オーストラリアのワーホリ連載更新。娯楽も仕事もないカブルチャーのストロベリーファーム、思い切って仲間と飛び出してみました。
ストロベリーファーム辞めました
アンニョンハセヨ!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。
約8ヶ月暮らしてメルボルンを離れ、クイーンズランド州のカブルチャーという街(厳密には更に田舎のWamuranという街)でイチゴを植えて生活しておりました。
(オーストラリアのワーホリ生活2年目突入。現在に至るまでのオーストラリアの全記録はこちら)
しかし、ボスの「来週からは仕事がいっぱいある」という言葉とは裏腹に、仕事が急になくなったり、2時間しか働けなかったりと収入は激減……さらには仲良くなった韓国人グループが出ていくという事で心が揺れに揺れていたのは前回お伝えしたとおり。
リスペクトに欠くボスの決断
ある日、短時間仕事をした後にミーティングが開かれました。
「既に出ていく旨を申告済みの人、出て行こうと思っている人は明日出て行っていい」との事。
本来ならば退去の1週間前に言わないと敷金が返ってこないシステムなのですが、あまりに仕事が無い・労働者が多すぎるから苦渋の決断をしたというのがボスの言い分ですが、今まで働いてきた人へのリスペクトが感じられません。
天候に関しては予測が出来なくても、畑の数や、労働者の人数なんて最初から分かっているのですから、初めからいくらでも調整は出来たはず。
そこらへんの計画性には長けていない人だったのかもしれません。
決断の時
これから先、シーズンが本格的に始まれば稼げるようになったのかも知れませんが、待っているぐらいなら新しい場所に移るのも手だと思います。
結局、友達からボスへの抗議・交渉のおかげで退去日はこちらの自由という事になり、韓国人5人と同じ日に出る事になりました。
ひとまずサンシャインコーストへ
退去日当日、韓国人5人を残して(あとで合流する予定)、エストニア人の女の子と日本人の女の子と韓国人の男の子とドライブがてらサンシャインコーストへ来ました。
スーパーやバー、レストランも多く、カブルチャーよりも快適に暮らせそうです。それに、ファームジョブとレストランなどのシティジョブ掛け持ちだって出来そうです。
まずは宿と仕事の確保
早いうちに住居と仕事を見つけなければなりません。1軒目はサンコーストバックパッカーズというバッパー。
6人で一部屋使えて仕事も斡旋してもらえるとの事ですが、2週間程度待たなければいけないそうです。
ちなみにオーナーはアジア系で、見かけた人は恐らく全員日本人でした。
2軒目はコットンツリーバックパッカーズ。ヨーロピアンしか見かけませんでした。
内装も凝っていて雰囲気は1軒目より良かったのですが、空き部屋無し・仕事も30人近くウェイティングだそう。
とりあえず一泊
そうこうしているうちに、例の韓国人5人組も合流しましたが、サンシャインコーストでは仕事が無い事を話すと、しばし砂浜で遊んだ後に北のヌーサまでバッパー探しに行きました。
しかし結局、仕事も住居も見つからず、帰って来ました。とりあえず一晩だけバッパーを予約して一泊(ひとり30ドル)。
Mooloolaba Backpackersという場所です。
ちなみにここでも仕事の斡旋をしてくれるみたいですが、やっぱりウェイティング。ちなみにどのバッパーでも待ち受けている仕事はイチゴのピッキング・パッキングとの事。
カブルチャーを出た意味が無いじゃないか!
失った安定とは裏腹…
仕事は見つからず不安が募る6人。そして、5人でもパンパンの車に自分+荷物が乗る可能性は極めて低いので、ひとつ多く不安が募る僕。
この日はファームハウスでは禁止されていたお酒(ビール)を30缶買って、6人で飲みました。
酒も娯楽もなく、日本人勢力が増してきた監獄のようなファームハウスでもう聞き飽きた「来週からは仕事がいっぱいある」という言葉を信用し続けた方が暮らしは安定したのかも知れませんが、なんだか旅っぽくなってきたので、迷いは酒で流す事にしました。
そして翌日、思わぬ展開が待ち受けていました。続きはまた次回お知らせします(ネタの温存)。
(オーストラリアのワーホリ生活2年目突入。現在に至るまでのオーストラリアの全記録はこちら)
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