昨日に引き続き、ウユニで街おこし!手作り塩を売りさばけ!【準備編】の実践編をお送りします。はたして塩は何個売れたのでしょうか!?
出店の場所は、ウユニのバスターミナルの一角。いつもは、地元の人や外国人旅行者で賑わっているのですが、この日に限って人が少ない……。
ぶどう売りのおじさんの隣に陣取ります。おじさん、見てますね。そりゃ見ますよね。
右の紙にはスペイン語で「この塩は僕らが作りました」と書いてあります。1つ1ボリビアーノ(約15円)。ちなみに、左は「めっちゃキスして!」。悪ノリ以外の何者でもありません。
物珍しさからか意外と足を止めてくれます。しかし、
じーっと見てはくれても、
購入には至りません。イケメン田中が営業スマイルをしてもダメ。
「やっぱダメなのか……」停滞ムードが漂い始めたその時、
おばちゃん、買ってくれるって!しかも2つ!
動揺するデスク!お釣り!お釣りっ!
明らかに風向きが変わりました。このおばちゃん、5つ前の写真でじっーと見てた人です。わざわざ戻ってきて買ってくれました。
お次は団体さん。塩を味見してもらうと……
3個ご購入!チリからの旅行者だそうです。しかし、気がついたら……
田中とばっか写真撮ってるし!イケメン東洋人と写真を撮ることが目的だったようです……。
暇になったので、おじさんと話してみることに(言葉は全く分かりせんが)。
稼いだお金(6ボリビアーノ)でおじさんからぶどうを買いました。すると、
おじさんは帰っていきました。
入れ替わりで地図売りの少年が来たので、おじさんから買ったぶどうをあげました。
その後、いくつか場所を変えて売りましたが、一向に売れず……。買おうとしてくれた子どもにはあげました。
以前、記事にした実演販売の会場でも売りましたが、ここでも売れず。
結果発表 (17個中)
売れた数:6個
あげた数:3個
売り上げ:約80円(6ボリビアーノ)……というかぶどう買ってあげちゃったから、0円なんだけどね。
原価:1800円(日本からもっていった固形燃料+現地調達した小鍋)
荒稼ぎして、ボリビアに別荘を建てようと思っていた僕らにとってこれは厳しい現実です。という訳で、売れ残った8個の在庫をかかえて、僕らは旅に出ました。
次回はシリーズ完結編「ウユニ塩湖の対岸の街に塩を売りに行く」をお届けします。
文・写真:デスク
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