南米エクアドルのオタバロで毎週土曜日開催のオタバロ族の民芸品市。雑貨天国な民芸品市で一際目立てっていた悪魔のマスクを紹介します!かぶってる人、いるの…(笑)?
こんにちは、ライターの宮﨑(@JIBURl)です。
エクアドルのオタバロという街で民芸品市に行ってきました。民芸品市は、毎週土曜日にだけ開かれる市場で、オタバロ族という少数民族が民芸品などを売っています。今では外国人旅行者にも人気の観光スポット。
可愛い雑貨も多かったですが、「悪魔のマスク」が特に面白かったのでご紹介しますね!
オタバロには少数民族「オタバロ族」が生活しています。彼らの文化はインカ帝国の影響を受けているそうです。
古くからインディオのオタバロ族が住んでいた地で,15世紀インカ帝国に征服され,16世紀にはスペイン人の支配下に入ったが,周辺一帯には現在もオタバロ族の小農が住み,コーヒー,サトウキビ,ワタ,穀物などの栽培や牧畜を行なっている。15世紀にインカ帝国の統治下にはいったので,彼らの生活や社会にはインカの影響が強く,言語もインカ帝国の公用語であったケチュア語である。(引用元:コトバンク「オタバロ」)
オタバロまではバスで行くのがおすすめです。私はコロンビアからバスで国境を越えて行きましたが、エクアドルの首都キトからもオタバロ行きのバスがあります。キトからはバスで二時間ほど。
オタバロの民芸品市は毎週土曜日限定で、中心地の道路を封鎖して開催されます。町の中心部に行くと屋台だらけで圧巻の光景! そしてたくさんの外国人旅行者がお買い物を楽しんでいました。
数百店舗の屋台が並んでいるので、すべてのお店をゆっくり見て回ると丸一日かかります。
民芸品市で見つけた可愛い雑貨を紹介しましょう。例えばこれはオタバロ族のミニチュア人形。
楽器も売っていました。こちらは南米アンデス地方の民族音楽フォルクローレに使われる笛、サンポーニャ。
エクアドルは赤道直下の暑い国ですが、オタバロは標高がおよそ2,570mもあるので寒いくらい。そのため毛糸の帽子がたくさん売っていました。
毛糸の帽子に混じって、怪しげなマスクを発見しました。陽気な銀行強盗が使っていそう…
このマスクは「インティライミ(太陽の聖なるお祭り)」で使われる悪魔のマスクだそうです。このマスクの正式名称は、悪魔の頭(アヤ・ウマ)。インティライミではこのマスクを被って踊ります。
こんなド派手なマスクは恥ずかしくて、さすがに被れませんよね…。いや…だってさ、さすがに無理っしょ??
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可愛い雑貨が好きな人は、ぜひオタバロの民芸品市へ行ってみてください。悪魔のマスクもたくさん並んでいて面白いですよ~!(被ると蒸れて暑かったですが)
(参考リンク:エクアドル・オタバロ族の土曜市に行ったら可愛い雑貨・民芸品だらけで大満足!|JIBURi.com)
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