実はサンダルでも登れるバヌアツのヤスール火山なのですが、例の山頂にたどり着いてみると意外なことがわかりました。
こんにちは!セカマタ〜(色んな意味で)世界を股にかける女一人旅〜のピノです!
世界には約1500の活火山があると言われていますが、マグマの噴火が見られる火山は限られています。今回はその中でも「世界で最も火口に近づける活火山」を見に行ってきました!
バヌアツ共和国にあるタンナ島へ
バヌアツ本島のポートビラから約一時間のフライトでタンナ島という離島にやってきました。この空港からヤスール火山は車で2時間弱で着きます!
ヤスール山(ヤスールさん、Mount Yasur)とは、オーストラリア大陸の東、太平洋の南部に浮かぶタンナ島に存在する活火山である。山頂の標高は361m。 ヤスール山はバヌアツ領のタンナ島に存在する。「世界で最も火口に近づける活火山」として有名で、多数の観光客が訪れる。参照:Wikipedia「ヤスール山」
ヤスール山の火口へ向かう
近くまで車で連れて行って貰いそこからは歩きと聞いていたのですが、車を降りたら目の前に煙が!
ここから火口に向けて急な坂道を登っていきます。中にはサンダルで登る強者も。
ヤスール山の火口に到着
20分ほどで火口に到着すると、真下には溶岩があり煙で覆われていました!
常に小さいマグマがふつふつと飛び散っており、10分に一回程度の間隔で大きな噴火が起こります。
雷が落ちたような爆音に一同歓声を上げるのですが、スタッフさんの話しによると今日の噴火これでもはかなり小さい方とのこと。普段はもっと危険らしいです。
日が落ちると、暗闇の中に赤く光るマグマが一層際立ちます。日が落ちる前との迫力の違いに圧倒されっ放しでした!
「世界で最も火口に近づける活火山」で気づいた意外なこと
このヤスール山、標高がそれほど高くないのですが、山頂はめちゃくちゃ寒いです。「なぜ教えてくれなかったんだ」と半袖の欧米人達がブツブツと小声で言っていました。
しかし風向きが変わったり、大きな噴火があると突如として温風がやってきます。正面は暑い背面は寒いの繰り返しで体がおかしくなりそうになったところでツアー終了の合図が。参加者全員が胸を撫で下ろします。
皆様、バヌアツのヤスール山に行かれる場合は防寒具を忘れないように…!
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