オーストラリアのメルボルンで見つけた、ちょっとエッチで変わったレストラン「Naked for Satan」。雰囲気だけでなく、ピンチョス(おつまみ)一品80円という破格の安さだったので食べてきました。おすすめです。
オーストラリアのレストランってどんなイメージですか?
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。オーストラリア南部レンマークでのワーホリ農民生活を終え、大都会メルボルンで生活しています。
(オーストラリアのワーホリ情報に関する連載はこちら)
フィッシュ&チップスやミートパイ、など旧宗主国のイギリスと似た料理ばかりで料理に特色が無いオーストラリアですが、メルボルンなどの都市部では日本、中華、韓国、ギリシャ、イタリア、トルコなど色々な国の料理のレストラン、さらには創作料理のレストランが星の数ほどあります。
今日はそんな中から、メルボルンで少額でも満足出来る、オシャレで少しアダルトなレストランバー「Naked for Satan」をご紹介します。
メルボルンのレストラン「Naked for Satan」のテーマは「裸」
ご紹介するのはメルボルンの市内からトラムで約15分のBrunswick Streetにあるレストラン「Naked for Satan」です。ジャンルとしてはバスク料理(スペインとフランスの間にあるバスク地方の料理)だそうです。
メルボルンで蒸留酒製造所を作ったサタンという男性が、暑さの中ほぼ裸で働く姿を見た人が、「サタンのために脱ごう!」となったのが「Naked for Satan」の由来。nakedforsatan.com「THE NAKED STORY」参照。
アクセス:「Johnston St/Brunswick St」のトラム停留所から徒歩3分ほど。
レストラン「Naked for Satan」のホームページを開いて頂くと分かるのですが、このレストランのコンセプトは名前の通り、裸。
…とは言っても、脱がなければいけない訳でも、裸の人がウヨウヨしている訳でも無く、パッと見ただけは至って普通のメルボルンのレストランバーです。
どこら辺が「裸」なのかと言うと……壁一面にちょっと古めかしい男女のヌード写真が沢山貼られています。いい感じに味が出ていてエロいというよりは芸術的。
こんなものも発見しました。アダルト映画でしょうか?昭和の香りがプンプンしますが、メルボルンではこれもアートなのかも知れません。
メルボルンの「Naked for Satan」の名物は80円均一のおつまみ
メルボルンのこのレストラン、内装がユニークなだけではありません。4フロアある内の1階バーカウンターではこのようにピンチョス(おつまみ)が売られていて、セルフで食べたい分だけ取る事が出来ます。その数12種類以上!
ビールは大グラスで12ドル(約960円)となかなかいいお値段ですが、ピンチョスは1個1ドル(約80円)と格安です(ビールは先払い、ピンチョスは爪楊枝の数で後払いなのでちょっとややこしい)。
全てフランスパンの上に具が載っています。左上から生ハムメロン、サーモンピクルス、イカスミ、キッシュ、エビ玉子、サラミ味です。見た目も華やか!
まるでリッツパーティーにお呼ばれした気分。
おかわりしてしまいました。メルボルンこのレストラン、お酒を飲めない人でも楽しめるくらい種類豊富で美味しいです。
レストラン「Naked for Satan」の4階はメルボルンが一望できるルーフトップラウンジ
ピンチョスの会計を済ませてからは、同レストラン4階に行ってみました。4階での食事は9ドル(720円)均一。半分は屋外になっていて喫煙席あり、暖房が効いているので冬でも問題ありません。極めつけはこの眺め。
メルボルンの「Naked for Satan」もうひとつの名物はフレーバーウォッカ
4階では食事を頼みませんでしたが、このお店のもうひとつの売りはウォッカ。ブランドも豊富な上にフレーバーウォッカも沢山売られています。例えば青りんご&チェリー、パイナップル、塩キャラメル、キュウリなど面白いフレーバーが多数(詳しくは公式ホームページのメニュー参照)。
僕が試したのはチリフレーバーです。見た目は無色透明、ただのストレートウォッカ。
メルボルンの「Naked for Satan」、酒飲みにもそうでない人にもオススメ
メルボルンのちょっとエッチ(?)なレストラン「Naked for Satan」、いかがでしたか?食事・お酒・内装、どれを取っても特色があるレストランなので、お酒が好きな人もそうでない人も楽しめるのと思います。
小さい子供連れの方には向かないかも知れませんが、カップルや男女グループで行っても楽しめるレストランなので、メルボルンにお越しの際は是非トライしてみてください。
僕も格安ピンチョスだけ食べにまた行こうと思います(きっと酒も頼んで浪費すると思いますが)。
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