巧妙な技法で描かれたトリックアート(騙し絵)。メルボルンのトリックアート美術館ArtVoでは、大の大人がはしゃぎます。もちろん僕も例外ではなく…
オーストラリアのメルボルンでトリックアート
こんにちは!極貧バックパッカー改め「オーストラリア出稼人」の植竹智裕(うえたけともひろ)です。現在オーストラリアのメルボルンで働きながら細々と暮らしております。
(連載「オーストラリアのワーホリは稼げるのか?」バックナンバーはこちら)
メルボルン
メルボルン(Melbourne)は、オーストラリア・ビクトリア州の州都で、ポート・フィリップ湾に面した港市。オセアニア有数の世界都市。「世界で最も住みやすい都市ランキング」6年連続1位(2011〜)。Wikipedia「メルボルン」「Melbourne」参照。
節約しながら細々と暮らしてはいたのですが、面白そうな場所を見つけてしまった時の好奇心には勝てません。メルボルン内に面白いトリックアート美術館があるというので友人達と行ってみました!
トリックアートって?
トリックアート(トロンプ・ルイユとも)は壁面や床などに実際にはそこに存在しない扉や窓、人物、風景などを描き、あたかも存在するように見せたり平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品。参照:Wikipedia「トロンプ・ルイユ」
メルボルンのトリックアート美術館、ArtVo
ArtVoというこのトリックアート美術館はメルボルン中心部からも無料トラムで行けるドックランズというエリアにあります。関東で言えば横浜みなとみらいかお台場、関西で言えば神戸のようなところでしょうか。
お値段は大人ひとり25ドル(約2000円)、学生は20ドル(約1600円)。
期待が高まります…!
トリックアートは、撮るのも撮られるのも意外と難しい
ひとたび入場してしまえばそこは右を見ても左を見てもトリックアートの世界!序盤にあったトリックアートと一緒に写真を撮ってみましたが……何だか微妙にリアリティーが無いですよね。
親切な事に、各作品付近の床にはそれぞれ「ここに立てば上手に撮れる」という目印があるので、徐々に慣れてきました(下の写真は実際には床に寝そべっているだけ)。
どうやら絵と被ってしまったり、わざと描かれている影に被ってしまうとトリックアートは一気にただの絵になってしまうようです。撮るにも撮られるにもコツが要るんですね。
トリックアートに慣れてきた
だんだんテンションが上がってきました。全部のトリックアートを楽しむ勢いでどんどん先に進んで行きます。時にはこんな厄介な生き物と戦ってみたり、
さらには酒に溺れかけてみたり(ぜひ実際に起こってほしいです)。
こんな沢山のショッピング、現実でも一度でいいからしてみたいものです(余談)。
トリックアートの前では、親が演技指導しだす
日曜日だった事もあってか、家族連れも沢山いました。しかし、どうも子供たちより大人の方が「面白い写真を撮ろう」と意気込んでいるようでした。「ここに手を置いて」「もっと怖がった表情で」とまるで映画監督のように演技指導をする親に対して子供はちょっと疲れ気味……(笑)
スタッフの演技指導も半端ない
館内にはところどころスタッフも巡回していて、写真を撮ってくれたり、撮影にベストなポジションを教えてくれたりします。スタッフの方に「このポーズでここで止まって!」と指導されたはいいものの、体勢がきつ過ぎて脚がプルプル震えていました。このままでは何の写真だかよく分かりませんが、
縦にしてみるとこの通り。なるほど、結構危機感溢れる写真になりました。
トリックアートは…大人のためのアトラクション
ただ見るだけではなく、ポーズや表情、リアクションなど色々と考えながら楽しむトリックアート。
熱心に演技指導をする親を見ても分かる通り、大の大人が行っても十分楽しめる場所でした。むしろはしゃぎ過ぎて疲れたぐらいです。
大人の観光にトリックアート、オススメです。オーストラリア・メルボルンのトリックアート美術館「ArtVo」よりお伝えしました!
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