フィリピン・バナウェの世界遺産でもあるバタッド村の棚田をとことん散策!脱穀作業も見てきました見てきました。
こんにちは! SHINYA KOSAKAです。
今回はフィリピン・バナウェの世界遺産でもあるバタッド村の棚田を一望。
僕が訪れた6月下旬は収穫時期であり、一面グリーンだった。田植えは11月頃だそう。
そのタイミングであれば、田んぼに水が張ってあり、空を反射した絵を見ることができるかもしれません。
フィリピン・コルディリェーラの棚田群(-たなだぐん)は、フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯。棚田の規模としては、世界最大ともいわれている。1995年に、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
バギオシティからバナウェへ出発
バナウェへの行き方ですが、フィリピンルソン島北部の都市、バギオシティからバス等が出ています。
僕が調べて行ったところでは、バン一台に計8〜9人が乗り込み、ギュウギュウ詰めでスタートしました。
チケットを買った時に手渡されたのがコチラ。
2017年6月24日、バナウェ行き。415ペソ(約830円/1ペソ=2円計算)、午後9時30分出発、シート5とだけ書かれた紙切れ一枚もらい、出発時に見せるというスタイルでした。
「ちょっと簡単すぎだな・・」
という感想と、
「えっ!?バスじゃなくてバンなの!?」
の正直、悲観的な印象しか受けませんでした。
実際にシートの番号も意味がなく、空いている席に座ることになり、窮屈な車内で眠りにつくのも困難でした(バックシートはほぼ90°垂直で薄く硬く、フットスペースも足の遊び場がありませんでした)。
通ったルートは下記の通りです。途中休憩を1回挟み、夜中の午前3時過ぎにはバナウェに着いていました。
宿のある、バナウェのバタッド村へ
僕が宿を取っていたのは、バナウェの中でもバタッドと呼ばれる村にありました。ですので、バンを降りたバナウェ中心部からバタッドへ移動しなければならないのです!
だがしかし!
午前3時ということもあり、辺りは真っ暗。
けれども、バンのスタッフがトライシクル(三輪タクシーのこと。バイクにサイドカーが付いたもの。)で「バタッドまで乗せていってやる!」と言ってくれました。
相場は分かりませんでしたが、500ペソを400ペソに値切り、バタッドまでの1時間送ってくれました。
村まではさらに、30分ほど半ジャングルのような道を歩き、やっと到着した頃には空が明るくなり始めていました。
※バタッド村でご自身の宿に行く場合、宿の名前と場所をしっかりとメモして行くことをオススメします。
村の中は高低差が激しく、階段や崖を上り下りすることが多いので、村の人たちに宿の名前を伝えて向かった方が早いと思います。
宿に着いて見えた景色がこちら。
村一周ツアーへ
僕が宿に着いた時にマニラ出身の2人に出会い、この後、村一周しに行くから一緒にどうだ?と言われ、即答で行くことに。
バタッド村に関してはガイドさんを必ず雇って観光した方が良いそうです。
おそらく村の中が複雑であることと、ガイドさんが絶景ポイントを熟知しているからだと思います。
お二人が雇ったガイドさんが宿まで迎えに来てくれ、一周ツアーがスタートしました。
まずは、一番高いポイントへ行くことに。バタッドの棚田を一望できる場所なのだという。
傍目に棚田を見つつ、歩くこと30分弱ほど。同じ緑でもこんなにも見え方が変わるんですね!
棚田をバックに記念撮影もしました。
さらに先へ進みます。収穫を待つ稲穂が所狭しと眼前に広がります。
棚田の中を歩く際は、棚田と棚田の境のあぜ道を歩いていきます。
登り下りを繰り返しながら、次の目的地へと向かっていきます。
途中、ふと見上げるとそびえ立つ棚田たち。
そうして、棚田を堪能し、さらに奥へ進みます。
突如現れる滝
山道を進んで行くと、目の前に滝が現れます。周りを緑で囲まれて秘境感満点です。
また、滝壺では多くの人で賑わっていました。みんな、泳いだり水浴びしたりと全力で遊んでいます。水着を持っていくのもアリだと思います。
バナウェで脱穀体験してみた
滝で泳ぎ終わった後は、折り返して宿への帰り道を歩きます。
帰りは、行きと反対で低い位置を進みます。けれでも、周りは田んぼ!田んぼ!田んぼ!です。そして、ちらほらと民家が姿を現してきます。
生活感が垣間見えます。
途中休憩を取った場所で、ちょうど脱穀作業をしておられたので、少しだけお手伝いさせてもらうことに。
親指と人差し指の付け根で稲を挟んで引っ張っていくだけなのですが、これがまた難しく、なかなか籾が落ちてくれません・・・
これにてバタッド村一周ツアー終了です。ボリュームたっぷりの大満足な内容でした。
村は明かりも何もないので、日没とともに外は真っ暗です。星がよく見えました。
別の棚田群にも行ってみた!
翌朝、バタッド村を後にし、バナウェ中心部へ向かいます!
日中はバタッド→バナウェへの移動手段として、ジプニー(フィリピンで一般的に見られる乗合タクシーのこと)が走っています。
これは、バタッド村の中学、高校生がバナウェにある学校に通うためにも使われているそうです。実際には、平日は学校の寮に寝泊まりし、週末バタッドに帰るという生活をしているのだそう。
僕が乗った時も月曜日で、多くの中学生、高校生と一緒にジプニーでバナウェへと向かいました。
バナウェの街はとても盛り上がっていました。思っていたよりも随分都会です。
この中心部から北の棚田群を目指します。
歩いているとトライシクルのお兄ちゃんが、絶景ポイントをいくつか回ってくるプランを提示してくれ、値段交渉し、成立。
いざ!
ドーーーーン!!!
恒例の記念撮影を。
どんどん山道を登って行きます。ふと、トライシクルのサイドカーに目をやると、、、
2017年のトラベルアドバイザーの【WINNER】のステッカーが!!
もしかして、すごい人に乗せてもらっているのかもしれない・・・
まだまだ上へ。
絶景ポイントでは、いくつものお土産屋さんに遭遇しました。
いかがでしたでしょうか?
フィリピン・コルディリェーラの棚田群(-たなだぐん)は、フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯。棚田の規模としては、世界最大ともいわれている。1995年に、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
バナウェの棚田は、世界文化遺産にも登録されています。
朝起きた時に、あの景色が眼前に広がっていると思うと胸アツではないでしょうか?
ぜひ一度、訪れてみて下さい!素晴らしい棚田たちが皆さんを待っていると思いますよ!
SHINYA KOSAKA
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