キャッシュパスポートの為替レートは高い?比較してみた

編集長

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キャッシュパスポートを作りたいとなったとき海外プリカの特性上、両替レートは気になりますよね。

この記事ではキャッシュパスポートのレートや手数料について書いてみたいと思います。

キャッシュパスポートを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

キャッシュパスポートのレートの特徴

キャッシュパスポートのレートは公式サイトで上で「本日のレート」として公開されています。

キャッシュパスポート、銀行、両替所のレート比較

キャッシュパスポートの2016年12月21日の9時ごろのレートを、みずほ銀行と両替所「GPA」のレートと比較してみました。

※スマホの方はデバイスを「横」にすると表が見やすくなります

キャッシュパスポート みずほ銀行 GPA
米ドル 119.63円 120.15円 119.68円
英ポンド 152.65円
156.34円
156.36円
ユーロ 125.65円 127.92円 125.69円
カナダドル 94.88円 96.02円 96.09円
豪ドル 92.18円 94.50円 95.53円
NZドル 88.21円 91.16円 88.90円
香港ドル 15.92円 17.51円 17.42円
シンガポールドル 85.33円 85.78円 85.79円

キャッシュパスポートがすべての通貨でレートがよいという結果に。

特に英ポンドは4~6円、豪ドルは3~4円も安いです。

300ポンド(約4万5千円)両替すれば1200円も違うということになります…!

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最新のキャッシュパスポートのレートを知る方法

公式サイト上で「本日のレート」が確認できる

キャッシュパスポートのホームページ内に、「本日のマルチカレンシーキャッシュパスポートのレート」というページがあります。

そのページにアクセスすると、日本円から米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルに両替する際のレートが記載されています。

原則として、毎日9時ごろにレートが更新されますが、為替相場の動向に応じて、不定期にレートが更新される場合があります。

14時30分以降にキャッシュパスポートの専用口座に振り込んだ場合は、「翌日扱い」となります。

そうなると、表示されている為替レートとは異なるレートで両替がなされる可能性があるので、注意が必要です。

他の海外プリペイドカードや銀行、両替所のレートと比較してみたい場合にも簡単に比較できますね。

キャッシュパスポートでかかる手数料まとめ

ここからは、キャッシュパスポートでかかる手数料について解説していきます。

キャッシュパスポートでは年会費、入会金などは完全無料ですが以下のような手数料がかかります。

手数料がかかる項目にマーカーを引いています。

手数料 内容
年会費 無料
ATM利用手数料 2米ドル
1.75ユーロ
1.50英ポンド
2.50豪ドル
14香港ドル
200円
2.75NZドル
2カナダドル
2.50SGドル
入金手数料 入金金額の1%
為替手数料 無料
クロスボーダー手数料 利用額の4%
カード再発行手数料 無料
月間カード管理料 毎月150円(12ケ月利用がない場合)
出金手数料 500円/回

手数料1 ATM手数料

キャッシュパスポートで海外ATMから現地通貨を引き出すと、通貨ごとに定められたATM利用手数料がかかります。

ちなみに、同じく海外ATMから現地通貨が引き出せるクレジットカード(三井住友カード)で海外キャッシングすると、以下のATM利用手数料がかかります。

取扱金額 1万円以下…108円
取扱金額 1万円超…216円

キャッシュパスポートはクレジットカードの海外キャッシングに比べると、ATM利用手数料は割高と言えます。

ただし、クレジットカードの海外キャッシングには利息がかかりますので、一概に高いとは言えないです。

手数料2 入金手数料

キャッシュパスポートに入金(チャージ)すると1回あたり、入金金額の1%が手数料として取られます。

キャッシュパスポートは入金しないと利用できないので、入金の度に手数料がかかるのは少し痛いですね。

まぁ、1%ですから10万円入金しても1000円なので、入金手数料をどう捉えるかはあなた次第です。

手数料3 クロスボーダー手数料

利用金額を円残高または、利用通貨とは別の通貨の残高から引き落す場合にかかる手数料です。

1)マイアカウント内で通貨を移動する際に適用される為替手数料 
例)米ドル口座→カナダドル口座

2)ご利用金額を円残高またはご利用通貨とは別の通貨の残高より引き落す場合
例)日本円口座→韓国ウオン、中国元など  米ドル口座→カナダドルなど

クロスボーダー手数料を支払わないで済むためにも、使うことになる通貨には多めに入金しておきましょう。

手数料4 月間カード管理料

キャッシュパスポートでは12ケ月間利用または入金がない場合、13ケ月目から毎月150円(または外貨相当額)が発生します。

残高が150円以下であれば月間カード管理料は発生しないので、帰国後利用する機会がないのであれば、残高を使い切るか下記出金手数料500円を支払って口座を空にしてしまいましょう。

手数料5 出金手数料

キャッシュパスポートに入金したお金を自分の口座に引き出す時にかかります。

出金手数料を支払いたくないのなら、自分が使うことになる金額を正確に把握して、なるべく使い切ってから帰国することをオススメします。

キャッシュパスポートとマネパカードの手数料比較

キャッシュパスポートと比較されることの多い、海外プリペイドカード・マネパカードと手数料を比較してみました。

手数料がお得な方にマーカーを引いています。

キャッシュパスポート マネパカード
年会費 無料 無料
ATM利用手数料 2米ドル
1.75ユーロ
1.50英ポンド
2.50豪ドル
14香港ドル
200円
2.75NZドル
2カナダドル
2.50SGドル
2米ドル
1.75ユーロ
1.50英ポンド
2.50豪ドル
20香港ドル
入金手数料 入金金額の1% 無料
為替手数料 無料 無料
クロスボーダー手数料 利用額の4% 利用額の3%
カード再発行手数料 無料 1,000円
月間カード管理料 毎月150円(12ケ月利用がない場合) 無料
出金手数料 500円/回 500円/回
公式サイト  こちら  こちら

手数料を重視するならマネパカードがオススメ

結論から言うと、手数料を重視するならキャッシュパスポートよりもマネパカードを選ぶべきです。

一番の違いがキャッシュパスポートは入金手数料1%がかかること。

海外プリペイドカードは入金して使うものなので、入金の度に手数料がかかるのは痛いと思う方もいるかもしれません。

なので入金手数料1%がどうしても気になる人はキャッシュパスポートはオススメしません。

マネパカード公式サイトはこちら

マネパカードの機能とお得さ マネパカードで注目すべき機能を簡単に紹介します マネパカードは海外でショッピング・現金引き出しができるカード...

利便性を重視するならキャッシュパスポート

ただし、取り扱い通貨が多い、スペアカードがある、本人以外の入金可といった利便性の面ではキャッシュパスポートに軍配が上がります。

個人的にはトラブルに遭う可能性が高くなる海外でスペアカードがあるのは、かなり心強く感じます。

キャッシュパスポート公式サイトはこちら

キャッシュパスポートとは?

1枚のカードで9種類の通貨が使える

キャッシュパスポートとは、1枚のカードに、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、香港ドル、シンガポールドルの9種類の通貨をチャージして利用できる、海外プリペイドカードです。

チャージした金額の範囲内で、クレジットカード同様に海外のATMで現地通貨の現金を引き出すことができ、ショッピングの支払いに利用することもできます。

キャッシュパスポートでのショッピングは、通常のクレジットカードと変わりがありません。

店員さんにサインか暗証番号の入力を求められますので、それを行なえば支払いが完了します。

キャッシュパスポートでのATMでの現地通貨の引き出しも、外国語表示を除いては使い方は日本国内のATMと大差がありません。

暗証番号を打ち込んで取引内容を選択、金額を入力すれば現地通貨が引き出せます。

世界中のMasterCard加盟店、ATMで使える

キャッシュパスポートはクレジットカードのMasterCardと提携しており、世界中のMasterCard対応ATMとMasterCard加盟店で利用できます。

空港のATMはもちろん、どんな小さな田舎町のATMでもMasterCardならほぼ確実に対応していますから、留学に旅行にビジネスに、安心して頼れますね。

ATMが使えるメリットとは?

最近の国際空港は、乗り継ぎの利便性向上などを目的に、同時刻に数多くの国際便が到着することが多いため、一度に数多くの利用客が空港に押し寄せる傾向にあります。

なので、空港に設置されている両替所には、多くの人が両替のために並んでいる可能性もあります。

そんな状況でも、空港に設置されているATMにはあまり行列ができていないことも多いです。

街中の銀行ATMならば、空港よりもさらに混雑は緩和されている可能性が高いです。

「スペアカード」がついてくる

またキャッシュパスポートは、万一の紛失・盗難時の予備のために「スペアカード」があります。

仮にオリジナルカードを紛失・盗難して利用停止措置をとったとしても、スペアカードを持っていれば引き続き利用できます。

最初から2枚セットでカードが発行されるのはキャッシュパスポートだけの特徴です。

海外でお得&安全にお金の管理をしたい方へ

編集長

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キャッシュパスポートのレートや手数料について、わかっていただけたでしょうか?

どの海外プリペイドカードを使うにせよ、海外旅行の目的は楽しく・安全が一番ですよね!

僕も海外ではカードを駆使してお金を管理していますが、現金を持ち歩かなくていいのでとっても楽チンです。

海外は治安も日本より悪いところが多く、体調も崩しやすいので気をつけてくださいね。

良い旅を!!

 

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