初めまして旅する漫画家シミです。
大学在学中に漫画家を志し、旅を題材にした漫画を描きたいと決めたものの、自分の海外旅行の経験がインド(しかもたったの二週間!)しかなかった僕は「旅コンプレックス」を抱えていました。
それならば、いっそのこと夢だった世界一周をしちゃえ!と大学卒業後に串焼き屋さんで一年四ヶ月フリーターとして働きお金を貯め、2013年6月末、ロシアから世界一周を始めて今に至るまで旅をしています(今はカナダにいます)。
当初は漫画の道具を持って旅をしていたのですが、チェコで盗難に遭い、枕代わりにしていたサブバッグの中に入っていたパソコンとパスポート、筆記用具(それと寝袋)を除くほぼ全てを失うハプニングがありました。
今は手帳サイズのノートに漫画を描いています。
ある日の執筆風景。カフェでコーヒー一杯で4〜5時間粘る事も
バックパックに200枚入れていった原稿用紙(B4)
今回、「世界新聞」さんから漫画を描かないかとお誘いをいただいて、旅先で手に入る道具で漫画を描いてみました。
まさかA4のコピー用紙に漫画が描けるなんて!やってみるまでは自分でも思いませんでした。
今回のお話は「旅先で思い出す感覚」のお話です。
※画像をクリックすると拡大表示されます
僕はタバコを辞めてしまいましたが、何かの拍子にどこかの国で吸ったメンソールのタバコの味を思い出す時があります。
タバコに関わらず、小学生の時の台風にワクワクしたあの「湿度感」やライブ前のワクワク感なんかを、なぜだか旅先でも感じる時があるのです。
何かが「ふっ」とリンクした時に。
またマイペースに作品を描いていきたいと思います。
少しでも楽しんでいただけたり、共感していただけたら嬉しいです♪
漫画・文・写真:シミ
ブログ:旅する漫画家
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