ど田舎過ぎるストロベリーファームから束の間の脱出劇

2017.04.08 07:00 
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お酒も無い、ネットも電波悪い、最寄りの商店まで徒歩1時間以上という陸の孤島に引っ越してきてしまった上に、悪天候で仕事がしばらく休み……暇を持て余してしまった僕は1泊2日で都会に出る事にしました。

 

仕事以外にやる事が無い「陸の孤島」

こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。

約8ヶ月暮らしてメルボルンを離れ、現在はクイーンズランド州のカブルチャーという街(厳密には更に田舎のWamuranという街)に引っ越しました。

(オーストラリアのワーホリ生活、過去1年分のバックナンバーはこちら

 

カブルチャー

 

カブルチャーはオーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンの約50km北にあり、モートン・ベイ市の一地域である(Wikipediaより引用)。

 

さて、空港からダイレクトにカブルチャーに来たものの、最初の1週間は大雨で仕事がありませんでした。

仕事が無いのは仕方ないのですがファームハウスはWi-Fiも遅く、飲酒も禁止……。 周りにも何も無いのでやる事がありません。

 

何もないファーム脱出を企てる

最寄りのスーパーまでは車がないと行けない距離ですが、地図を見ていると、ファームハウスから約5キロ東に駅があるのを発見しました!
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こうして到着から3日目にして、早くもファームハウスから脱出してブリスベンに向かう事にしました。
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毒ヘビとパイナップルを意識しつつ歩く

駅まで向かう途中、両サイドにはパイナップル畑です。
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ファームのオーナー曰くこの辺りには「噛まれてから1時間以内に血清を打たないと死ぬような」毒ヘビが居るそうです。(ファーム内でも見かけたそうな) 万が一噛まれても、1時間以内に車を呼んで病院に行ける気がしないくらいど田舎なので毒ヘビの恐怖と戦いながら駅を目指しました。

 

この広大な自然の中を進むのですが、意識は完全に足元に向かっていました。
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1時間歩いてたどり着いた無人駅で途方にくれる

1時間歩いてようやく着いたのがこちらのElimbah駅。周りには商店はおろか自販機もありません。
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時刻表を見て途方に暮れました。なんと午後は1時間〜1時間半に1本しか便が無いのです。運悪く1時間程待機する羽目に。時刻表は予め調べて行くべきでした…。

 

田舎をナメてた

この時僕はブリスベンへ行って酒にまみれて翌日の朝帰ったのですが……
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翌日の朝の天気は大雨。駅からファームハウスへ行く途中には雨宿りする場所なんてありません。
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腹を括って濡れながら帰りました。
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また、暗くなったら街灯も無いので危険そうです。

 

今回の収穫

時間はかかりますが、駅まで辿り着けば以下の場所に行けるという事が分かっただけでも大収穫です。

・ブリスベンのCentral駅(約1時間)
・ゴールドコーストのNerang駅(約2時間・サーファーズパラダイスまでは更にバスで30分)
・大型ショッピングモールやスポーツバーがあるMorayfield駅(約10分)

 

お酒も飲めず、ネットもブツブツ切れる閉ざされた田舎での生活ですが、2連休があれば都会に出られると思うと、どうにか暮らせそうです(仕事が始まってその気力があればですが)。

(オーストラリアのワーホリ生活、過去1年分のバックナンバーはこちら

 


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植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

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