日本の国土の4.4倍のイランで、旅行中に世界遺産を巡るのは至難の業…。しかし、首都テヘランのミニチュアパークならそんな願いが叶うかもしれません…!
こんにちは!極貧バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。
世界各国の有名な建築物のミニチュアが展示され、一箇所で色々行った気分になれるお得なミニチュアパーク(日本では東武ワールドスクエアが有名)。今まで2回に渡り、世界のミニチュアパークを紹介してきましたが、今回はイランの首都テヘランで見つけたミニチュアパークをご紹介します。
第1弾:[世界之窓・深圳]香港から日帰りで世界一周できるテーマパーク
第2弾:バングラデシュの東武ワールドスクエア!「ヘリテージキングダム」でさくっと観光
ミニチュアパーク(Miniature park)は、実寸よりも小さく作った建造物を集めた公園。主として実在の著名な建造物を再現し、一箇所に集めることで歴史や文化を学習する場を提供することを目的としており、野外博物館の一種と言える。Wikipedia参照。
イランは西アジア・中東のイスラム共和制国家。世界有数の石油の産出地。首都テヘランの人口は12,223,598人。都市圏人口は13,413,348人に達する。Wikipedia「イラン」「テヘラン」参照
テヘランメトロ2号線のゴルバルグ駅から徒歩10分程で、この門にたどり着きます。
ミニチュアパーク(Miniature Garden Museum inheritance of iran)
チケット代は2万リアル(約86円)と激安でした。早速中に入ってみましょう。
内部にはイランの世界遺産が展示されていました。早速幾つかご紹介します
1 アルゲ・バム
ケルマーン州にある要塞都市の遺跡。1722年以降廃墟になり、2003年には自身で壊滅的な被害を受け、現在は修復中(Wikipediaより)
2 ペルセポリス
紀元前520年頃、ダレイオス1世が建設したアケメネス朝ペルシア帝国の都。ファールス州にある(Wikipediaより)
1598年、首都をエスファハーンへ移したサファヴィー朝のシャー・アッバース1世の都市計画の中核になった広場。その美しさからかつて「ここには世界の半分がある」とも言われた(Wikipediaより)
4 オルジェイトゥ廟(ソルターニーイェ)
イルハン朝第8代君主オルジェイトゥの命によって建設された都市遺跡である。都市の中核を担うオルジェイトゥ廟は1302年から1312年にかけて建設された。ソルターニーイェの建築は後のイスラーム建築に大きな影響を与え、その例にインドのタージ・マハルがある(Wikipediaより)
イラン北西部(いわゆる古代アルメニアの地域)にある聖タデウス修道院(西アーザルバーイジャーン州)、聖ステファノス修道院(東アーザルバーイジャーン州)、生神女マリア聖堂から構成されている(Wikipediaより)
その他にも、ササーン朝時代にローマ人捕虜に作らせたシューシュタルの歴史的水利施設をはじめ、イラン国内ほぼ全ての世界遺産ミニチュアや、
写真展示コーナーもありました(写真はペルシャ式庭園)。
2016年現在、イランの世界遺産は21件。僕もそのうち幾つかは訪れる事が出来ました(写真は本物のペルセポリス)が、ビザの有効期間(30日間・アライバルビザは15日間)の中で、日本の約4.4倍もあるイランの世界遺産全てを観て回るのは至難の業です。
「全部観たい……けど時間が無い…!」そんな方は是非、イランの玄関口テヘランでミニチュアパークに行ってガリバー体験してみてはいかがでしょうか?
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