中央アジアの北朝鮮「トルクメニスタン」に旅行するとわかること

2017.08.31 07:00 
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Turkmenistan Ashgabat
中央アジアの北朝鮮とも揶揄されるトルクメニスタン。首都のアシガバートにて街を散策し、宿泊してみました。

 

こんにちは。なんとかなる。の2号です。

中央アジアの独裁国家トルクメニスタン。旅行者がほとんど行かない、謎に包まれた国の首都はとても不思議で不気味な印象の街でした。

 

トルクメニスタンとは

トルクメニスタンは中央アジアの西側にあり、日本人にはほとんど知られていない国です。

 

独裁国家であることから「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれています。

初代大統領ニヤゾフの独裁ぶりは凄まじかったようで、「バレエとか面白くないから禁止な!」とか「田舎の人に図書館とか要らないだろ!?」「メロン最高!そうだメロンの祝日作っちゃおう」などなど…。

 

トルクメニスタンの独立・近代化を行ったが、極端な個人崇拝に基づいた独裁的な政治によって世界で最も権威主義的で抑圧する独裁者として国外で非難された。

引用:wikipediaより

 

現在は2代目に変わり、こういうのも少しずつ無くなってきているようです。

 

旅行には全く向かない国、トルクメニスタン

そんなんだから旅行にもなかなか行きづらい国です。観光ビザが取りにくかったり、滞在中はガイドが付きっ切りだったり、宿泊するホテルは完全に指定されたり…。

観光資源も少ないので、あまり行く意味もなさそうです。私はトランジット(通過)ビザで4日間トルクメニスタンに滞在しました。

 

首都アシガバートへのアクセス:アシガバートへはウズベキスタンもしくはイランから入国し、乗り合いタクシーで行くことができます。

 

トルクメニスタンの首都アシガバートを散策

トルクメニスタンの南にあるアシガバートという街が首都になっていて、この街以外はほとんど発展していません。
アシガバートには白くて同じような建物がほぼ等間隔で並んで、めちゃめちゃ整頓されています!

IMG_8577

 

道路もボコボコがなくて、超綺麗!

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イスラム圏の国なんですが、全くそんな雰囲気はありません。かと言って、ヨーロッパかと言われるとそれともちょっと違う雰囲気。

 

(やっぱりあった)これぞ独裁国家の象徴

独裁国家と言えば銅像ですね。やっぱりありました!初代大統領ニヤゾフの銅像。金ピカでデカい、そして傍には軍人(警備員)が常にいます。

IMG_8581

 

ちなみにアシガバートにはニヤゾフの銅像が腐るほどあります。

首都ではほぼ50メートルごとに、ニヤゾフの肖像や銅像が設置されている。

引用:wikipediaより

 

初代大統領が書いた本「ルーフナーマ」の像。世界で100万部を超えるベストセラー本! 像にするとは新しい発想です。

IMG_8589

 


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不思議な形状をしたアシガバートの建物

何かガンダムみたいな建物がありました。

IMG_8596

 

中はやはり金ピカです!お店はあまり入っていませんでしたが、至って普通のスーパーとかがありました。

IMG_8602

 

何やら不思議な形をした建物がドーンとそびえ立っています。

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デザイナーもびっくりの形状をしたこれらの建物は、何が目的か分かりません。

IMG_8612

 

アシガバートはトルクメニスタンの首都なのに、人がいない…

ここで私は少し気付きました。これだけ建物が建っていて綺麗な街なのに、歩いている人がほとんどいません! みんな車かバスで移動しているようです。

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車はたくさん通っているのですが、人の姿をあまり見かけないので、ちょっと不気味な感じでした。

 

夜は豪華にライトアップ!

夜になると色んな建物がライトアップされます、無駄に。

IMG_8657

 

写真を撮る人なんかも全くいないです。

IMG_8656

 

ズラッと同じような建物が並んだ高級ホテル街もありますが、ほとんど利用されていないようです。

IMG_8653

 

電灯は煌々と灯っているのに車も人もほとんど通りません。

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大統領府の近くには白線が光る道路がありましたが、見張りの人に「ノー,フォト!」と制止されました。怖かった…笑

 

アシガバート​のホテルで、あることに気づく

最後に旅行者が基本的に泊まらせられるホテルを公開します。

IMG_8664

 

グレードは一番下ですが…他の建物との差が激しい!

IMG_8665

 

旅行者をあまり歓迎していないことが丸分かりですね…。

 

トルクメニスタンのアシガバートは唯一無二

世界の街を見てきましたがトルクメニスタンのアシガバートは、アジアでも中東でも欧米でもない唯一無二の景色が広がっていました…。

これから先に度と行くことはないでしょうが、貴重な体験でした。

それでもし興味がある方は旅行してみてください、歓迎されていないことがわかると思います…。

 


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2号
2011年。約3か月の超速世界一周後、普通に企業へ就職したけれど、前回見てない世界を見るために、2016年夫婦で世界一周中。他力本願「なんとかなる」と決めつけて、もちろんルートもその時次第。1号2号の2号(陰で操る側)のほう。▶旅行日常ブログ ▶旅行情報ブログ ▶FB ▶instagram

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