旅人の沈没スポットとしても有名なエジプト・ダハブ。何でこんなに人気なのか。ダイビングで沈没船の中まで探しに行くことにしました。
こんにちは、くろです。
旅人の沈没スポットとして名高いエジプト・ダハブ。
物価が安くて、のんびりした雰囲気、その上全体的にコンパクトな町並みは居心地が抜群で、長い人は1ヶ月くらいここに滞在してしまうのも納得な町です。
そんなダハブに滞在される際にはぜひ行って欲しいのが沈没船のダイビング。
RPGの世界へ入ったような感じで冒険心が半端なくくすぐられて、とにかくおすすめです。
関連記事 >> [エジプト・ダハブ]3万円でスキューバダイビング・ライセンスを取ってみた
沈没船があるのはダハブの南にある街、シャルムエルシェイクから沖合へボートで2時間くらい行った場所。
そのため個人で行くのは現実的ではないので、ツアーに参加するのがベストです。
料金は申し込むダイビングショップによって若干異なりますが、僕は160ドル(人が多い時は150ドル)で予約をしました。
※今回僕がツアーを申し込んだのは、有名な日本人宿に併設されているディープブルーダイビングショップです。
沈没船は最大水深30メートルまで潜るため、アドバンスウォーターダイビング(24本以上のダイビング経験があり、かついくつかの専門知識講義を受けたダイバー)のライセンスが必要です。
…ただし、
ダハブはダイビングライセンスが世界で一番安く取れると言われているので、持っていない際は沈没ついでに取得しちゃいましょう(笑)
予約に関しては前日でも申し込めましたが、早めに申し込むに越したことはなさそうです。
ツアー当日は滞在のホテルまで迎えに来てくれますが、シャルムエルシェイクまで行くため、迎えの時間はなんと朝の4時!前日は早めに寝ましょう..…。
※ダハブの他のホテルを回ってから車が来ることもあるので、実際には4時を少しすぎることもあります。
シャルムエルシェイクの港までは1時間半ほどで到着し船に乗り込みます。
乗船後しばらくしたら朝食が食べられます。
※酸素ボンベ以外の機材は持参となりますが、僕が予約したディープブルーダイビングショップでは、必要機材は予約時に貸してくれます。
船がダイビングスポットへ近づいたら、この日のガイドさんとブリーフィング(簡単な作戦会議)を行います。
沈んでいる沈没船は、第二次世界大戦中にドイツ軍に沈められたイギリス籍の船で、全長約130メートル、幅約20メートルと、世界各地の沈没船の中でもトップクラスの大きさを誇ります。
1本目は船を外側を一周します。
少し潜っただけなのですが……早速見えてきました!
船の周りにはお魚さんがたくさんいます。
以下、砲台や戦車の残骸などを見て回って40分弱くらいです。
これだけもRPGの世界へ入った感がありますが、2本目はもっとすごかった!
1時間ほどボートの上で休憩し、2本目は船内に突入します。
一体何が待ち受けているのか…
冒険心がくすぐられまくります。
船の中にもお魚さんがたくさん。
なぜかバイクの残骸もありました(どうやってここまで来た!笑)
浴槽のようなものも…
2本目も潜っている時間は40分弱くらい。冒険してる感がとにかくすごいので、あっという間に時間が過ぎます。
沈没船のダイビングは2本潜って終了、このあと昼食を挟み、3本目に別のポイントでサンゴ礁のスポットを潜ってツアーも終了です。
ダハブの宿へ戻って来たのは17時半ごろでした。
沈没船ダイビングをご紹介しましたがその素晴らしさは百聞は一見に如かずです。
ダハブへ行ったなら、旅の途中で沈没がてらぜひ行って見てください。
またダハブも含めて紅海はダイバー憧れの場所なので、旅が終わったらダイビングが好きな人に自慢できるかもしれませんよ。
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