中毒性のある独特な食感。オランダ発祥のフライドポテト「ラスポテト」を食べてきました!(作り方も紹介!)
こんにちは、きっしーです。今回はオランダの話題です。
オランダ人の画家、ゴッホが描いた「ジャガイモを食べる人々」のように、昔からジャガイモを食べる習慣があったオランダでは、新鮮な魚の付け合わせにもジャガイモが出てきて、フィッシュ・アンド・チップスなんかもよく見かけます。
街中でフライドポテト屋さんも多くありますが、その中でもオランダで生まれたフライドポテト「ラスポテト」は、オランダのB級グルメナンバーワン!
ラスポテト(Raspatat/ラスパタート)は、オランダ発祥のジャガイモ料理で、フライドポテトの一種。 ラス(ras)は、ポテト粉末の商標名であり、パタート(patat)はオランダ語でフライドポテトのこと。参照:Wikipedia「ラスポテト」
オランダでラスポテトを扱っているお店には、大抵この目印があります。
私が行ったお店は、デン・ハーグHS駅からトラム1番線に乗って約15分のところにありました。
Eetkiosk Friends & Catering / 住所:Scheveningseweg 249, 2584 AA Den Haag
ラスポテトはジャガイモの粉を水と混ぜて揚げて作ります。これがラスポテトの元となるジャガイモの粉です。
普通のフライドポテト(左)と比較すると、細くて茶色で、ちょっとうねっています。フライドポテト210円(1.75ユーロ)に対し、ラスポテトは220円(1.85ユーロ)。
ラスポテトは見ての通りうねっているので、ひらがなを書くのにも適しています(笑)
フライドポテトは揚げるのに時間がかかるので、作り貯めした古いものを出されてしまうことがあります。しかしラスパタートはホットケーキの生地のように柔らかく、1分30秒で出来上がるので、間違いなくアツアツを頂けます。
さあ、頂きま~す!
ラスポテトを口に入れると、ふんわりと甘みが広がって、同時にカリカリの食感を味わえます。しかも中はホクホク。
フライドポテトでも「カリカリ&ホクホク」を味わえますが、ラスポテトはカリカリが薄い皮のようになっていて、ホクホクのポテトが詰まっている感じです。ラスポテトのカリカリとホクホクは境界線がなく、口でホクホクのポテトとうまく混じり合うのです。
…まさに溶けるような食感。
この感覚を覚えてしまうと、ラスポテトを食べるためだけに「オランダに行こう」と本気で思ってしまいます。
最後に注文の際の注意点ですが、以前、他の店で「ラスポテト」を頼んだら、「フライドポテト」が出てきた悲劇が!
ラスポテト(Raspatat)の「R」が発音できない私は、通じなかったようで、「Ras」が取れた「Patat(フライドポテト)」が出てきたという……。
オランダ語の「R」は、喉の奥から力強く発音するようで、とても発音できず、それ以来、紙に「Raspatat」と書いて頼んでいます。
オランダに行くときは、ぜひ赤い目印の「Ras」を探して、カリカリ&ホクホクの溶けるようなラスポテトを堪能してくださいね!
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