スペイン・中国・ラテンアメリカの面影が残る、フィリピンの稀有なスポット、ビガン。 世界遺産でもあり「美岸」の名を持つその姿とは…
こんにちは!SHINYAです。
今回は、前回のパガッドパッドのビーチからも立寄ることができるヨーロピアンな街をご紹介したいと思います(現に僕はパガッドパッドに行った帰りにビガンに寄りました)。
なんと!このビガンという街、街自体が世界遺産に登録されています!
ビガン歴史都市(-れきしとし)は、フィリピン、ルソン島の北部にあるビガンの街並みが登録されているユネスコの世界遺産(文化遺産)。
ビガンは、ルソン島のマニラの北、約400kmにある都市。1574年に建設され、16世紀からのスペインによる統治下で商業、貿易の拠点として栄えた。
スペイン統治時代の街の名前は、シウダー・フェルナンディナ (Ciudad Fernandina) 。
このころ築かれたユニークな街並みは、スペイン、中国、ラテンアメリカの影響を受けているといわれている。マニラやセブにも同様の街並みが存在したが、太平洋戦争時、ビガンの街並みだけは奇跡的に戦渦を逃れた。
参照;ビガン歴史都市 – Wikipedia
現在は、そのスペイン統治時代の様相を残しながら、街並みを見に来た観光客へのお土産屋さんやカフェ、各種サービスが発達している街となっています。
ここがメインストリート入口。人が多すぎて分かりづらくなっていますが、両側の建物がスペイン時代のものになっており、その1階部分がお土産屋さんになっています。
可愛らしい小物がいっぱい!!
「I love Vigan」のTシャツを始め、様々なTシャツもたくさん置いてありました。
お土産屋さんを茶化しつつ、整った石畳の道を進んでいると・・・
馬車!!がやって来ました。
この乗り物は「カレッサ」と呼ばれており、馬が引っ張る荷台部分に乗って街を観光することができます。
僕が聞いた時は、1時間150ペソ(約325円)でビガンの街を一周してくれるとのこと。
そこそこ速いスピードでこのカレッサがやってくるので、来た時には歩行者は一斉に路肩に寄ります。
カレッサの運転手も道の途中で止まって、客引きをしています。
なので、馬の様子を近くで見ることも可能です。(馬も人慣れしすぎているのでしょうか?)
道の所々に木製の門をいくつも見ることができます(入ることはできません)。
色々な建物を見比べながら、街を歩くのも面白いですよ!
こちらは窓がキレイです。
時代を感じます。
セント・ポール・メトロポリタン大聖堂
外観の立派な大聖堂はもちろん、中に入って見学することもできます。
プラザ・バーゴス
地元の人の憩いの広場。目印はこちらのモニュメント。先程のカレッサも何台も停まっているので、値段交渉して乗ってみるのも良いかもしれません。
広場内には野外舞台もあり、僕が通った時には中学生くらいの子ども達が合唱の練習をしており、とても心地良い歌声が響いていました。
こんなにもスペインの雰囲気がギュッと詰まった場所がフィリピンにあります!
フィリピンでヨーロピアンな風を感じる旅があってもイイ!
マニラからバスが出ています。一番近い都市バギオシティからもアクセス可能です。
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