く安い移動方法を知る事は重要な項目です。
こちらがサイアムです。大きなショッピングセンターが並び、東京や大阪に負けないお店の多さです。バンコクの「原宿」だそうです。
タイの街中では学生をよく見ました。ズボンが意外と短くて驚きました。(笑)
日本カルチャーの溢れるバンコク
さらには、見覚えのあるキャラクターと、その何かイベントを待っているであろうたくさんの女性を見かけました。
最新の流行の服が500円以下程度で買えるので、たくさん買い物している観光客もよく見かけました。
ひとしきりブラブラしたので宿に帰ろうとすると、すごい交通渋滞でなかなか宿にたどり着きません。通勤時間の交通量の多さは東南アジアではよく見かける光景でした。
眠らないカオサンロード
宿のレストランでのんびりしていると、他のお客さんがビールを飲みに来ました。お互い旅人なので、すぐに仲良くなります。そして、カオサンロードに飲みに行こうとなりました。
カオサンロードは驚く程、欧米人で溢れています。ある店の金曜日なんかは、笑ってしまいそうになるほど、欧米人で溢れていました。
アルゼンチン人、オランダ人、スペイン生まれスペイン育ちのアルゼンチン人と飲みに行きました。みんなでサソリを食べてみたり、
意味のわからない風船を買って遊んだり。テンションが上がりすぎて、写真もぶれぶれです。(笑)
この風船、単なる普通の風船です。50バーツ(約150円)で買って、ひたすらこの風船の空気を吸って、風船に吹き入れて戻すという行為を繰り返すだけです。はじめは何が面白いのか分からないし、「欧米人は相変わらず変な人が多いなー」と思っていましたが、実際買って一緒に遊びだすと、意味が分からなさすぎて私も爆笑していました。お酒の力ってすごいですね。そして、何事も体験してみないと分からないですね。二度と買いたいとは思いませんが……。
ひとしきり飲んで、疲れたのでみんなと分かれて、宿に帰って休むことにしました。この時点で12時頃だったと思います。楽しい1日でした。
長期旅行、のんびり一日の醍醐味とは?
さて、バンコクカオサンロード周辺で過ごすアラサー女子の1日いかがでしたでしょうか?
1年3ヶ月旅をしていますが、未だに新しい街へ行く時は不安で不安で仕方ありません。それでも、その不安な気持ちでドキドキしながら移動することが病みつきになりつつあります。そして、やはりこうやって新しい出会いがあったり、優しい現地人に出会えたり、美味しい物を食べたり、そういう事を通して新しい自分を発見したり、何かを学んだり……。「旅」は、やはり素晴らしいなと思う今日この頃です。
そんな旅を体験してみたい方、一度どこか外国の街でこんな風に「のんびり、とある一日」を過ごしてみてはいかがですか?のんびりしたからこそ出会える、気づける、新しい何かがあなたを待っているかもしれませんよ。
文・写真:YUNA
YUNA
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