1年間世界一周するとなると、やること山盛りな訳ですが、なんとか出発できそうです。
photo by Key Foster
皆さん初めまして。明日(2014年6月19日)から1年程かけて世界一周するShimo(シーモ)です。
期間:1年
ルート:中国(台湾)→東南アジア→中東→ヨーロッパ→アフリカ→南米→アメリカ
資金:300万円
海外旅行は何回か経験がありますが、今回は世界一周の旅。いつもと勝手が違う中、準備したことをご紹介します。
◆世界一周すると決めた日にやったこと
1. ルートを決める
と言いながら、僕は何かと事前に決めておくことが苦手かつ、現地で急に行きたい場所ができた時に対応するために、世界一周の期間も旅のルートも決めていないです。今まで想ってきた、ここは行ってみたいという場所だけ頭に入れています。
2. 出国予定日と最初の国を決める
出国予定日と最初の国は中国とだけ決めて、飛行機が一番安くなるまで待っていました。出発2日前、見事、Skyscannerで香港行き16,000円を見つけ即決!e-チケットが発行されるまで、ソワソワします。
◆出発1ヶ月〜10日前までにやったこと
3. 予防接種(目安:出発30日前まで)
僕は東南アジアに長くいる予定なので「A型肝炎」「破傷風」「狂犬病」「日本脳炎」を接種しました。狂犬病は3回を4週にわたって打たなければなりませんでした。
予防接種は保険適用外かつ、病院によって金額が驚くほど異なります。いろいろ調べた結果、僕は三軒茶屋にあるふたばクリニックさんにお世話になりました。先生が接種前に丁寧に説明して下さります。あとはアフリカに入る前にどこかで黄熱病をうつ予定です。
4. 海外転出届け(目安:出発14日前まで)
1年以上日本を離れる場合は、実態に合わせることと税金対策として、住民票を抜いてしまうことがオススメです。月で数万円の節約になります。
住民税:1月1日時点で国内に居住していなければ、その年度の徴税はないようです。
年金:支払い義務がなくなりますが、海外旅行中の任意加入も可能です。
国民健康保険:加入不可となり、保険証も返納します。海外旅行保険に加入することで補いましょう。
その他:国内に住民票を持たないことで様々な行政サービスが受けられなくなります。事前に各市町村に詳細を確認しましょう。
5. ビザ取得(目安:出発14日前まで)
デスクの記事(もしあなたが中国人だったら、ビザ無しで行ける国はたった7つ)にもありましたが、日本人はビザにおいてかなり優遇されています。僕は行く国を決めていないので、ビザに関しては不要か、到着時に取得できる国を回ります。唯一取得したインドビザは空港で到着時申請ができるようですが、陸路入りする予定なので事前に日本で取得しました。
6. クレジットカード作成(目安:出発14日前まで)
海外でのお金の引き出しは、国際キャッシュカードよりも、クレジットカードのキャッシングの方が手数料の面で優勢だと判断しました。保険もかねて2枚作成。三井住友VISAカードは、一度の申請でVISAもMASTERも作れて楽チンでした。申請時に忘れず、「国際キャッシング利用」にチェックを入れましょう。
7. 海外旅行保険(目安:出発10日前まで)
住民票を抜いたことで、国民健康保険の海外療養費制度も利用できないので、しっかりと海外旅行保険に入りました。高額なので慎重に選んだ結果、損保ジャパンに決定。保険料は20万円程/1年半です。
◆出発までに忘れずにやったこと
8. 免許証の更新
僕はちょうど更新時期でしたが、旅行中に期限が切れて免許失効してしまうと、帰国後再交付となり手続きが面倒です。事前更新もできるので、免許証の有効期限はご確認を。
9. 国際免許証の発行
上記の免許証の更新とあわせてやってしまうと楽チンです。東京の場合、料金は2400円(※都道府県毎に異なる)、空いていたこともあり5分程で発行してもらえました。国際免許証はどこでも使える訳ではないので、利用可能な国に気をつけましょう。
10. 虫歯点検
突然の虫歯の治療で高額請求が……なんてことになったら大変です。出発までに通っている歯医者さんで点検してもらいましょう。歯科医療は海外旅行保険の保証対象でないことが多いようですが、保険によっては特約がつけられるそうなのでご確認を。
11. 携帯プラン変更
僕はDocomoを利用していますが、電話番号保管というプランがありました。電話番号400円/月、メールアドレスは100/月で契約続行できます。これはありがたい。ただし、おサイフケータイは利用できなくなるので要注意です。auやsoftbankでも同様サービスがあるようです。
12. ドル換金
できれば避けたいですが、海外で怖いのが強盗や紛失。多額の現金はもちろん持って行きませんが、サイフを盗まれたり、クレジットカードを失くした時に無一文になると大変です。現地で両替する用に、アメリカドルを200ドルと、日本円1万円バックパックの底の底に忍ばせておきます。
13. 証明写真の撮影&スキャン
様々な手続きに証明写真はつきものですが、一度撮影したらもったいないので、写真はスキャンしてデータにしちゃいましょう。印刷すれば何度も利用できますし、オンラインストレージに格納しておくことで海外でも印刷できます。
14. 挨拶
一番大切にしたのは、長期間日本を離れるので、友達やお世話になった人たちへの挨拶でした!健康に気をつけて無事にいつか帰ってきます。
15. 荷物まとめ
あとは荷物をまとめるだけです。荷物が多いのが嫌なので、僕は比較的小さめの30Lのバックパックと肩掛けバッグしか持っていきません。荷物を吟味して、事足らせます。旅が1ヶ月すぎたあたりで持っていったもの、やっぱり必要だったものなどご紹介します。
準備はしつつも何かしら忘れてることあるので、あとはもう、出発後にどうにかしようとおもいます!これから長期旅行を予定している方の一助になりますように。
文・写真:Shimo
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