メキシコのオアハカに存在する巨木「トゥーレの木」は、樹幹の太さで世界一。圧倒的スケールのトゥーレの木を間近で細部まで観察してきました!
以前はチェーンソーで木を切っていた事もある、お酒と音楽とおねーさんが大好きなナシオです。
日本で巨木と言えば屋久島の千年杉が有名ですよね。しかしメキシコのオアハカ州には、それを超える巨木が存在します。
幹の太さは人が30人手を繋いでやっと囲める太さ…ギネスブックにも認定された、アメリカ大陸最大の巨木「Arbol del Tule(エル・トゥーレの木)」をこの目で確かめてきました!
トゥーレの木
トゥーレの木(Árbol del Tule)は、メキシコ合衆国南部のオアハカ州のSanta María del Tuleの町、その中心に位置する教会敷地内に立つ巨樹である。州都オアハカ市から9kmほど東、ミトラ遺跡へと続く道の脇にある。ギネスブックでは世界で最も太い木と認定されている。樹齢は推定1600年。参照:Wikipedia「トゥーレの木」
アクセス:オアハカの2等バスターミナル付近を通る路線バスに乗り7ペソ。所要およそ30分で到着。
村の中心部でバスを降りると、すぐにトゥーレの木が目に入ってきます。
森や大草原の真ん中にあるのかと思いきや、トゥーレの木は村の中心にありました(笑)右隣にあるサンタマリア教会を覆い隠してしまいそうな勢いです。
トゥーレの木を間近で見るために教会の敷地内に入るので、教会のゲートで10ペソの入場料を取られます。
なかなか可愛い感じの教会ですが、トゥーレの木の存在感を隠すことはできません…。
トゥーレの木を間近で見ると、それが木なのか壁なのかを疑う太さでした!
トゥーレの木:スギ科のメキシコラクウショウ 樹齢:2000年以上/幹回り:58メートル/高さ:42メートル/直径:14.05メートル/体積:816.829立方メートル/重さ:636.107トン
…と記載されていましたが、諸説あるようで正確な数値とは言えないそうです。
とにかく、広角のレンズのGOPROでも全体が収まらないほどの巨木です!
トゥーレの木の巨大さを分かり易く例えると、大人30人が手を広げて繋いで、やっと幹を取り囲める太さということです。
トゥーレの木は世界中の木を圧倒する樹幹を持ち、ギネスブックでは世界で最も太い木と認定され、30人が腕を広げて手を繋がないと幹を取り囲むことができないほどである。参照:Wikipedia「トゥーレの木」
余談ですが、日本の屋久島の縄文杉の3倍近い太さだそうです。そんなトゥーレの木では日本人の観光客も多いのか、日本語の注意書きもありました。
伝わりそうで伝わりにくい日本語でしたが(笑)
このトゥーレの木、ただ太いだけでなく、木のコブなどに注目するとさらに面白いのです。自然とこうなったのが不思議にも思えるフォルムです。
見上げて枝に目をやっても、捻じれ方が面白かったりします。
太さに圧倒されるトゥーレの木ですが、木の細部に目をやっても飽きが来ませんでした。
村人は長年トゥーレの木と生きてきたせいか、周辺の木々草花の手入れがとても行き届いていました。
ベンチのそばにある木は、屋根の様な形に剪定されています。
普段はいい加減な所が目立つメキシコ人なのに、その剪定技術の高さに驚かされました!
…でもやっぱりメキシコ、遊び心は忘れていませんでした(笑)
この壺、そのうちどうする気なんでしょうか…(笑)
トゥーレの木は遠くから見ても分かるのですが、その存在自体が圧倒的です。しかし、木の細部に目をやって楽しんだり隣の公園で素敵な木々を見たりと、意外と時間をかけて楽しめるスポットでした!
以上、ナシオがお伝えしました!
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