人口たった8万人、国土面積は日本の金沢市ほどのミニ国家「アンドラ公国」。にも関わらず年間約1000万人の外国人観光客が訪れる人気ぶり…。スペインとフランスに挟まれつつもEUではなく、EUではないのにユーロは使えたり…と、謎多きアンドラ公国に行ってきました。
ヨーロッパの地図を凝視して初めて気づいたアンドラ公国という存在
こんにちは!百太&しょうの世界一周HoneyMoonの百太です。
今回は、きっと皆さんも知らないはず…フランスとスペインに挟まれたミニ国家、アンドラ公国に行ってきたお話です。
世界一周をしているにも関わらず、恥ずかしながら知らなかった国、アンドラ公国。そんなアンドラ公国を知ったキッカケは、スペインの地図を見ている時でした。大きなスペインとフランスの国境沿いに、なにか囲まれている部分があるな…と、拡大していくと…
そこが、アンドラ公国だったのです!
せっかくお隣の国、スペインに居るのだからアンドラ公国も行ってみようという事で、急遽アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャ行ってみる事にしました。
アンドラ公国(Principat d'Andorra)
アンドラ公国(Principat d'Andorra/通称、アンドラ)はピレネー山中にある、フランスとスペインに挟まれたミニ国家。首都はアンドラ・ラ・ベリャ。国土面積は金沢市とほぼ同じ。人口は約79000人(2011時点)で公用語はカタルーニャ語。Wikipedia「アンドラ」参照。
アクセス:スペインからアンドラへは、バルセロナからアンドラへの国際バスが一日数本出ています。1人約30ユーロ/3480円。所要時間約3時間
ピレネー山脈に囲まれた風光明媚なアンドラ公国
アンドラ公国はピレネー山に囲まれた自然豊かな国でした。宿に着くとお勧めされたのが、山の中にある遊歩道。さっそくおすすめの遊歩道に行ってみると、とっても気持ちが良い道が続いていました。
ピレネー山脈は、ユーラシア大陸西端部のイベリア半島の付け根付近をほぼ東西方向に走る、長さ約430 kmの褶曲山脈である。地質学的にはアルプス山脈よりも古い時代の地層からできている。Wikipedia「ピレネー山脈」参照。
かなり長い距離の綺麗な遊歩道が整備されており、アンドラ公国の街を山の上から一望できます。
これを見てもらうと、いかにアンドラが山に囲まれているかというのが分かっていただけると思います…!
ちなみに、山に囲まれたアンドラ公国は、冬になるとスキーやスノーボードをしにくる人々で大賑わいになるそうです!アンドラ公国独特の地形を活かした産業ですね!
アンドラ公国は免税大国
山に囲まれたアンドラ公国ですが、週末になるとフランスやスペインから多くの人が押しかけます。
アンドラのGDPの80%は観光業。首都「アンドラ・ラ・ベリャ」を訪れる外国人観光客は年間約1000万人(※アンドラの人口は約8万人)。タックス・ヘイヴンのため銀行業も盛んで多くの外国の金融機関が進出している。EU加盟国ではないものの、EUと関税協定を結んでいるため、ユーロが使える。Wikipedia「アンドラ・ラ・ベリャ」参照。
フランスとスペインと比較した、アンドラ公国の免税料金表まで…!
アンドラ公国にはバギーが多い
アンドラ公国おすすめの観光スポット
アンドラ公国には免税店が多く有る為、ショッピングを楽しむ人が多いですが、素敵な観光スポットもあります。
アンドラ公国の首都、アンドラ・ラ・ベリャのシンボルであるかのように、街の中心にある教会。昼間見てもも綺麗ですが、夜はライトアップされていてすごくステキです…。
1999年2月22日にUNESCO・世界遺産にノミネートされた。Wikipedia「Santa Coloma d'Andorra」参照。
アンドラ公国の首都、アンドラ・ラ・ベリャから3キロほど離れたサンタコロマ村にある教会は、ピレネー・ロマネスクの特徴的な一本の鐘楼が美しい教会です。
ちなみにこのサンタコロマ教会の円柱の鐘楼はレアだそうです。アンドラに行かれた方は、ぜひレアな円柱の鐘楼が美しいサンタコロマ教会まで、足を延ばしてみてはいかがでしょうか…!
アンドラ公国に行って気づいたミニ国家の魅力
アンドラ公国あけでなく、世界にはシンガポール、モナコ、バチカンなどミニ国家がたくさんあります。それぞれ個性があるミニ国家を比較してみると、面白い発見がありそうですね…!
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