日本食グルメの味に定評のあるシンガポール。人気観光地のオーチャードには日本の吉野家があるということで、日本の吉野家のクオリティを基準に、あえて独断と偏見で食レポしてみました。
こんにちは、お酒と冒険を求めて放浪しているmilkchocolateです。
シンガポールは海外にいることを忘れてしまうくらい、クオリティの高い日本食に溢れた国です。そんなシンガポールのオーチャードで吉野家を見つけたので、懐かしくなり行ってみたのですが、そこは日本人の知っている吉野家ではありませんでした…。
日本の吉野家と異なる味を「まずい」とした、あくまでも個人的な味覚を基準に紹介しています。
今回行った吉野家は、高級ブランドはデパートが立ち並ぶシンガポールのショッピング街オーチャードのショッピングセンター「313@サマセット」の中。313@サマセットには、スープストックトーキョーやCoCo壱番屋など、馴染みのある日本食のお店もたくさん出店しています。
吉野家(313@サマセット)
アクセス:313@Somersetまでは、最寄駅「Somerset Stn」よりすぐ。
こちらがシンガポールの313@サマセット内にある吉野家。日本より小綺麗ですが、懐かしさを感じます。外観は完全に普通の吉野家で安心します。
オーダーはカウンターにて。これは日本の吉野家とは違いますね。
明るくて清潔な吉野家の店内。人が全くいないのが若干気になりますが、J-POPが流れており気分は完全に日本ですが…
私は気づいてしまいました。吉野家の推しメニューが、ラーメン…??
まずはベーシックな吉野家の牛丼。ドリンクと味噌汁がセットで7.9ドル(約590円)です。牛丼に、謎の温野菜が載っています。健康志向なのでしょうか?女子的にはありがたいです。とにかくいただきます…
…うーん、まずい!
牛丼の肉自体は日本と同じ質のような気がしますが、タレは「甘さ」と「しょっぱさ」という2つの味しかしません。むしろ甘いです。ダシとかそういう概念は無いのか、とにかく甘くてしょっぱいです。
牛肉とは対照的に、温野菜には味が全くついておらず、これならないほうがいいかも…。お米は、なにかパサパサとしていました。
せっかくなのでエビフライカレーラーメンという、謎すぎる一品にもチャレンジしてみます。こちらはセットで8.9ドル(約665円)。
こ、これは…すごくまずい!
海外のトリッキーな料理も大概おいしいと感じる私ですら、これはまずい!ラーメンに具のないカレールーがドロリとかかっているだけの謎料理です。カレーは安いインスタントカレーのような味で、麺と全然絡みません。せめて米…、米をくれ…!
エビフライは…、カレーとラーメンとエビフライが口の中で見事に喧嘩します。
店頭でおすすめしていた、牛肉ラーメンにもチャレンジします。セットで7.6ドル(約568円)。その正体がこちら!
…あ、意外と食べられる!
確かにこれは牛丼の具です。さっき米に乗っていました。ラーメン自体は…ファミレスのお子様ランチの醤油ラーメンみたいな味がします。懐かしい味がして、逆においしいような気がしてきました。
なお牛肉はというと…スープによって薄まっている為か、味がしませんでした。
日本の吉野家を期待してしまった私にとっては、シンガポールの吉野家は美味しいとは言えませんでした。そんなシンガポールの吉野家には、まだまだ不思議なメニューが沢山あるので、シンガポールに来たらチャレンジしてみるのも面白いかもしれません…!
世界新聞の最新情報をゲット
RANKING