無形文化遺産を持つガリフナ族の名物料理「タパード」を食べてきた(グアテマラ)

2017.02.03 07:00 
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ガリフナの人達が住む、ボートでしか辿り着けないグアテマラの街、リビングストン。そんなガリフナの名物料理、タパードを食べてきました!

 

お酒と音楽、そしえおねーさんを愛するナシオです。

今回はグアテマラのカリブ海に面した街、リビングストンで食べた絶品シーフード「タパード」を紹介したいと思います。

 

グアテマラでも稀有な存在「ガリフナ」

中央アメリカのカリブ海沿岸に点在する黒人社会「ガリフナ」をご存知でしょうか?

カリブの先住民と黒人奴隷の混血が進んで形成された彼らの言語などの文化は世界無形文化遺産として登録された事からも、稀有な存在だと言えるでしょう。

マヤ文明の地グアテマラでは異色とも思えるガリフナが住むリビングストンで、ガリフナの伝統的な料理「タパード」を食べてきました。

 

ボートでしか辿り着けない陸の孤島、リビングストン

リビングストンの街へはどのルートでもボートを乗らなくては辿り着けないことから、「陸の孤島」と呼ばれてしまうほど交通の便が悪いです。

比較的リビングストンから近い街リオ・ドゥルセからだと、ボートで1時間半から2時間弱かけて行く事になります。(ボート代金:片道125ケツァール)

 

 

道中、この辺りに住む人の生活の一部を見る事が出来たりもする中々面白いルートです。
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そうしてたどり着いたリビングストンの街は椰子の木も多くて常夏な感じを受けます。移動は車で無くて手漕ぎのカヌーっていうのがいい感じです。
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ガリフナ達が住むリビングストン

ここリビングストンはマヤ文明の地グアテマラでは異色に感じてしまう、黒人社会を形成する「ガリフナ」の人々が住んでいます。
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カリブの先住民と黒人奴隷の混血が進んで形成されたガリフナと呼ばれる彼らの社会は独自の文化を築き上げ、その言語や踊り音楽などは2008年に世界無形文化遺産として登録されています。

 

セントビンセント島に居たカリブ族と、17~18世紀に奴隷としてアフリカから連れて来られた黒人との混血の子孫。中米の英領ホンジュラスことベリーズやグアテマラ、ホンジュラスなどの島嶼や沿岸部に住む。

2001年にユネスコは、ニカラグア、ホンジュラス、ベリーズ、グアテマラ地域におけるガリフナの言語、舞踏、音楽に対して、人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言を行い、2008年に無形文化遺産として登録された

参照:Wikipedia​「カリブ族」「ガリフナ

 

街中には彼らの文化が色濃く出た壁画が多数見かけられました。
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なんだかグアテマラでは無い別の国に来たような気分になります。
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行った事無いけどジャマイカにでも来た気分になります(笑)

 

ガリフナの名物料理「タパード」を食べに行こう

街の至る所で提供されていた名物料理のタパード、せっかくなのでガリフナ感の高い店名を持つ「Las tres garifunas(三人のガリフナ)」というお店で食べる事にしました(笑)
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何だか色使いもアフリカンな感じがする店内。
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テーブルの上のナプキン立てもアフリカンな感じ!
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店名通りのガリフナ感の高さにタパードにも期待が高まります…

 

シーフードてんこ盛り!絶品タパード!

待つ事20分から30分、念願のタパードがやってきました!このタパード、80ケツァール(約1200円)とグアテマラの物価からすると高級品ですが、この見た目で納得です。
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何が入っているか確認するため、ちょっとスプーンでてんこ盛りの具を持ち上げてみました…IMGP8882

 

ど派手に乗っかっている蟹の下には揚げられた魚が丸ごと一匹!さらにはエビと甘くないバナナがゴロゴロ出てきました!何とも贅沢な見た目のスープです。

その味わいはと言うと、ココナッツベースのスープにシーフードの出汁が絶妙に合わさっていて一口飲んだ時点で気に入ってしまう美味しさでした。

 

そんなスープの虜になった私は、大して身の無い蟹をばらしてチューチュー吸ってみたり…
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意外にもホクホクして美味しいバナナに感動しているうちに…
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部活帰りの中高生ぐらいの勢いであっという間に完食してしまいました!
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残ったのはしゃぶりつくされた蟹の殻と丸ごと一匹入っていた魚の骨だけでした(笑)

 

ガリフナのタパードを食べた個人的感想

タパードを食べ進めながら思ったのが「このスープにラーメンの麺とかご飯を入れたい!」という、日本の鍋に期待するような発想でした。やっぱりシーフードの出汁って言うものに日本人は敏感に反応してしまうものなのでしょうか。

一説によると、さほど食べ物が豊富で無い時に、ガリフナ達が身近にあったものを全部鍋に放り込んで作られたのが「タパード」だとも言われています。

そんな簡単な始まりだったのにも関わらず、ここまで人を惹きつける一品に仕上がっていると言うのはある意味すごい事かもしれません。

以上、40歳を超えても食べ盛りのナシオがお伝えしました!

 

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ナシオ
1976年生まれのアラフォーバックパッカー。様々な職を経たのち深夜特急の世界に憧れ30歳から旅を始め、二度の長旅で20数か国を訪れた。40歳を目の前にし一時は落ち着く事も考えたが、現在は5年ぶりに海外に出て中南米旅のまっ最中。▶Blog ▶Facebook ▶Instagram  

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