たった千円でフランスの超一流シェフ達の味が堪能できるということで、レストランの「boco」で食べてきました!
こんにちは!きっしーです。
3ツ星のレストランに一生に一度行ってみたい…。でも貧乏旅行しかしたことがない…というかできない私。
そんな私に夢のような話が舞い込んで来ました。なんと3ツ星のシェフの料理が10ユーロ(1200円)以下で食べられるところがある!と教えて貰ったのです。
ちなみに3ツ星のレストランで食事となると、軽く5000円かかることも。半信半疑で行ってみました…!
レストランの名前は「boco」場所はパリのオペラ座の近くなので、観光客にもアクセスし易いのが嬉しい限り。
住所:3 rue Danielle Casanova 75001 Paris
最寄り駅:7、14番線の「Pyramides」
※フランス国内に8店舗あり
営業時間11:00-22:00(定休日:日)
気軽に健康な美味しい料理を食べられるお店として、兄弟でオープンしたセルフサービス・ビストロ。多数の一流のシェフたちの共感を得て、今では14名がプロデュースする作品が並んでいます。
前菜、メインは世界で名高いシェフがそれぞれ考案したメニューがずらりと並んでいて、各料理が「ウェック」というドイツのブランドの密封ビンに入っています。簡単に持ち運べるおしゃれな瓶を各自好きなものをかごに入れて、レジで会計を済せる形式。
店内でも頂けますし、持ち帰りも出来ます。セルフサービスなので、気軽に一品だけ買えることも嬉しい限り。
エマニュエル・ルノー、レジス・マルコン、ジル・グジョン、ぺエール・ヴィナンなど、超一流シェフたちが考えたメニューが、5,80〜10,90ユーロで食べられるなんて! 日本円に換算したら約700円~1310円ですから、夢のような話です。
お菓子屋「La pâtisserie des rêves」のフィリップ・コンティシーニなどのパティシエがプロデュースしています。アペリティフとしてのチーズやワインも置いてあります。
前菜+メイン+デザートを頼むと18ユーロ以上しますが、これだけ世界に名が知れたシェフの料理を食べられるのですから、価値は充分あります。
「今日のメニュー(Menu du Jour)」と書かれている前菜、メイン、デザートで14.50ユーロです。
この日の日替わりメニューが「前菜」と「メイン」とも三ツ星のシェフの作品ではありませんか! 14.50ユーロでこれらを全て食べられるこの機会を見逃すことはできないので迷わず購入しました。
前菜:三ツ星レストラン「ラ・コート・サン=ジャック」のシェフ、ジャン=ミシェル・ロラン
メイン:三ツ星レストラン「フロコン・ド・セル」のシェフ、エマニュエル・ルノー
デザート:ベルギーのチョコブランド「ヴィタメール」のパティシエ、ポール・ヴィタメール
ではいただきます…!
前菜にはジャン=ミシェル・ロランによる「アーティチョークのバリグール風と赤いキヌア」。
酸味が効いているドライトマトとコリコリのアーティチョーク、それに栄養たっぷりのキヌアが混ぜてあります。ロゼなどワインと合いそうで、頼めば良かったと後悔しました。
メインにはエマニュエル・ルノーによる「キノコとホウレンソウ入りのポレンタのラザニア」
イタリア料理のポレンタとキノコとホウレンソウをクリームソースで頂きます。
このポレンタ、キノコ、ホウレンソウしか入っていないのに、このコクがある味は何なんだ!クリームソースの美味しさに感動。
デザートにはポール・ヴィタメールによる「ピスタチオのフィナンシェ、ヌガーとプラリネのムース」。
一番上に掛かっているカラメルと冷んやりしたムースがなんとも言えない絶妙なハーモニー。ピスタチオはムースの中にツブツブになって入っています。ムースの食感を乱さないで、存在感を見せつけるピスタチオに脱帽。
おすすめはテイクアウトです。ちゃっかり「ウェック」の瓶もゲットしましょう。
感動プライスで一流シェフの料理が食べられる…フランスさすがです。
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING