タクシーのフロントガラスに弾痕…。紛争を繰り返してきたスーダンに、まさかのロマンチックなシチュエーションがありました。
こんにちは!岩辺智博(いわなべともひろ)です!
ピンポイントでスーダンを目指すという旅人はきっと少ないのではないでしょうか…?アフリカ?砂漠?紛争?…実際どうなのスーダン!?
今回はそんなスーダンで遭遇した、まさかのロマンティックなシチュエーションについて書きたいと思います!
スーダンとは?
1990年代までは、長引く内戦や経済制裁などで、経済は完全に破綻状態であり、2009年現在スーダンは平和基金会が発表している「世界失敗国家ランキング」3位の国である。
Wikipediaより引用
洗礼1:タクシーのガラスに弾痕
首都ハルツームで何の気なしに乗ったタクシーのフロントガラスに弾痕が…!2008年にはダルフール紛争の戦域が、一時的にハルツームに及ぶところまで来たようです。なんだかいつでも争いが隣にあることを訴えているかのようでした。
洗礼2:何も無い
右も左も見渡す限りのサハラ砂漠に小さなピラミッドがぽつぽつ…。延々と続く砂漠の一本道は、暑さ故なのか先端が歪んで見えるほどでした。
洗礼3:52℃にも及ぶ猛暑
僕がエジプトから陸路で入国した地点では52℃を記録していました。集落では、冷たい水の入った壷をよく見かけ、古くからこの水がキャラバンをもてなしてきたと言われています。
…何かと参ってしまうスーダンですが、集落の人たちが笑顔で手招きして、食事に誘ってくれたりもします。気付いたら僕も笑っていました。
そんなスーダンで、まさかのロマンチックなシチュエーションに出会いました。
首都ハルツームの最高気温は45℃前後、夜でも35℃以下にはならなかったため、宿泊客たちは当然のようにベッドを外に出して眠りにつくのです。
一見雑なこのベッドが「星空ベッド」と呼ばれる理由…
夜空にその答えがありました。そう、満点の星空が見られるベッドなのです。
スーダン、思ってたのと違う…!
「星空を眺めがら眠りにつきたい」。そんな甘い響きの願望を叶えられる場所が、まさかのスーダンにありました。何も無いスーダンだからこその「星空べッド」でした。
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