「チケットの購入が難しそう」「時間がかかる」など……旅人からスルーされがちな鉄道。そんなイメージをブチ壊すべく筆を撮りました!
ナマステ!夫婦で世界一周中のRyutaです。旅人にとって長距離移動は日常茶飯事。今回はスリランカを横断する路線を例に、海外鉄道の旅をレポートしていきたいと思います。
読み終わる頃には貴方も鉄道の旅に出たくなってる…ハズ。
スリランカの鉄道とは?
インドやセイロンを植民地にしていたイギリス(大英帝国)が、1858年に島内におけるコーヒー・紅茶などの農産物輸送を目的に敷設を開始したのが創始である。蒸気機関車が全廃された後は、ドイツ・日本・アメリカ・イギリス・ハンガリーなど諸国から輸入されたディーゼル機関車が使用されている。wikipediaより引用
チケットの買い方(コロンボの場合)
鉄道に乗るためにはまずチケットを購入するところから!コロンボ(スリランカ最大の都市)のフォート駅にて。当日と翌日のチケットは直接窓口から購入できます。
さすがスリランカで人気の鉄道。予約がいっぱいになっている場合もあるので予定が決まり次第予約しましょう。
僕たちは東海岸のコロンボ~西海岸のバッティカロアまでのチケットを購入。2等車で1人600ルピー(約500円)でした。歩けば63時間、鉄道だと8時間に短縮できます。さすが鉄道ですね。
チケット購入の際は事前に「いつ、どこに、何等車で行きたいか」を調べておくとスムーズです。
2等車はこんな感じでした(逆光ですが)。2人がけのシートですごくゆったり設計。3等車は結構混雑していたので、長距離移動は2等車をオススメします。
チケットはこちら。時間、座席番号などが記載してあります。駅のホームに入るのにチケットを見せるので無くさないように!
僕が鉄道をオススメする3つの理由
1 自由に動き回れる
バスや飛行機だと長時間自分の座席から動けず、しんどい思いをしたことがあると思います。しかし鉄道の場合、座席はゆったりしているし自由に立ち歩くこともできます。僕も30分に1回は席を立ち、軽く体を動かすだけで疲れのたまり方が全然違いました。
心の余裕もでき、トウモロコシも美味しくいただけました。
2 現地の人と仲良くなりやすい
これは2等車だからかもしれないですが、バスの時よりも雰囲気のいい人が沢山いました。4人席ではみんな仲良くお話します♪これも心の余裕があればこそだと思います。(写真はクールですが、良い人でした)
3 風をカラダ全体で感じられる
これは僕がこの記事で一番伝えたかった事なのですが、常に列車の乗車口が開いていて、そこからカラダ半分出して風を感じるのがすごく気持ちよかったです。それに旅をしている雰囲気が一気に出るので、ワクワクも止まりません♪
僕が乗車したスリランカ横断路線はずっと山や村を通りましたが、海岸沿いに走る路線もあります。海が好きな方も満足できるのではないでしょうか。
いかがでしたか?少しでも鉄道の旅の良さが伝わったでしょうか?次回、海外を旅をする時は、鉄道を利用してみてください♪
文・写真:Ryuta
HP:松田帳~the world trip log~
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