オーストラリアでオージービーフを300円で堪能する裏ワザ

2014.11.26 07:00 
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オージービーフは食べてみたい、でも、オーストラリアは物価がそんな貧乏バックパッカーに希望の光を描いてみようと思います。

 

オーストラリアでオージービーフは高い!

どーも、みなさんこんにちは。世界一周中の旅するミュージシャンこと、翔一(ブログ)です。
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みなさんは、オーストラリアといえば何を思い浮かべますか?カンガルー?コアラ??
そう、そうです!やっぱり、オージービーフですよね。雄大な大地に、半ばほったらかして育てたような、力強い赤身が魅力のオージービーフ。考えるだけでテンションが跳ね上がります。

しかしみなさん、ご存知ですか?

オージービーフ、オーストラリアで食べようと思ったら案外高いということを!!

レストラン?ノンノン…貧乏バックパッカーですから、もちろんスーパーで買って自分で焼こうと思いました。スーパーならきっと簡単に手が届くんじゃないかなんて甘い夢を見ていたものです。しかし、スーパーでも本当に高い…。

そう、アジアと違いオーストラリアは、みんなのお給料そのものが高いため、物価ももの凄く高いのです。

そこで、スーパーをかけずり回りやっと発見した可能性をご紹介したいと思います。

 

オージービーフについて簡単におさらい

その前にまず、オージービーフについて少しだけ見聞を深めておきましょう。

食したい相手をやみくもに高い高いと言っているだけでは何も始まらないのです。まずは敵を知ることから。オージー・ビーフ 公式サイトなるものがあるので覗いてみました。以下は抜粋です。

「オージー・ビーフ」というのは 【オーストラリア産牛肉】 のこと。オーストラリアの国土面積は日本の約20倍、769万平方kmもの広さがあり、この広々とした自然につつまれ、のびのび育てられている牛たちは、2900万頭にもおよびます。オーストラリアの人口が約2300万人ですから、人より牛のほうが数が多いのです。オージー・ビーフはオーストラリアの誇り、オーストラリアは世界最大級の牛肉輸出国です。

オーストラリアはカンガルーの方が人口より多いとは聞いていましたが、牛も人口より多いんですね。確かに、オーストラリアを縦断中、野牛(オーストラリアには野生の牛がいます!)やらカンガルーやら、ひどい日にはオーストラリア人よりも多く遭遇したものです。

ワタクシが遭遇した野牛やら
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カンガルーやら
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また、一度入国した方ならわかると思いますが、オーストラリアは厳格な検疫体制によって厳しく管理されており、食の安全水準はかなり高いものがあります。この安全性も一つも魅力といえそうです。

なお、調べる過程で空気の読めないwikipedia先生が、「肉質は赤身が多く、硬い。焼肉よりも、ビーフシチューなどの長時間煮込む煮物に向いている」と言っていましたが、盛り下がるので無視しましょうね。

 

それでは早速買い出しに向かいます

オーストラリアのスーパーといえば、「coles」と「Woolworths」が二大勢力なのですが、今回発見した格安の「オージービーフ」食材は「Woolworths」の方が安く取り扱っているようです。なので、今回も「Woolworths」に向かうとしましょう。

Woolworthsの入口はこんな感じでです。
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ちなみにcolesはこんな感じ。目当てのモノが置いてない訳ではないのですが、何店舗か比較した結果、量が少ない印象を受けました。
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さて、Woolworthsのお肉コーナー。
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目当ての物を手にする前に、オージービーフの正規価格を。
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22オーストラリアドル弱!!ということは約2,200円です!!日本国内の定食屋さんでステーキが食べれるレベルです。焼き肉には向いてないって言われたくせにっ!!!
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そりゃー、こんな顔にもなります。苦笑。
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肉が高いならホ◯モ◯ンを食べればいいじゃない

さて、ずいぶん引っ張りましたが、こんな貧乏バックパッカーにはおよそ手が出ない高級品である「オージービーフ」。一体、どうチョイスすれば手が届くのか。

答えは食文化にありました。

そう、ホルモン。つまりは「内臓」です。オーストラリア人に限らず、白人さんたちはホルモンを食べる文化がないのです。当然ながら、誰も好んで食べないので安いっ!!!
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牛タンが!!
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牛ハツが!!
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牛ほほ肉が!!
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文化的に食べないから、値段のケタが違います。とはいえ、どの部位も日本人なら好んで食べる部分。日本でこれらの部位をステーキにしようと思ったら、通常部位より高くなるような部位ばかりです。たまりません。

さらに、鶏ハツ、
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鶏レバー、写真を忘れてしまいましたが、同価格で砂肝もあります。
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比較対象として、オージービーフの塩漬け肉。コーンドビーフと比べてみましょう。長期保存を目的として生産されたコーンドビーフ。塩漬け加工のため塩抜きをしてからでないと塩辛くて美味しくは頂けません。
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ブロックでの価格なので量はコーンドビーフの方が多いのですが、計算してみるとやはり価格はホルモンに軍配。
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さらなる比較対象として、オーストラリアでは安価な肉とされるカンガルー肉と比べみましたが、これは語るまでもなく、安さは一目瞭然ですね。カンガルー肉は柔らかくてハラミっぽくて美味しいんですがねぇ…残念です。
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カンガルーソーセージでもこのお値段。
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オーストラリアの素晴らしいBBQシステム

はて、BBQコンロはどうするの?なんて疑問に思われたみなさん。問題はございません、オーストラリアには素晴らしいBBQシステムがあるのです。

それがこちら!!
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ある程度大きめの公園、公共施設には「公共の」BBQコンロが設置されているのです。この台は本当に便利なので、日本でも導入してほしいものです。

フタつきの衛生的なタイプ。オーストラリアは落ち葉が常に舞っているのでこれは嬉しい。
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コンセントまで付いているタイプもあります。
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そして近くには当然のようにテーブルセットが設置されています。食べ物と飲み物さえあれば、最低限なんとかなってしまいます。
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まずは下ごしらえ。当然ながら食べる文化がないため、肉の成形なんてされていません。牛タンはそのまま1本なので、皮をむいてから切りそろえればOKです。
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そのほかの肉も、基本的には筋を外して切り分ければ問題ありません。ワタクシは上京後すぐに西友吉祥寺店」の精肉部で4年間アルバイトをしていたため、お肉の成形には多少の知識があります。あの時の経験が、まさか、オーストラリアで活かされるとは。

日本だと上タンと言われる部分(奥の方)は本当に柔らかくて美味しいので、贅沢にこのぐらいの厚さにしても全然問題ないです(手前の口に近い方はコリコリとした食感が売りなので、薄く小さめに切った方が美味しく頂けます)。
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調味料はシンプルに塩コショウで問題なし。あとは、BBQコンロが公共物なため、衛生面と後からの掃除のしやすさを考えてアルミホイルを敷き、その上にくっつき防止のために油を薄く延ばせば準備完了です。
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焼くべし!

牛タン。
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砂肝と鶏ハツ。
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本当に美味しいです。

オーストラリアで諦めかけていた「オージービーフ」を食ベることが出来たという達成感の美味しさ。そして、これらの部位を普通に日本で食べた場合、凄い金額になるハズなのにこんなに安く済ませてしまっているお得感の美味しさ。さらに、これに単純に味覚の旨味プラス、BBQで食べるアウトドア特有の美味しさが付加されるのです。

たまりません。
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お伝えしなければいけないこと

さて、ここまで書いてからどうしても皆様に伝えなければならないことがあります。

だって、おかしいと思いませんか??

何故、食べる文化がない部位がきちんと梱包され、格安ではあるけれども販売されているのか。販売されているということは、購入する人がいるということなのです。アジア人が多数いる地域に限らず、ホルモンは販売されています。

なぜか…

ペット用のエサとして売られているからなのです。
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がっかりさせてしまったとしたら申し訳ないです。

しかし、味をしめてしまい、何度もこの肉を使ってBBQしている身としては言わせて頂きたいっ!!オーストラリアのペットはどんだけいいものを食っているんだよっ!!と。いや、本当に美味しいんですよ。

というのも、通常、庶民派なワタクシが行ける焼き肉屋さんでこれらの部位を食べる場合、冷凍で保存されていた場合が多いのですが、これらスーパーで手に入る部位は全て、解体後冷蔵しただけなんですね。当然ながら肉の鮮度が違います。

ペットフードに手を出すのは抵抗がある方…が、多いとは思いますが、勇気を持って試してみてはいかがでしょうか。もちろん、ワタクシはこのBBQで一度もお腹を壊したことはありません…が、念のため、自己責任でよろしくお願いします。

 

文・写真:村上 翔一 (ブログ)

 

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