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[ベルリンのモダニズム集合住宅群]世界遺産の「団地」6カ所全部見てきた

2016 5/04
ストーリー ヨーロッパ ドイツ 世界遺産 建築・建物
2015/01/302016/05/04
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DSC_0082
指定されている6ヶ所全部見てきました。

 

目次

世界遺産に見えたり、見えなかったり

こんにちは!がぅちゃんがベルリンからレポートします。

世界遺産と言えば、誰もが知っている観光地というイメージですが、ベルリンには世界遺産に指定されている住宅エリアが6ヶ所あり、そのどれにも人が住んでいます。ユニークな建物から一見普通の建物まで様々な種類があり、世界遺産に見えたり見えなかったりしたのですが、今回はそんな住める世界遺産について報告します。

 

ベルリンのモダニズム集合住宅群

「ベルリンのモダニズム集合住宅群」はモダニズム建築の世界遺産で、ベルリンにある6つの集合住宅が世界遺産登録の対象になっています。そのほとんどが、1920年代後半から1930年代初頭、ドイツがまだヴァイマル共和国だったころに建設されました。

これらの建設には社会権を世界で初めて制定したヴァイマル憲法に見られるような、当時の低所得者層に関する生活環境改善が背景にありました。建築物自体の評価はもとより、後に世界の集合住宅の様式にも影響を及ぼした点なども評価されています。(Wkipedia参照)

 

1、グロースジードルング・ブリッツ (独: Großiedlung Britz)

その独特の形態から「馬蹄住宅」と呼ばれています。Hufeisensiedlung.jpg
"Hufeisensiedlung". Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.

 

馬蹄の角(外側)はこんな感じ。DSC_0100

 

裏から中に入ってみました。
DSC_0076 のコピー

 

馬蹄に囲まれた庭は手入れが整っており、清潔感がありました。DSC_0082

 

世界遺産にしては物足りないけれど、住宅としては申し分ない庭という印象でした。DSC_0079 のコピー

 

世界遺産だからか、この庭では自由には遊べなさそうです。DSC_0081

 

しかし、実際に生活する住人からするとあまり感心がないのかもしれませんね。DSC_0090 のコピー

 

馬蹄の外の部分も世界遺産です。建物の雰囲気は全く違いました。
DSC_0101

 

2、ファルケンベルク庭園街 (独: Gartenstadt Falkenberg)

カラフルな住宅が多いことから、 別名「絵の具箱の住宅」(独: Tuschkastensiedlung)とも呼ばれています。

 

絵の具箱と呼ばれているだけあって、独特な色使いです。DSC_0220

 

真っ青な住宅が目立っていました。DSC_0204 のコピー

 

白を活かした巧みな色彩の住宅もありました。DSC_0192

 

独特なデザインからは時代を選ばない斬新さを感じました。ちなみにこれらが建設されたのは約100年前!
DSC_0180 のコピー

 

しかしこうして見ると、ここが一般家庭だという事にあらためて気づかされます。DSC_0253 のコピー のコピー

 

3、ジードルング・シラーパーク(独: Siedlung Schillerpark)

質素なアパートによる住宅群ですが、ここがベルリンでの最初の首都圏住宅プロジェクトだったようです。

 

でも見た目はぶっちゃけただのアパートです。DSC_0132

 


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建設当時は空港が無かったこのエリアも、今ではたびたび飛行機が上空を通過しています。DSC_0093

 

庭が非常に整っていました。落書きなども無く、とても清潔なアパートといった印象でした。DSC_0102

 

扉だけはややカラフルでした。DSC_0118

 

4、カール・レギエン住宅街 (独: Wohnstadt Carl Legien)

ザ・団地です。

 

世界遺産と知ってて見ると、壁に飾られた団地名が誇らしげに見えなくもないです。tDSC_0143

 

カフェが組み込まれている団地というのは珍しいのではないでしょうか。DSC_0138

 

 

行き交う人々や駐車された車が世界遺産には馴染みの無い生活感を醸し出します。
DSC_0131

 

5、ヴァイセシュタット (独 Weiße Stadt)

直訳すると、白い街。

 

まるで校舎のような建物が道路を横断しています。DSC_k0426

 

反対側はこんな感じ。
DSC_0499

 

建物の下にはコンビニがありました。DSC_0413

 

団地ゾーン。
DSC_0488

 

建物の形を意識したかのような独特な庭でした。DSC_0486

 

十分気持ちのよい歩道なのですが、清掃車が巡回していました。(画面左下)DSC_0428

 

6、ジーメンス・ジードルング(独 Großsiedlung Siemensstadt)

エリア自体が広く、建物の形のバリエーションに幅がありました。

 

世界遺産にパン屋。長ーい建物でした。
DSC_0309

 

もう見えませんが、パン屋からずっと続いています。DSC_0363

 

少し回り込んでみると、パン屋からは想像できないデザインでした。DSC_0365

 

パン屋があった長い建物の反対側には、この建物が10棟ほど並んでいました。DSC_0325

 

シャープな建物もありました。DSC_0323

 

ムカデの様な建物。
DSC_0296

 

また別の丸いタイプの建物。ストライプのカーテンが曲線の壁によく映えます。DSC_0279

 

カーテンを閉めても見えそうなのがやや不安です。DSC_0273

 

世界遺産≠観光地

これらの住宅群は間違いなく世界遺産なのですが、同時に普通の家でもあり、そこには確かに漂う生活感がありました。そしてそれは僕の知っていた世界遺産=観光地という認識を覆してくれました。

しかし、他の一般住宅と違和感の無い建物や、今でも目立っているビジュアルからは、現代でも通用するオリジナリティや実用性を感じ、それらが世界遺産たる所以なのかなと思ったりもします。

調べてみると身の回りにも意外な世界遺産があるかもしれませんね。

 

文・写真:がぅちゃん

 


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イスラエル・テルアビブ在住のネイティブ京都人。京都市立芸術大学卒業後、米国人の同性パートナーとベルリンに移住し、ライターとして活動を開始。世界新聞2代目編集長。日本、イギリス、カナダ、ドイツでの生活経験がある。▶︎ブログ ▶︎youtube ▶︎twitter
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