フィリピン最強の日本食に認定したいほどウマい居酒屋「山下」 inバギオ

2016.11.07 07:00

フィリピン・バギオの山中に潜む日本食レストラン、その名も「山下」。そのクオリティは完全に日本の居酒屋。謎メニューも含め、ざっと4品食べてきました！

フィリピン・バギオの山奥にある日本食レストラン「山下」

こんにちは、お酒と冒険を求めて放浪しているmilkchocolateです。

海外に住んでいると日本食が恋しくなりますが、なかなか期待通りの日本食に出会えることはありません。特に、日本の居酒屋の味に出会うことは非常に難しいです。

餃子や唐揚げをツマミにしてビールをひたすら飲みたい…そして最後はラーメンでしめたい…。

そんな天国のような日本の居酒屋が、なんとフィリピンの山奥にあることをご存知でしょうか。

いざフィリピン・バギオの日本食レストラン「山下」へいざ！

そのお店はフィリピンの軽井沢と呼ばれる、ルソン島北部の高原地帯バギオにあります。不安になるくらいの山奥…。

バギオの中心部からは、ちょっと寂しい山道を歩くこと10分。ひっそりと佇む小さなお店が山下です。

日本食レストラン「山下」

アクセス：バギオ中心部のセッションロードからルナロードを歩くこと10分。タクシーの場合は「50's Dinerまで」といえば山下の隣の店に着きます。（マニラからバギオまでは、高速バスで約7時間）

日本食レストラン「山下」の店内は…日本

日本食レストラン「山下」に入ってみると、日本人には見慣れた感じのカウンター。

壁に貼ってあるメニューの雰囲気も日本の居酒屋さながらです。

全体的に懐かしさを感じる山下の店内は、ここがフィリピンであることを忘れてしまいそうなくらい、日本です。

日本食レストラン「山下」はメニューも日本

早速メニューを見てみます。ラインナップはどれも日本人なら大好きなメニュー！

…しかし、

このメニューだけで日本人を唸らせるのは難しいかもしれません。そして、このような日本食を海外で食べて美味しかったケースもなかなか稀です。

不安も残りますがとりあえずビールを飲みながら料理を待ちます。（ペールピルセンは60ペソ（約128円）。日本のビールもありましたよ！）

日本食レストラン「山下」のお手並み拝見

まずは唐揚げ。なかなか大ぶりでボリューミーです。レギュラーサイズで95ペソ（約204円）という安さ！

これは…！

日本でもなかなか食べられないくらいに美味しい唐揚げ！衣がカリッとしているのはもちろんですが、鶏肉の柔らかさとジューシーさには感動すら覚えます。下味もいい具合についていておいしい。ビールに合う！

続いてチャーハン（130ペソ／約279円）

これもおいしい！

ちゃんとお米がぱらっとしているし、塩と胡椒の効きも程よくて中毒性のある味がします。ビールに合う。セットになっているチャーシューもものすごく柔らかくておいしいです。これだけでビールが飲めます。

ラーメンも種類が豊富だったので、冷やし中華（180ペソ／約386円）を頼んでみました。

夏に小さな定食屋さんで出てくる冷やし中華の味がします。懐かしい！

せっかくだしフィリピン独自の謎メニューにも挑戦

最初の唐揚げの写真の後ろに写っている異様な食べ物に気がつきましたでしょうか。マンゴーカリフォルニアロール（130ペソ／約279円）という、日本の居酒屋には絶対にないメニューです。

マンゴーが酢飯に包まれて、大量のマヨネーズがかかっています。山下のメニューは何もかも日本の味で美味しかったのですが、さすがにこれは…地雷の予感がします。