ヨーグルトといえば、日本人にとってなじみのあるスイーツですが、ネパールに「王様のヨーグルト」と呼ばれる絶品ヨーグルトがあるのをご存知でしょうか。
こんにちは。先日、ヒマラヤトレッキングから下界に帰ってきました、早田遼亮です。ネパールに「ヨーグルトの街」と呼ばれるバクタプルという街があり、そこに「ズズダヒ(王様のヨーグルト)」というものが有名とのことです。
ズズダヒは店によってそれぞれの味があると言います。これはヨーグルト好きとしては黙っていられない!腹が強くない方ですが、王様のヨーグルトを限界まで味わうべく、早速出かけてきました。
バクタプルはこの辺り。首都カトマンズからバスで約1時間。
昔風情とヨーグルトの街
バクタプルはネパールの古都であり、
“町の中心広場「ダルバール広場」には55の窓のある旧王宮がある。カトマンズを訪れる観光客にとって、バクタプルは人気のある一日コースである。
wikipediaより引用
王様のヨーグルトはその昔、毎日カトマンズの王の元へ運ばれていたことからつけられたそうです。
ズズダヒ食べ比べ
まず一軒目は高級店だというCafe De Peacock。
器からいって高級そうです。値段は165ルピー(約165円)これは……ヨーグルトというより……チーズケーキ!品のあるコクと甘味が堪能できます。
店の看板娘とズズダヒ
最初に値段の張るところに行ったので、次はローカルの看板もない小さなお店に行ってみました。土器の器が印象的です。登校前の女の子が店番をしていました。30ルピー(約30円)と先ほどの1/5です。甘さ控えめで、ほとんどケーキのような印象を受けました。
そろそろ、腹部に嫌な音がし出しましたが、3軒目はキングカスタードという店。ヨーグルトの上部分が固まっているものの、下の部分はなめらかで、一つで二つの食感を味わえるスグレモノです。30ルピー。
そろそろ限界の4軒目。ビクラムヨーグルトセンター。キングカスタードよりも下の部分がより液体に近く、飲むヨーグルトのような感じです。25ルピー。
ついに軽い腹痛をもよおしたので、最後の一軒です。バクタプルヨーグルトセンター。ヨーグルトの中にスパイスが入っていて、甘味だけでなく酸味を感じることができます。25ルピー。
トイレットペーパーを忘れたために(ネパールではトイレにペーパーなんてありません)、カトマンズまで腹痛をこらえて帰りました。何事も過度は厳禁ですね……。なお、カトマンズ―バクタプル間は日本の協力で凹凸のない道路が整備されていて、それだけが救いでした。
文・写真:早田遼亮
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