リアルなアメリカの銃社会を体感できる射撃場「ロサンゼルスガンクラブ」に行ってきた

2017.12.25 07:00 
LINEで送る
Pocket

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

IMGP7426

アメリカのロサンゼルスに存在する実弾射撃場、ロサンゼルスガンクラブ。中の様子を紹介するとともに、初めて銃を撃った赤裸々な感想も述べてみます。

 

ロサンゼルスで実弾射撃体験

お酒と音楽とおねーさん、そして映画「ダイ・ハード」のマクレーン刑事をこよなく愛するナシオです。

ハワイやグアムなどちょっとリゾートチックな旅先のアクティビティの一つにもなっている本物の銃を使った実弾射撃体験ですが、銃とは無縁の日本人の私たちからしたらなかなか貴重な体験ではないでしょうか?

今回はアメリカ西海岸の大都市ロサンゼルスにあった屋内射撃場「THE LOS ANGELES GUN CLUB(ロサンゼルス・ガンクラブ)」での実弾射撃体験の様子をレポートしたいと思います。

 

THE LOS ANGELES GUN CLUB(ロサンゼルス・ガンクラブ)

ロサンゼルスのダウンタウンエリアにあるメトロの「Little Tokyo / Arts District Station(リトル・トーキョー/アーツ・ディストリクト駅)」から徒歩20分ほどの場所に「THE LOS ANGELES GUN CLUB(ロサンゼルス・ガンクラブ)」はありました。

IMGP7391

 

ダウンタウンのはずれの倉庫街のような場所に射撃場はありました。

 

店内に入ると大きく書かれた「THE LOS ANGELES GUN CLUB」の文字が目に飛び込んできました。

IMGP7475

なんだかヤバイ場所に足を踏み込んでしまったような気になったのも束の間、衝撃的な光景を目にする事になりました…。

 

おもちゃ屋ばりにカジュアルな店内

なにをどうして良いかも分からず店内を見回してみると…

IMGP7464

 

壁や…

IMGP7399

 

カウンターのショーケースに並んだ…

IMGP7481

本物の銃の数々!!

 

”鍵がかけられた保管庫から髭の親父がゆっくりと銃を出してくるに違いない…” という私の想像はどこへやら。

IMGP7485

 

おもちゃ屋さんのエアガンのように所狭しと銃が展示されていたのでした(笑)

 

的のデザインも様々

オーソドックスな的から…

IMGP7401

 

悪そうな男の的なんかもありました。

IMGP7402

 

レクチャーも超カジュアル

初めて来た事を店員さんに告げ、手続きから銃選びをサポートしてもらうことになりました。

パスポートを提出して必要書類への記入が終わると、まずは的を選ぶように言われました。

 

お次は銃選びですが、私が選んだのは映画「ダイ・ハード」ブルース・ウィリス演じるマクレーン刑事がぶっ放していたベレッタM92という拳銃!

IMGP7403

これはレクチャーしてくれた店員さんです(笑)

 

まずは銃の安全装置などの取り扱いを教えてもらい…

IMGP7405

 

次は狙いの定め方などを教わりました。

IMGP7406

 

時間にして3分くらいの簡単なレクチャー…。

ほんとにそれだけ?とちょっと初めての人間からしたら不安になるくらいあっさりしたレクチャーでした。

 

射撃エリアに着いて芽生えた感情

受付のある場部屋の隣がすぐ射撃エリアなのですが、そこへ入るには保護メガネと耳当てを着用しなくてはなりませんでした。

IMGP7421

 

単純に安全のためなのかと思ったらそうでも無い事が射撃エリアに入ると分かりました…。

IMGP7456

 

パンッ!!パンッ!!パン!!

 

…と場内に鳴り響く銃声がとてつもなく大きいのです!

耳だけでなく身体に響いてくるレベルの音の大きさなので、ちょっと恐怖すら感じてしまいました…。

 

特にライフルのような大きい銃の音が大きかった気がします。

IMGP7455

 

実際に銃を撃つ前からビビらされてしまう銃声の大きさ…。この時点ではまだ銃に対する恐怖心が強かった自分がいました…。

 

いよいよ実弾射撃!!

ビビりながらも与えられた射撃ブースに向かい、人生初の実弾射撃への準備を整えます。

IMGP7419

 

どことなくひきつった笑いの自分の顔を見ると、この時は相当緊張していたように思えます(笑)

 

実弾と拳銃たち。

IMGP7418

 

今回は友達と2人で行ったので、拳銃2丁と実弾60発を用意してみました。

 

おそるおそる銃の弾倉に弾を込めて、それを終えて銃に弾倉を装着して射撃体勢に入ります。

IMGP7426

 

発射の瞬間!

vlcsnap-error830

 

的に当てるというより、引き金を引くのが精一杯の人生初の実弾射撃でした(笑)

発射時の反動と音と立ち上る火薬の煙を感じてみると「あ、これは非常に危ない物なんだ」という事が身に染みて分かった気がします。

まさにこれは「武器」なのだ、と。

 

何発か撃った後の的には生々しい弾丸の痕が残っていました。

IMGP7457

 

この時の動画がこちら。

 

nastyさん(@nassio76)がシェアした投稿

 

 

取り扱い方が分かって来たのが恐怖心を取り払ってくれたのでしょうか?最後の方は連射して楽しむ余裕が出てきました。

 

実弾射撃の値段

IMGP7418

 

銃のレンタル代(2丁)、銃弾代(60発)、射撃ブースのレンタル代を友人と2人で割り勘して1人あたり50ドル弱の出費となりました。

バックパッカーからしたら高額なアクティビティにも思えますが、実際に触って撃ってみて分かった事が多く貴重な体験になったと思います。

 

扱い方さえ間違えなければ1つのスポーツとしてストレス解消にもなりそう…。

…な気もしましたが、こんな物騒な物がすぐそばにあるアメリカ社会の怖さも感じてしまった気がしますね…。

銃社会でない日本で良かったなぁとつくづく思いました。

 

以上、無鉄砲な旅の計画ばかりのナシオがお伝えしました!

 


2018rank
The following two tabs change content below.
ナシオ
1976年生まれのアラフォーバックパッカー。様々な職を経たのち深夜特急の世界に憧れ30歳から旅を始め、二度の長旅で20数か国を訪れた。40歳を目の前にし一時は落ち着く事も考えたが、現在は5年ぶりに海外に出て中南米旅のまっ最中。▶Blog ▶Facebook ▶Instagram  

脳内トラベルメディア - 世界新聞

世界新聞の最新情報をゲット 世界新聞の最新情報をゲット


2018rank

crownRANKING

24時間記事ランキング TOP10

月間記事ランキング TOP10

累計記事ランキング TOP20