ソンクランといえば、狂ったように水をかけあうタイのお祭りですが、2014年は7月13日〜ソンクランが開催中です。今年もソンクランはアツかった!
皆さん初めまして。ネパールやタイを拠点に活動中の早田遼亮(そうだりょうすけ)と申します。
最近では、デモなど物騒なニュースが多いタイですが、今年のソンクランも盛り上がっています。今回はカオサン通りやシーロム界隈という特に賑やかに水かけが行わる場所に行ってきました。
ソンクランとは?
“タイにおける旧正月のことであり、祝日になっている。もともともとは、仏像や仏塔に水をかけてお清めをしたり、家族の年長者の手に水をかけお清めをし、相手に敬意を示す。
近年では、特に若年層を中心に、単なる水掛け祭りに変質している。北部のチェンマイにおける水掛けがもっとも派手なものとして知られる。”
wikipediaより引用
参考記事
5分で理解するタイの水かけ祭りソンクランの歴史と基本
前日からフライング!?
ソンクラン前日(12日)のカオサン通り。準備万端、警察もセグウェイで万が一の事態に備えます。
水かけの道具といえば、定番は水鉄砲。180円ほどの小さなものから、1000円を超えるものまで様々です。キャラクターの顔は、その部分が水のタンクになっていて背負えるタイプのものです。
写真の男性のように、すれ違った人の顔に塗っていきます。「幸運が訪れますように」というおまじないなので、塗られても怒っちゃいけませんよ!
なんとカオサン通りでは、待ちきれない外国人観光客が水かけを開始!
水かけに場所なんて関係ありません!カフェから応戦しています。
ただ水をかけていても面白くないので、いたずら心のある人たちは氷水を水鉄砲に補給します。これを当てられると、とても冷たくブルっとしてしまいます……。この氷水を使いこなすことがソンクランを楽しむコツです。
氷水だけではなく、露天での飲み物を冷やすため、ソンクラン中の氷屋さんは大忙し!
カオサン通りでは企業のプロモーションとしてジュースを配っていました。お姉さんたちもゴーグルをしてがんばっていました!
ソンクランは水かけばかりではありません。タイの旧正月を祝うため、山車もでます。
バスに向けて!ホースで!かけまくり!
ソンクラン初日、カオサンは昼を回った時点で身動きできないほど!
13日昼頃のシーロム界隈の様子。道路が封鎖され、人が出てきました。
家族や仲間などで車でやってきて、道路脇の人たちと水かけをする光景がよく見られます。
3日間に渡り行われたソンクラン。まさにタイのパワーが弾ける時です。日本では羽目がはずせない人も童心に戻り、はしゃぎ回れること請け合いです。日本ではなかなか経験できない祭りなので、皆様も来年はぜひ!
ただし、仏像に水をかけるのが元々のソンクランなのでお忘れなく(笑)。
※この3日間は、水をかけられても文句は言えません
※お坊さんには水をかけてはいけません
文・写真:早田遼亮
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