台湾といえばスーツケースを持って行くイメージがありますが、バックパックを背負って行っても面白いんですよ。はじめてバックパッカーをする人のために、台湾の旅の仕方をまとめてみました。
こんにちは、世界一周アラサー女子のYUNAです。今回私が紹介するのは、日本にも馴染みの深い「台湾」についてです。
私は、「台北」→「台中」→「台東」→「花蓮」→「台北」というルートで一周して来ました。期間は、2014/10/21~11/2までの12日間です。
その間に、わたくし、アラサーバックパッカー女子がどのような行動をしていたかをお伝えしたいと思います。
台湾の場合、現地で情報を得るのは、大都市では英語が通じます。ホステルスタッフはほぼ100%英語を話します。そして、台湾は中国語圏ですので、最悪の場合「筆談」が出来ます。これは、日本人旅行者にとって、とても心強い保険(?)だと思いました。
バックパッカーを経験したことが無い方は、「空港からどうやって街へ行くの?」というのが一番の不安要素だと思います。私も、旅の最初の頃は一番不安でしたし、戸惑ってしまうことが多かったです。
しかし、台北の空港の到着ゲートを出てすぐに、大量の日本語地図がお迎えしてくれます。このラック、本当にゲートを出た瞬間目の前にありました。
そして、異国に着いてすぐは緊張と焦りで、挙動不審になりがちですので、空いているベンチでのんびりしましょう。これ、意外と大事だと思います!!私は、今でもそうしています(笑)20〜30分程。
そして、ゲートを出てすぐに、とても大きな「ツーリストインフォメーション」があります。そこで聞きたいことを聞けば、丁寧に教えてくれます。台湾の空港のツーリストインフォメーションのスタッフは、数名のおばさまと若い男性が居ましたが、みなさん笑顔で優しく教えてくれました。私が大きな荷物を背負っているので、「すごいねー!!」とみんな興味津々で色々な質問をして来ます。
ここで、私は空港バスを使って中心地まで行って、そこから地下鉄を利用して予約しているホステルまでの行き方を教えてもらいました。
台湾のホステルは平均1500円から2000円程で宿泊することが出来ました。部屋はドミトリーと呼ばれ、一室に4〜6名程が一緒に泊まる相部屋です。そのため、部屋にはベッドしかありません。
こちらは、台北で利用したホステルの外観。若干分かりづらい……。
そして、ほとんど全ての宿には「共有ルーム」と呼ばれる部屋があります。みんなでおしゃべりしたり、ご飯を食べたり、インターネットをしたり出来る場所です。写真は、上記の台北のホステルの共有ルームです。外観からは想像出来ない、綺麗で快適な宿でした。
台南のホステルの共有ルーム。ここは、この旅史上初の14階にあるホステルでした。見晴らしが良すぎて、驚きました。
楽器があったり、本がたくさん置いてあったり、みんなの交流の場となります。ここが、各国のツーリスト同士の出会いの場にもなっています。
バックパッカーともなると、雑誌に載っているような高級レストランに毎日行くことは出来ません。幸い、「台湾には軽食屋さん(ヌードルや飲茶屋さん)が50m歩けば、1件ある!」と言っても過言では無い程、たくさんの軽食屋さんがあります。
是非、毎日違う軽食屋さんへ行って、美味しい物を探してみましょう。例えば私もガイドブックの「魯肉飯」という漢字だけを覚えて、小さい食堂へ行きました。ちなみに、この本もホステルにありました。以前来た日本人が寄付して帰ったそうです。
この「魯肉飯」は、台湾では超メジャー級の食べ物です。食堂では、基本的には指止しで注文し、ご飯を食べます。牛丼のような感じでした。
ですが、台湾で意外と多かったのは、こういう筆記での注文です。「飯」「麺」「豚」「牛」等で、料理がだいたい想像出来るので、全く料理を知らなくても、注文しやすいです。小さい食堂では写真メニューが無く、下の写真で言うと右側の注文票だけのお店が多かったです。
台湾に訪れて実感しましたが、本当に「日本人」と「台湾人」は見た目が似ています。ファッションやお化粧まで。その為、食堂のおばちゃんおもガンガン台湾語(中国語)で話しかけて来ます。どんな小さな食堂でも、ほとんどそうでした。
そんな時、「リーペン(中国語で日本人)」と言うと、みんな「あー!!リーペン!!」という感じで、納得して優しく接してくれます。更には「ハオツィー(中国語で美味しい)」と、お会計の時に伝えると、初めて会ったにも関わらず、だいたいの人が大喜びでお店から送り出してくれます。
そんな小さな関わりですが、優しい食堂のおばちゃんに会う度に「もう一度行きたいなー……」と思っていました。
おでんなど、日本に馴染みの深い食べ物や日本製の製品がたくさん売られていました。
ちなみに、私が一番好きなご飯の食べ方は、適当に街を歩いていて見つけた店に入ることです。こちらは、台中で見つけた「蒸し餃子屋さん」です。
美味しい店を見分けるコツは、大通りに面していないのに、たくさんお客さんの入っている店を選ぶことです。昼間に見つけて、夜に行ったりもします。心の準備がしやすいですしね(笑)。タレ、箸、全てセルフサービスでしたが、めちゃくちゃ美味しかった!!みんな、蒸篭を何個も注文していました。
台北に関しては、地下鉄やバスもたくさんあり、乗りやすかったです。宿の人に、乗り方や移動方法を聞いて、積極的に利用していました。
また、台湾は、島全体に鉄道がよく発達しています。私もほとんどの長距離移動は鉄道を利用しました。チケットは日本のように駅の改札に「みどりの窓口」のような、チケットカウンターがあります。「台北(タイペイ)」「台中(タイチュン)」「高雄(カオシャン)」のように、地名の発音だけを覚えてチケットカウンターへ行きます。そして、一本指を立てて「イー(中国語で数字の1)」と言えば買えます。
驚くことに、田舎の方へ行っても、私が利用した数駅では、カウンターのスタッフが日本語を話していました。時々、「ニホンジンデスカー?」と片言で聞かれます。そして、1人で台湾を旅行していると言うと、みんなが「困っていることは無いですかー?」と聞いてくれました。本当に、優しい人が多いです。
一番驚いたのは、前回の記事でもお伝えした「台東」の駅のツーリストインフォメーションのおばさまは、かなり流暢な日本語で観光情報や移動方法を、本当に優しくたくさん教えてくれました。日本人に馴染みの薄い「台東」で、そんなことがあったので、本当に驚きでした。
ちなみに、台湾の鉄道駅にも「駅弁」がありましたよ。思わず買って1人電車旅を楽しんでいました。
ちなみに、中身は「肉っ!!ドーンッ!!」って感じでした。(笑)
正直、「絶景」や「超おもしろスポット」が各地にある訳ではありません。それは、どこの国へ行っても同じです。それでも、地元の人しか知らない様な見所があったり、思わぬ出会いが会ったりするのが一人旅の醍醐味です。
台北では宿の人にオススメされて、市バスに乗って「台北市立美術館」へ行ってみたりしました。
作品をのんびり見て楽しみました。意外と素敵な作品も多くて、驚きました。
台中では、こちらも宿の人のオススメで、偶然年に1度の「JAZZフェスティバル」を見れたりしました。
みんな、公園でのんびり音楽を聴いていて、とても良かったです。無料ですし!!
台東で出会ったベルギー人カップルと一緒に「花蓮」という街にある「太魯閣国家公園」へ行ったりもしました。
そういう、現地の偶然の出会いに身を任せて、旅をすることが多かったです。
さて、簡単ではありますが、私の台湾での様子をお伝えしました。ですが、正直、これ以上に面白いことも実はたくさんありました。「台湾の「秘境」にバックパッカーが行くとこんな一日を過ごすことになる」、「台湾の夜市で1300円出せば12品飲み食いする事ができる」こちらの記事でも、既にお伝えしましたが、面白い出会いや、美味しい物との出会いは絶えませんでした。
しかし、何が起こるかは行ってみなければ分かりません。昨今、人気になりつつある海外、「ツアーで行くだけではなく、自分の足で外国へ行ってみたいけれど、なかなか勇気が出ない……」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方々へ台湾をオススメする理由は、何と言っても台湾では「漢字」を読むことが出来ます。その上、「日本人大歓迎!!」な大勢の台湾人が出迎えてくれます。もちろん、アクシデントは起こるかもしれません。不安な方は、一部のみ参考にされて、新たな旅のスタイルを発掘されてはいかがですか?その第一歩として、台湾は非常に踏み出しやすい国だと思いますので!
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