メキシコシティ(人口約2千万人)の消費の80%を占めるとされる中南米最大の市場、アバストス市場。メキシコ社会の縮図のようにも見えた市場の様子を紹介します。
こんにちは!はやとんです!
各国の保育園や幼稚園を見学をしながら、たまにたこ焼きを焼きながらフラフラ旅をしています。
今回はメキシコシティにある中南米最大のアバストス市場にホストの家族と一緒に行ってきました。
アバストス市場は広さ327ha(およそディズニーランド6個分)、店舗数は2000以上。1日に3万トンの商品が扱われて30万人が訪れる巨大市場。
メキシコシティの80%の消費量を占めているなんていわれています。
場所はこの辺りです。
行き方はメトロ8番線「セロデラエストレリャ(Cerro de la Estrella)」駅から161番のバスに乗り「フルータスイレグムブレス スバスタオルタリアス(Flutas y Legymbres-Subasta Hortalizas)」で下車。
因みにカメラでの撮影はNGのようですが携帯ならOKです。
肉、野菜、衣類、雑貨など各ジャンルごとにブロック分けをされているようで今回は野菜、果物、魚のコーナーに行きました。
トマト1kg66円。激安です。
驚愕の1kg60円。この1束でだいたい200円くらいです。
ゲーセンのバスケットみたいなカゴに入っているミカン。
野菜、果物コーナーの道の隅っこにゴミ捨て場があり傷んだ物が大量に置かれていて、そこを漁る人もいました。
ホストのお母さん曰くあそこはタダだからお金がない人達が来るのよ、とのことです。
ゴミ捨て場は沢山あり市場独特の匂い+彼らから漂う生乾きの靴下臭が鼻を襲撃してきます。
右はマグロです。50cm程の大きさで450円。築地で買ったらいくらでしょうか……。
何もかもがとてつもなく安い市場で、さすがメキシコシティの台所です。
ただこれだけ安くても買えない人がいる、そしてゴミを漁る人がいるということは首都といえど社会保障はまだまだ整っていないんだなと実感しました。
治安に関しても安全とは言えない国なので観光としていく際には十分気を付けてくださいね!
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