ある日、森の中、クマさんに出会った

2013.08.15 09:30 
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カナダ移民になるためにアメリカとの国境までドライブ、広大すぎる自然の中に待ち受けていたのは……あるぅ〜日、森の中、クマさんに出会〜った♪

どうもみなさんごきげんよう。無事カナダ移民になり、ビザがなくても好きな所で働けるようになったつねです。

今回移民になるための最終プロセスとしてアメリカとの国境に行ってきたらとんでもない奴に出会ったので、レポートします。カナダ移民については世界新聞を乗っ取るくらい膨大な情報、体験があるのでまたの機会にさせてもらいます。

というわけで、カナダ移民になるべく去る5月19日、僕が住むコクレン(カルガリーのベッドタウン)を出発。ハイウェイを使ってもいいのですが、今回はローカルな道で行ってみます。全行程はおおよそ以下のような感じになります。

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初日は途中、ロングビューという街(ジャーキーで有名ですが、World Famousは言い過ぎかと……)で休憩を入れたりしながらピンチャー・クリークという街で1泊。今回も1歳の息子と一緒です。
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2日目。天気がよいのでテンションが上がります。周りは相当な規模の農場や牧場みたいです。よく視力検査のときにのぞいて見えるあの景色を思い出させます。
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そもそもなぜカナダ移民になるためにアメリカとの国境に行く必要があるのか?移民への最終ステップとして現在のステータス(ビジター、ワークビザ保持者、学生など)から移民というステータスに変更する必要があります。そのためには、僕の場合、国境に行くのが手っ取り早かったのです。一度カナダ国外に出て再入国、そのときにステータスが変わるという仕組みです。最寄りの移民局に出向いてもいいのですが、今回移民局に予約を取ろうとしたところ早くても2ヶ月後と言われまして……。移民局の職員にも「国境に行った方が早い」と言われこうして国境へ向かっているのです。

アメリカが近付くにつれ、なぜか雲行きが怪しくなってきました。
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移民や入国審査に関することは個人の状況、係員によって大きく異なる(早く言ってしまえば運次第?!)ので省略しますが、今回多少ゴタゴタがありながらも何とか無事カナダ移民になることができました。そしてうちのネコ、初国境超え、初アメリカ入りです。
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実はこの辺り、グレイシャー国立公園(カナダ側はウォータートン・レイク国立公園)となっていて、アメリカに入ったので国立公園の入場料を支払うものだと思っていたのですが特に何も言われませんでした。
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アメリカに入って5分か10分くらい走った頃でしょうか。道端に熊のような物体が見える気がします。まぁ国立公園走っているとよくあるんですよ、そういう勘違い。だいたいがヤブだったり、岩だったり、倒木の根っこだったりとがっかりするんですが。
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今回は本物だったーーーーーっ!!!!!!!うぉーーーーーっっっ、熊ですよ、熊。奥さん、熊ですよ。頭の中は、♪あーるぅひっ、もりのぉなーかっ、くまさーんにっ、であーったっ♪
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熊さん、全くもってこちらに無関心。一心不乱に草をむしゃむしゃしてました。
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その様子をガン見するうちのネコ。
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森の熊さんに別れを告げ、車はさらに南下。
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この標識を見ると「アメリカ来た!」って気分になります。
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一旦国立公園ゾーンを脱出しセント・マリーという街へ。再び国立公園に入る前に、トイレ休憩、そして土産屋でも冷やかしていこうかと思ったのですが…… 開いてない何やら工事をしていたり、改修作業のようなことをしている人はいるももの、どこも閉まっていました。実はこのとき、まだシーズン前でほとんどの施設は閉まっており、公園内の道路も途中までしか行けないということでした。
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行けるところまで行ってみましょう。
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グレイシャー国立公園は面積4101 km2であり、そのほとんどを森林、山と湖でしめる。園内には名前のある湖が130以上あり、1000種類以上の植物と数百種に及ぶ動物が生息している。人によって乱されていないままのこの巨大な生態系は、「大陸生態系の頂点」と称されている。wikipediaより引用

再び山の中へ入っていきます。
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ミラーレイク
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要塞のような岩
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オフシーズンなんでこんなこともできました。
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ここは素晴らしい。というわけで、息子のご飯タイムはここで取りました。
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雄大な自然を堪能し、後は眠いのを我慢して帰るだけです。
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皆さんも機会があれば車で国境越え、やってみてください。その時は森のくまさんによろしく。

文・写真:つね


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デスク
世界新聞の通称「デスク」。株式会社世界新聞代表取締役。これまでに35カ国以上を訪れる。 2011年〜1年間の世界一周旅行へ。ブログ村世界一周ランキング1位。2013年、世界新聞を立ち上げる。 著書に「世界一周できませんと思っていたらできちゃった」(幻冬舎) 海外旅行に関する講演もちらほら。

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