インドネシアのココナッツと海しかない小さな島で、みそ汁を作ってみた

2013.10.11 18:30 
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photo by mattjlc

 

こんにちは!味噌汁世界一周中のMiaです。今回はインドネシアのブナケン島という小さな島で味噌汁を振る舞ってみました!

 

◆ブナケン島って?

 

ブナケン島はこのあたり。スラウェシ島に属する人口2万人の小さな島です。

より大きな地図で ブナケン島 を表示

 

今回、味噌汁を作らせていただく泊まっているホテルのキッチン。表向きは明るい感じのいいホテルなのですが、キッチンはなんとも薄暗い。
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いつも犬がいます。そしておばちゃんも。
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ブナケン島はココナッツのプランテーション産業が目につくくらいで、決して豊かな島ではありません。
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ちなみに、ココナッツから採れるオイルはこんな風に売られています。
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ブナケン島は、あらゆる物資の調達をスラウェシ本島からまかなっています。ホテルのおばちゃんのように観光産業に従事できる人は幸運なのかもしれません。なかなか仕事がないのです。
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そんなおばちゃんに「どうか、味噌汁を作らせてください!」と頼んでみます。
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いつも世界のどこかで味噌汁を作らせてもらっていますが、今回以上に緊張したことはありません。なぜなら、曲がりなりにもここはホテルなのです。ブナケン島は世界屈指のダイビングスポットということで、ホテルのお客様のほとんどがダイビング目当てで世界中から来ている人。そんなお客様から苦情が発生したら大変。しかしこれをチャンスと捉えるならば、味噌汁のインターナショナルデビューとでも言えるでしょう!

 

「オーケー!」

 

快くそう言ってくれたおばちゃんは、私を食材のある場所へ案内してくれました。id05

どれどれ?
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インドネシアらしいトロピカルな食材や、
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こちらもインドネシア料理に欠かせないチリ!
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インドネシアでもっとも使われているチリソース「ABC」もあります。
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一方で白菜、
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ニンジン、ジャガイモと日本になじみのある食材も。
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◆インドネシアの食文化

世界最多の島を抱える国である、インドネシアは食文化も多彩です。

 

ブナケン島があるスラウェシ島での定番メニューと言えば……焼き飯、id28

焼きそば、
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チキンスープ。たいてい小さなチキン、ゆで卵と、麺orご飯が入っています。
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東南アジア定番のオカズ屋さんもあります。好きなオカズを選べば、ご飯と一緒に提供してくれます。ただし、オカズのパターンは少なく、魚、チキン、種類の限定された野菜といったところ。味付けも唐辛子、カレー風、ココナッツ風といった感じで限定されています。
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スーパーや市場でも野菜の種類は乏しく、
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唐辛子や薬味は豊富なんですが……。
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これが首都ジャカルタがあるジャワ島に行くと、一変します。ご飯は全体的に美味しくなり種類も増えます。こちらはバクソという肉団子スープ。
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チャプチェイという野菜炒め。
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ガドガド。「ガドガドサラダ」と呼ばれるくらい野菜たっぷり。
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茄子なんかはスラウェシ島ではめったにお目にかかれません。
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このように、インド、中東、中国、オランダの影響が色濃く見られるのがインドネシア料理の特徴です。バクソやチャプチェイは中国から伝わったものだとか。カレー系は言うまでもなくインドですね!

 

◆味噌汁作り開始!

言葉が通じなくとも料理をするという行為は万国共通です。おばちゃん達もさりげなく味噌汁作りに参加してくれます。好奇心に素直な国民性がインドネシア人です。
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味噌汁に使う味噌は持ち歩いています。旅も長くなり残り少なくなってきました。そろそろ新しい味噌の出番か?
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ん〜食べるところがなくなりそうな、日本だったら間違いなく規格外のニンジン。
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続いてジャガイモ、そして白菜を切っていきます。
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鍋はこちらを使います。何といっても宿泊客全員分ですからね!
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こちらは今晩のおかず達
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こちらの味噌汁ももうすぐできますよー!野菜の茹で加減を確認し、
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味噌を入れ、味見をし、完成!
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味噌汁いらんかねー!? こちらのウクライナの方は、自分の家の近くに常連の日本食屋があるそうで、味噌汁のことは既にご存知。
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右のスペイン人の女性はなんと、北海道でヒッチハイクの経験があるそうです。「懐かしい」と言いながら食べてくれました。
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右のドイツ人の男性は、旅に釣り竿を持ってきているそうです。「君の味噌汁と同じコンセプトだよ。釣り竿にふさわしい『その人』に出会ったら、プレゼントしようと考えているんだ」
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そして……味噌汁作りを手伝ってくれたおじちゃんにも。今日も味噌汁がつないでくれたご縁に感謝です。
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文・写真:Mia

 

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mia
カナダの大学を卒業後、なぜか秋葉原のバナナ屋さんで怒濤のネットショッピング運営を担当。自らの運命により再び世界へ。味噌汁を振る舞うおもてなしの旅をしながらデッカくなりたい! ブログ:味噌玉世界旅 Take a Scoop of Miso with You

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