アメリカのロサンゼルスに存在する実弾射撃場、ロサンゼルスガンクラブ。中の様子を紹介するとともに、初めて銃を撃った赤裸々な感想も述べてみます。
お酒と音楽とおねーさん、そして映画「ダイ・ハード」のマクレーン刑事をこよなく愛するナシオです。
ハワイやグアムなどちょっとリゾートチックな旅先のアクティビティの一つにもなっている本物の銃を使った実弾射撃体験ですが、銃とは無縁の日本人の私たちからしたらなかなか貴重な体験ではないでしょうか?
今回はアメリカ西海岸の大都市ロサンゼルスにあった屋内射撃場「THE LOS ANGELES GUN CLUB(ロサンゼルス・ガンクラブ)」での実弾射撃体験の様子をレポートしたいと思います。
ロサンゼルスのダウンタウンエリアにあるメトロの「Little Tokyo / Arts District Station(リトル・トーキョー/アーツ・ディストリクト駅)」から徒歩20分ほどの場所に「THE LOS ANGELES GUN CLUB(ロサンゼルス・ガンクラブ)」はありました。
ダウンタウンのはずれの倉庫街のような場所に射撃場はありました。
店内に入ると大きく書かれた「THE LOS ANGELES GUN CLUB」の文字が目に飛び込んできました。
なんだかヤバイ場所に足を踏み込んでしまったような気になったのも束の間、衝撃的な光景を目にする事になりました…。
なにをどうして良いかも分からず店内を見回してみると…
壁や…
カウンターのショーケースに並んだ…
本物の銃の数々!!
”鍵がかけられた保管庫から髭の親父がゆっくりと銃を出してくるに違いない…” という私の想像はどこへやら。
おもちゃ屋さんのエアガンのように所狭しと銃が展示されていたのでした(笑)
オーソドックスな的から…
悪そうな男の的なんかもありました。
初めて来た事を店員さんに告げ、手続きから銃選びをサポートしてもらうことになりました。
パスポートを提出して必要書類への記入が終わると、まずは的を選ぶように言われました。
お次は銃選びですが、私が選んだのは映画「ダイ・ハード」でブルース・ウィリス演じるマクレーン刑事がぶっ放していたベレッタM92という拳銃!
これはレクチャーしてくれた店員さんです(笑)
まずは銃の安全装置などの取り扱いを教えてもらい…
次は狙いの定め方などを教わりました。
時間にして3分くらいの簡単なレクチャー…。
ほんとにそれだけ?とちょっと初めての人間からしたら不安になるくらいあっさりしたレクチャーでした。
受付のある場部屋の隣がすぐ射撃エリアなのですが、そこへ入るには保護メガネと耳当てを着用しなくてはなりませんでした。
単純に安全のためなのかと思ったらそうでも無い事が射撃エリアに入ると分かりました…。
パンッ!!パンッ!!パン!!
…と場内に鳴り響く銃声がとてつもなく大きいのです!
耳だけでなく身体に響いてくるレベルの音の大きさなので、ちょっと恐怖すら感じてしまいました…。
特にライフルのような大きい銃の音が大きかった気がします。
実際に銃を撃つ前からビビらされてしまう銃声の大きさ…。この時点ではまだ銃に対する恐怖心が強かった自分がいました…。
ビビりながらも与えられた射撃ブースに向かい、人生初の実弾射撃への準備を整えます。
どことなくひきつった笑いの自分の顔を見ると、この時は相当緊張していたように思えます(笑)
実弾と拳銃たち。
今回は友達と2人で行ったので、拳銃2丁と実弾60発を用意してみました。
おそるおそる銃の弾倉に弾を込めて、それを終えて銃に弾倉を装着して射撃体勢に入ります。
発射の瞬間!
的に当てるというより、引き金を引くのが精一杯の人生初の実弾射撃でした(笑)
発射時の反動と音と立ち上る火薬の煙を感じてみると「あ、これは非常に危ない物なんだ」という事が身に染みて分かった気がします。
まさにこれは「武器」なのだ、と。
何発か撃った後の的には生々しい弾丸の痕が残っていました。
この時の動画がこちら。
取り扱い方が分かって来たのが恐怖心を取り払ってくれたのでしょうか?最後の方は連射して楽しむ余裕が出てきました。
銃のレンタル代(2丁)、銃弾代(60発)、射撃ブースのレンタル代を友人と2人で割り勘して1人あたり50ドル弱の出費となりました。
バックパッカーからしたら高額なアクティビティにも思えますが、実際に触って撃ってみて分かった事が多く貴重な体験になったと思います。
扱い方さえ間違えなければ1つのスポーツとしてストレス解消にもなりそう…。
…な気もしましたが、こんな物騒な物がすぐそばにあるアメリカ社会の怖さも感じてしまった気がしますね…。
銃社会でない日本で良かったなぁとつくづく思いました。
以上、無鉄砲な旅の計画ばかりのナシオがお伝えしました!
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