「今度旅行に行くならね…ゾウに乗ってみたい!」そんな子供たちの願いを叶えるべく、タイのチェンマイでゾウ使い体験をしてきました!
こんにちは!めとめです。「ちびっこバックパッカーズが行く!」連載第4回目(バックナンバーはこちら)は、我が家のちびっこたちと、タイ・チェンマイのエレファントファームで1日ゾウ使い体験をした話です。
チェンマイに行ったのは渉4歳(左)、旅人2歳(右)の時。子供たちも色々なことが分かり始めたし、これからは旅するごとに、「何か強烈な思い出が残るような体験を家族でしよう」という話に。
そこで子供たちに聞いてみたところ、「ゾウに乗りたい!」と言うので、1日ゾウ使い体験をすることになったのでした。
ゾウと触れ合うと言ってもチェンマイには様々な施設がありますが、我が家は、ゾウの背中にカゴをつけたり、ゾウに芸をさせないエレファントファームを探しました。
なるべく自然な形で暮らすゾウと触れ合える場所を探した結果、Patara Elephant Farmという所でゾウ使い体験をすることになりました。トリップアドバイザーから予約も可
アクセス:チェンマイ市内から30キロ、車で約1時間。朝7:45頃に宿の近くまでバンで迎えに来てくれます。(メールで予約可)
アクティビティは9時-15時30の約7時間。
…Patara Elephant Farmのゾウ使い体験参加者のほとんどが欧米人で、説明なども全て英語でした。アジア系は私たちのみでした。
宿からPatara Elephant Farmまでの専用バンの様子
出発前に動物図鑑を読み漁り、アジアゾウが優しい性格だというのを学んだ渉は、ゆっくりゾウのポーズで近づいていきます笑。
赤ちゃんゾウにも少しずつ触れてみます。
2歳の旅人もせっせと葉っぱを口に運びます。頼もしい!
現地のスタッフが、参加者とゾウの様子を見ながら相性をチェックした結果…
私と渉は、母ゾウと子ゾウのコンビ。夫と旅人は、大きなお父さんゾウと1日一緒に過ごすことに決定しました。
メディカルチェックの一環で、ウンチを触って湿り具合を確認…。
ウンチと聞くとなんだか汚いイメージですが、さとうきびやバナナを食べているゾウのウンチは、爽やかな干草の香りがしました!
それから、一緒に歩く練習。進め、止まれ、などの基本的な動きと言葉を覚えます。
次に、束ねた葉っぱでゾウの体を払って綺麗にしていきます。
この葉っぱ、掃除に使った後はそのままゾウたちが食べてくれます!
掃除の後は、水を飲ませてあげて、
最後にシャワーで仕上げです。
ゾウの背中には紐のみ…。子供たちはゾウの頭にちょこんと座ります。
そのまま山を登って下って、目的地まで1時間ほど歩きます。ただしゾウの背中は…
思った以上に揺れます。
しかも、時折走る子ゾウを止めようと、母ゾウが結構な山道を走る。私は振り落とされそうになりながら片手で渉を抱きしめ、なんとかバランスをとっていました。…ゾウの揺れ具合に慣れるまで30分位かかりましたが、あとはリラックスして楽しめました。
揺れが気持ちよかったのか、旅人は目的地に着いた時にはゾウの上でぐっすりだったみたいです。
…ちなみに子供達は、ゾウに乗ってて恐怖を感じなかったみたいです。母はお尻と腰にだいぶダメージを食らっていましたが…。
この辺りの山岳民族のランチが用意されていて、みんなでテーブルを囲んでいただきます。結構な量ですが…
残った食べ物は、キレーイにゾウが食べてくれました!
さて、お腹もいっぱいになり、いよいよ最後の目的地に向けて出発です!
…ついに最終目的地の川に到着!
服を脱いでゾウと共に入水します。泳げない旅人は終始眉間にしわを寄せて半泣き状態でした笑
そのころ渉は、川に入ってたわしでゾウの体を一生懸命洗っていました。ものすごく気持ちよかったそうです。
ゴシゴシ洗ったら、次は水をかけて流していきます。他の参加者達もかなり真剣でした。
…この時点で、パートナーのゾウにかなり愛着が湧いていて、もうすぐさよならの時間かと思うとかなり切なくなりました…。
綺麗に洗い終わった後は…
ゾウの前に並ぶと、「サプラーイズ!」と言わんばかりにゾウたちが鼻から川の水をシャワー!これには正直ビックリしました…。ちなみに旅人は号泣してました。
面白すぎて大口開けて笑っていたら、ゾウの鼻から飛び出してきたまっ茶色の水を豪快に飲み込んでしまいました…
…飲み込んだ水と関係あるのかわかりませんが、この後、私の唾液腺が炎症を起こし大変なことになりました笑。「なんで私だけ!」と思いつつも、それも込みで本当に忘れられない体験となりました。
ゾウ使いは重労働…1日が終わる頃にはすでに全身筋肉痛でした。
それでも、ただ見るのではなくて、直に触れ合えたというのは、子供たちに強烈なインパクトを残してくれたのだと思います。今でも「ゾウさんたち元気かなー」なんて時々思い出したりもしています。
心地よい疲労感と共に、1日ゾウ使い体験は終了したのでした。
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