1カ国目タイにきました。タイのタクシーの運転手さんとのやりとりから、旅を感じました。
こんにちは。2ヵ月で世界一周をしているAIKOです。この企画についてはこちら。1か国目のタイで日焼けしてあちこち痒いです。
2ヵ月で世界一周のルートです。
履いてきたトレッキングシューズは蒸れるので、早速サンダル買いました。150バーツ(約553円)。タイの人もみんなサンダルです。
微笑みの国と言われているタイ。日本からは夜中に出て朝に到着する便利な近さ。バンコクは日本語の表記も多くて、治安も悪くない。海外慣れしていなくても旅しやすい国だと思います。
仏教国で街の至るところに生活に根付いた寺院があり、親近感も湧きます。修行中の子供たちもあちこちに。
寺院の中のお庭にも。ふっと笑える。
バンコク市内に電車はあるものの、泊まったゲストハウスが駅から遠くて、必然的に毎日数回タクシーを使うことになった私。
タイにはたくさんのタクシーが走っていて、すぐ捕まるので便利です。多すぎではないかと思うほど。ピンク、オレンジ、黄色&緑、などなど、ビビッドな色で目立つからかもしれませんが・・・遠くからも見るとおもちゃみたい♪なんて呑気に捉えていたのも束の間、乗ってみると観光客にはひとつのハードルとなり、運転手さんの懐事情も感じさせられました。
タクシーの乗り方は、斜め下に手を出してこっちこっちと揺らします。止まってくれたらドアを開けて、運転手にどこに行きたいか伝えると、場所によってOKかNGが出ます。ここは運転手の判断。タクシーなんだからどこへでも行ってくれる、というのは日本の当り前であって、タイでは運転手の感覚に委ねられているよう。
私が断られた上位3つは
「混んでいるから嫌だ」「面倒くさい」「英語わからない」
面倒くさいと言われると、どうにもなりません・・・。
OKが出ても、最初に金額をふっかけられることもザラ。
メーターが付いているけれど、観光客には価格ありきの態度に出る運転手がとても多いです。
運転手: 「いいよ~乗りなよ、200バーツね」
私: 「高すぎ!」
運: 「混んでるからさ」
私: 「100バーツにしてよ」
運: 「無理~」
よくあるパターンですね。
メーターを使って80バーツ(295円)程度の距離でもあっさり拒否されるので、乗る前に「メーターを使いますか?」と聞いて、断られたら他を探しています。(OKと言っておいてメーター動かさないまま出発するタチの悪いのもいます)。これを何回も繰り返し、夜遅くなると萎える・・・。
タクシーは歩合制の仕事で金銭的に厳しいという話も聞きました。これだけの数だとお客の奪い合いにもなりそう。仕方ないと思う反面、メーターを改造してぼったくる運転手もいるとか。そこまでするのはどうよと思うし、観光客として負けていられず交渉を続ける私。日本では価格交渉をすることがないので、何だかモヤモヤが溜まってくる。とはいえ気にしすぎると疲れてしまうので、強くネゴらず次々にタクシーを止めるようにしました。
もちろんまっとうな運転手もいます。当たるとめっちゃ嬉しい。
おつりの小銭はチップ扱いすることが多い中で、降りようとしたら「ちょっと待て!」ときっちりお釣りをくれたおじちゃん。
大渋滞でなかなか進まないときに、焦らずのんびり行こうぜ~という雰囲気でニコニコしながらバナナ食べ始め、食べ終わったところで機転をきかせて回り道して時間を優先してくれたおじいちゃん。(バナナがおいしかったのか?)
つたない英語で行き先を告げたら、無言で頷き、ピッとメーターを動かしたサングラスのお兄さん。その対応のスマートさが運転にも表れていて、安心しきってうたた寝してしまいました・・・目的地で「着いたよ~」と笑顔で起こしてくれた。恥ずかし。
小さな駆け引きで萎える心を引き戻してくれる方々でした。こんなちょっとしたことが、旅していると心に響くものです。
そんなタクシーに乗りながら、面白いなぁと感じたひとつが、信号機。
3色灯の隣に大きな数字が出ています。これ、変わるまでの秒数。いつ変わるのか分かるというのは、悪くない。
黄色は3秒・・・1秒でも早く動き出そうとする準備?
もちろん赤も秒数表示あり。あと何秒待てばいいか分かるのでイライラが減るのかな。せわしない交通事情が垣間見られます。
有名な寺院や観光スポットも欠かせないけれど、こういった街の表情を見るのも旅のひとつの楽しみです。
ドイツから記事を書きます!ただいまドーハでトランジット。
ドイツまでのフライトはカタール航空です。評価が高い航空会社なので、敢えて選びました。
噂どおりの設備。モニタは日本語が選べる!
機内の照明がピンクなのはなぜ♪
でも荷物入れがとても狭いです。持ち込みできるスーツケースがギリギリ入るくらい。
ドイツに行く目的は、従姉に会い、一歳になった姪に初めましての挨拶をすること。そのために寄ってみようと思えるのが世界一周航空券のいいところ。
一気に寒くなりそうので、日焼けした肌を冷やしてきます!
文・写真:AIKO
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