こんにちわ、くろです。ヨーロッパで最も危険と言われる「ジブラルタル空港」が気になって仕方なかったので、実際に行ってきました。
ヨーロッパで最も危険な空港、ジブラルタル国際空港
ジブラルタル国際空港(ジブラルタルこくさいくうこう、Gibraltar International Airport)、もしくはノース・フロント空港(North Front Airport)は、ジブラルタルにある空港である。
当空港はクラスAの空港にもかかわらず、パイロットが選ぶ危険な空港でヨーロッパの1位に選ばれている。またヒストリーチャンネルにおいて、「世界で最も危険な空港」第5位に選ばれている。
また、ジブラルタルとスペインを結ぶウィンストン・チャーチル・アベニューが滑走路を横断している。
航空機の離着陸時はこの道路に遮断機が下り航空機が安全な位置まで地上走行するまで、車両や歩行者の通行が禁止される。
Wikipedia「ジブラルタル国際空港」より。
(補足)ジブラルタルって一体どこ?
イベリア半島の南東端に突き出した小半島を占める、イギリスの海外領土。
現在もイギリス軍が駐屯する。その領有権を巡り今もイギリス・スペイン間に争いがある。
ジブラルタル国際空港はスペインとの国境付近にあり、滑走路は国境に沿うようにジブラルタルのある半島を完全に横切って、一部は海に突き出して作られている。
Wikipedia「ジブラルタル」より。
いざジブラルタル空港へ!
ジブラルタル空港
しっかりとしたターミナルを構え、ジェット機も発着する立派な空港です。
世界的にも珍しいジブラルタル空港の特殊事情
この空港は世界的にも非常に珍しい空港で、なんと滑走路と一般道が平面交差しているんです!
航空機が離発着する時は、踏切のような感じで一般道を一時的に封鎖し、滑走路に変なものが落ちてないか、専用の車でチェックします。
そして滑走路を航空機が通過。
航空機の離着陸が行われない時は、踏切のバーが上がり、人も車も普通に通れます。
ジブラルタル空港の滑走路のど真ん中で写真を撮るという珍しい経験ができました。
空港の滑走路に一般人が入ってこれるなんて、危ないっちゃ危ないような気もします…。
ちなみに、飛行機が離着陸する際は道路チェックがあるため、車の渋滞が起きます。
そのおかげで、すぐに少し離れたところにいても雰囲気でわかります。
ジブラルタル空港でこんな経験ができるのもあとわずか?
スペインの小さな半島の先っちょのイギリス領土にこの空港ができた経緯をざっくり紹介するとこんな感じです。
・ジブラルタルのあるジブラルタル半島は、非常に狭い半島で、それ故に空港を造る土地がない。
・けどイギリス本土との行き来をしやすくする為に空港を作りたい。
・じゃあ半島をぶった切るように造ろう。
ということでこんな世にも珍しい、滑走路と一般道が平面交差する空港が完成しました。
しかし現在地元では踏切をなくして地下道を整備をするという話が地元ではあるようなので、滑走路のど真ん中に立てる経験ができるのも今のうちかもしれません。
気になった方はぜひ早めに行ってみてください!
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