釣り堀といえば日本では「魚」ですが、バンコクに「エビ」の釣り堀があります。近年数が少なくなったエビの釣り堀をハシゴしてみました。
1日限定でカオサンのホステルから4つ星ホテルに移ってみたの記事の後、空港に向かう途中にパスポートの盗難に遭い、数日帰国が延び、ようやく帰国できた早田遼亮です。
さて、バンコクでの滞在が延びたので、ウォンウェンヤイ地域にあるエビ釣り掘に行ってきましたので、今回はその報告です。
アクセスし易くなったウォンウェンヤイ地域
エビの釣り掘は、地価が上がった現在、バンコク中心部ではお目にかかれません。バンコクでエビの釣り掘を楽しみたいと思うとどうしても、ウォンウェンヤイ周辺までくる必要があります。
しかし、BTS(高架鉄道)がウォンウェンヤイ(Wongwian Yai)からバンワ(Bang Wa)というところまで延長されたので、アクセスし易くなりました。
しかも、このウォンウェンヤイ周辺は、線路市場で有名なメークロン駅方面へ向かう列車のウォンウェンヤイ駅や、ローカルなナイトマーケットのサワンプート、また、ホテルの値段が安く昔のバンコクの雰囲気を味わえる場所とあり、今後の注目地域です。
サワンプートナイトマーケット
エビ釣りはいくらでできる?
ウォンウェンヤイ地域には現在、2ヶ所のエビの釣り掘があります。
・BTSクルントンブリ駅から徒歩5分ほどの 「ムーカタ チャルンナコン」 地図はこちら
・BTSタラープル駅から徒歩10分ほどの 「タッパ トックン」 地図はこちら
ともに料金は1時間100バーツ(300円ほど)で、釣竿レンタル、エサ代は無料です。エサはブタの心臓だそうです。
釣ったエビは、下記3つの中から好きなように出来ます。
1 その場でBBQにしてもらい食べる(この場合、材料費は無料、手数料のみ支払う)
2 氷を入れてもらい持って帰る
3 紙(写真)に釣った数を記入してもらいキープする(期限なし、いつでも使用可能)
レストラン併設なので、釣りをしない人もエビ料理を楽しむことができます。写真はちょっと残念な味だったエビフライ、150バーツ(470円)。
エビの釣り堀その1 「ムーカタ チャルンナコン」
私はいつも「タッパ トックン」の方へ行っていたので、「ムーカタ チャルンナコン」(地図はこちら)は初めてでした。写真は外観。
常連さんも多く、中には水槽の縁にいるエビをピンポイントで狙う猛者も……。このビジュアル、職人にしかみえない……。
エビは魚とは違い、ハサミでエサをハサんでから口に持っていくので、引き上げまでに時間がかかります。せっかちだとすぐにエサを放してしまいます。タイでは日常生活だけでなく、エビ釣りでも辛抱強さが求められるんですね。
初日は2時間で一匹、2日間で4匹のエビを釣ることができました。
エビの釣り掘その2 「タッパ トックン」
「ムーカタ チャルンナコン」での成果が思わしくなく、このままバンコクを去れるのも不本意なので、いよいよエビの釣り堀のはしごです。「タッパ トックン」(地図はこちら)は私がバンコクで仕事をしていた時に行きつけの釣り場、ホームでのリベンジを誓います。
「タッパ トックン」の看板。ちなみにトックンとはタイ語でエビ釣りのことです。タイで魚釣りはトップラーとなります。
外見はこんな感じです。
午後5時から釣りが一斉スタートされます。最初の1時間は食い付きがとてもいいです。常連さんも多く、休みの日などは4時半くらいには行っていないと、場所がとれないこともあります。
旅人の皆さんも、バンコクの喧噪に疲れたらエビ釣りで一息入れてみてはいかがでしょう。
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